彼女に「もう寝なよ笑」と言われても返信し続けた夜、自分でも理由がわからなかった
「おやすみ」のあとに続いた質問
平日の夜、いつも通り布団に入りました。彼女から「おやすみ」のメッセージが届いたので、僕も「おやすみ」と返しました。それでその日の連絡は終わるはずだったのです。
ところが彼女から「あ、明日のランチどこだっけ?」と続きが来ました。「12時に駅前」とだけ返したら、「了解!」「楽しみ!」と立て続けに二通。なんとなく嬉しくなって、僕は普段使わない絵文字を一つだけつけて「俺も」と返しました。
それを送ったあと、なぜか自分の指がスマホを離せなくなっていることに気づいたのです。
「そっちもじゃん」と返してしまった
しばらくして「もう寝なよ笑」と彼女から来ました。眠いのは事実です。明日も朝から仕事だし、本来ならここで「おやすみ」と返して終わらせるのが正解でした。
でも僕は「そっちもじゃん」と書いて送ってしまいました。送った瞬間、自分でも何をしているんだろうと思いました。
天井を見上げて、布団の中で何度かため息をつきました。それでもスマホを枕元に置けません。何か理由を作ってでも、彼女との時間を続けたかったのだと思います。普段ぶっきらぼうな自分には認めにくいことでしたが、その夜だけは認めるしかありませんでした。
「なんでまだ打ってるの?」
0時半。彼女から「おやすみって言ったよね?」とメッセージが届きました。来たな、と思いました。「言った」と短く返したら、すぐに「なんでまだ打ってるの?」と続きます。
返事は決まっていました。「そっちこそ」。送ってから少しだけ笑いました。何だこのやり取り、と思いつつ、悪い気はしないのです。
「先におやすみして」と彼女が書いてきます。それは無理だ、と素直に思いました。先に切るのは僕の中でなんとなく負けで、それ以上に彼女との時間を自分から終わらせるのが嫌だったのです。「それムリ」と返したら、「じゃあ同時に」「せーので」と提案が来ました。
そして...
「3、2、1」とカウントを送って、二人で同時に「おやすみ」を送り合いました。そこでようやく、その夜のメッセージは終わりました。
翌日のランチで会ったとき、僕は珍しく自分から切り出しました。「昨日のあれ、絶対先に切れないと思った」。彼女は少し驚いた顔をして、それから笑って「私もそう思ってた」と言いました。
普段は短文で済ませる僕が、その夜だけ指が止まらなかった理由が、それでようやくわかった気がしました。彼女がいるから、夜が終わるのが惜しくなる。たったそれだけのことを、口に出すのに2年かかった夜でした。
(30代男性・システムエンジニア)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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