

「保温を消す」のは、逆に危険!? 真夏の炊飯器の注意点【管理栄養士が解説】
2025.08.21 20:50
提供:All About
【管理栄養士が解説】真夏は細菌が繁殖しやすい季節。ご飯を室温に置くのは危険です。炊飯器の保温機能の正しい使い方と、安全かつおいしくご飯を食べるためのポイントを解説します。
Q. 真夏の炊飯器、「保温を消すと逆に危険」って本当ですか?
Q. 「蒸し暑い季節は食中毒が心配なので、ご飯を炊いた後はご飯が温めっぱなしにならないよう、炊飯器の保温をすぐに切るようにしています。最近、『逆に食中毒リスクが上がる』と聞いたのですが、本当でしょうか? 安全な保存方法が知りたいです」
A. 真夏の室温放置は逆に危険です! 保温機能を上手に使いましょう
真夏に炊いたご飯を「室温」の状態で置いておくのは非常に危険です。細菌は温かいほど繁殖するのではありません。30~38℃の室温で最も繁殖しやすいのです。
炊飯器の保温機能では、ご飯の温度を60~70℃に保つことができ、室温よりも雑菌の増殖を抑えることができます。室内に置くよりも、炊飯器で保温しておいた方が安全性は高いのです。
しかし、高温であっても長時間の保温はおすすめできません。時間が経つとご飯の水分が失われ、パサつきや変色、匂いの原因となる「メイラード反応」が起こることがあるためです。
多くの炊飯器メーカーも、「保温は5~6時間程度まで」を目安として推奨しています。夕食の残りを翌朝食べる場合など、長時間の保温が予想される場合は、保温を続けるのではなく、冷凍保存に切り替える方が安心です。
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士。小田原短期大学 食物栄養学科 准教授。女子栄養大学大学院(博士課程)修了。前職の病院での栄養科責任者、栄養相談業務の経験を活かし、現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養の基礎を発信している。
執筆者:平井 千里(管理栄養士)
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