

お弁当で食中毒に!? 避けるべき意外なおかず・調理法【管理栄養士が解説】
【管理栄養士が解説】夏は雑菌が増えやすく、お弁当の食中毒リスクも高くなります。避けるべきおかずや調理法について、分かりやすく解説します。
Q. お弁当の食中毒リスクが心配です。何に気をつければいいでしょうか?
Q. 「この春から、毎日子どもにお弁当を作っています。暑くなってきたので、食中毒が心配です。入れてはいけないおかずや、お弁当には向かない調理法があるというのは本当でしょうか? 食中毒は子どもの命に関わることもあると聞いて、ちゃんと作れるか不安です」
A. 食中毒リスクの高いおかずや調理法があります。ポイントを押さえましょう
お弁当は、栄養バランスや好きなおかずなどを考えて、工夫できるのが魅力です。しかし、お弁当によく使われるおかずの中にも、食中毒の原因になりやすい危険なものがあります。心配し過ぎる必要はありませんが、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
注意すべきおかずは、
・水分の多い野菜や煮物
・加熱が不十分な料理
・冷まさずに詰めたおかず
です。これらを入れると、お弁当箱の中で雑菌が繁殖しやすくなります。特に気温の高い季節は注意が必要です。
まず、生野菜は彩りとしても使いがちですが、水気をしっかり切ることがポイント。煮物も汁気をなるべく切り、汁気が他のおかずに触れないように分けて入れるようにしましょう。手軽な卵料理や加工食品も、中心まで十分に加熱することが大切です。朝は忙しいと思いますが、調理後すぐに詰めるのではなく、しっかり冷ましてからお弁当箱に入れることで、菌の繁殖を防げます。
基本的なことですが、食材には素手で触れないようにし、ラップや手袋を使って衛生的に扱うことも大切です。
食中毒のリスクは、雑菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」という衛生管理の3原則を守ることで避けられます。基本を押さえて、おいしいお弁当作りに役立ててください。
メタボ研究を行いエビデンスに則ったダイエットを教える管理栄養士。小田原短期大学 食物栄養学科 准教授。女子栄養大学大学院(博士課程)修了。前職の病院での栄養科責任者、栄養相談業務の経験を活かし、現在は教壇に立つ傍ら、実践に即した栄養の基礎を発信している。
執筆者:平井 千里(管理栄養士)
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