彼女に「読みにくい」と言われた俺、論文を参考に改行を究極まで研究した結果
届いた「読みにくいよ」のメッセージ
俺は普段から、彼女に長文のメッセージを送るのが習慣でした。一日にあったことを全部共有したくて、思いついたまま書き連ねていく。気がつくと画面いっぱいに文字が並んでいるのが日常でした。
ある夜、彼女から「読みにくいよ」とメッセージが届きました。たった一言。けれど、彼女が普段から余計なことを言わない人だからこそ、その言葉の重みを強く感じました。
俺はすぐに「分かった、改善するね」と返信しました。彼女が読みやすいメッセージを送りたい。その一心で、本気で改善しようと心に決めたのです。
夜通し続けた、改行の研究
その夜から、俺は本気で調べ始めました。文章の視認性に関する記事を読み漁り、書籍の編集ルールにも目を通しました。論文の段落分けを参考に、認知負荷を下げる改行のあり方を考えました。
行き着いた結論は、「一語ごとに改行すれば、視認性は最大化される」というものでした。一単語ずつ縦に並べれば、彼女は迷子にならない。これこそが究極の答えだと確信したのです。
試しに自分のメッセージを書き直してみました。画面の中で、一語一語が整然と並ぶ。完璧だ、と本気で思いました。
自信を持って送った、夕方のメッセージ
彼女が仕事終わりにスマホを開く時間を狙って、新しい形式のメッセージを送りました。
「今日
は
お疲れ
さま
何
食べた
?」
と、一語ごとにきっちり改行を入れて。
返信を待ちました。15分経っても来ません。30分経って、ようやく彼女から「これじゃ読みにくさが逆に増してるよ」と届きました。
意味が分かりませんでした。一単語ずつなら、視認性は最大化されているはずなのに。なぜ「逆に増している」のか。スマホを握ったまま、しばらく考え込んでしまいました。
そして...
夜になって彼女から電話がかかってきました。彼女は笑い混じりの声で、「気持ちは伝わったよ。でも一単語ずつだと逆に読みづらいの」と教えてくれました。
文の塊が大事なのだと知りました。論文で参考にした改行ルールは「段落」レベルの話で、一語ごとに切るのは過剰だったのです。彼女の指摘を真剣に受け止めたつもりが、向かう方向を勘違いしていました。
電話の向こうで彼女は呆れながらも、「次回は普通の改行で大丈夫」と優しく言ってくれました。自分の生真面目さが空回りしていたことに、ようやく気づきました。普通の改行を覚えるところから、もう一度やり直そうと思います。
(20代男性・システムエンジニア)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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