「ここ行きたい」と送った店を半年間スルーしていた彼→ある日「明日空いてる?」と来て、連れていかれた場所に驚いた
届かないメッセージ
気になるお店を見つけるたびに彼へメッセージで送るのが、私の習慣でした。「行きたい」という気持ちをそのまま伝えられる相手がいることが、それだけでうれしかったから。「この前テレビに出てたパスタ屋さん、すごく気になる。ここ行きたいな」でもいつも既読だけ。スタンプひとつなく、「いいね」のひとことすらなく、会話はそこで途切れてしまう。最初は「忙しいのかな」と流せていましたが、何度も繰り返されるうちに、送ること自体がためらわれるようになっていきました。
積み重なる沈黙
春に共有したお店も、夏に見つけたカフェも、秋に友人から聞いたレストランも、すべてうやむやのまま時間だけが過ぎていきました。気づけば「どうせ返ってこない」と、自然と送るのをやめていた。怒りというより、諦めに近い感覚でした。「私の好きなものに、彼は興味がないんだ」。そう思い始めると、些細なことまでが引っかかるようになり、二人の関係を少しずつ疑い始めていました。このまま続けていていいのか。そんな言葉が頭をよぎった夜もあったくらいです。
突然届いた一文
そんなある夜、珍しく彼からメッセージが来ました。「明日、空いてる?」戸惑いながらも「空いてるよ」と返すと、翌日、車で連れていかれた場所は、半年前、最初に送ったあのパスタ屋さんでした。「ずっとキャンセル待ちしてたんだ。やっと取れたよ」そう言いながら彼が見せてくれたスマホには、何ヶ月も前からのキャンセル待ち申請の履歴が、ずらりと並んでいました。ひとことも言わないまま、ずっと動いてくれていたのです。
そして...
あの日から、彼が何も言わずにいる時間の意味が、少し変わって見えるようになりました。ある日突然、「あの店、今もキャンセル待ちしてるよ」というメッセージが届きました。私は「ありがとう。待ってる」と返信しました。以前の私なら「また返事がない」と落ち込んでいたような沈黙の裏側に、こういう時間があったのだと、ようやく実感できた気がしました。不器用だけど、ちゃんと見ていてくれていた。もどかしさがゼロになったわけじゃないけれど、また気になるお店を見つけたら送ってみようと思っています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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