「あ、間違えた」→送信取り消しした彼を問い詰めた結果...浮気より厄介な相手が判明した
「あ、間違えた」と消えたメッセージ
平日の夜9時、私と彼はリビングのソファで並んで座っていました。テレビをつけたまま、私はお茶を飲み、彼はスマホを触っている。いつもどおりの夜です。
彼が突然「あ、間違えた」と声を上げ、画面を慌ただしくタップしました。私が「何送ったの?」と聞くと、彼は目を合わせずに「ああ、いや、間違えただけ。忘れて」と言ったのです。妙に早口でした。
繰り返される「忘れて」
「気になるじゃん、何?」と私が重ねても、彼は「本当に大したことじゃないから」「忘れて」を3回ほど繰り返しました。普段は何でも話してくれる彼の、その避け方が引っかかります。「言わないと不安になるよ。浮気?」と思い切って聞くと、彼は「違うって。本当に違う」と少し声を強めました。
それなら見せてほしい。そう思った私の前で、彼はスマホを伏せたまま、しばらく黙り込んでいたのです。
観念した彼が口にした名前
数分の沈黙のあと、彼はようやく口を開きました。
「実はお母さんに、洗濯の干し方の愚痴を言ってた」
私はその言葉の意味を、すぐには受け止められませんでした。お母さん?浮気の方がまだ理解できたかもしれない、とすら思いました。
彼が見せてくれたトーク履歴には、ここ1ヶ月で100通を超えるであろう母親とのやりとり。私の家事の細かいやり方への不満が、こと細かに並んでいたのです。
そして...
「なんで私に言わずに、お母さんに言うの?」と聞くと、彼は「お母さんは何でも肯定してくれるから」と答えました。その返答に、私は何も返せませんでした。寝室に行く気にもなれず、その夜はソファで朝を迎えました。
翌朝、彼はコーヒーを淹れて「これからは直接話す」と謝ってくれました。私はうなずきました。でも、私との生活で生まれたモヤモヤを、母親に流し続けてきた2年間。その重さは、ひと晩の謝罪で消えるものではないと感じています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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