「所詮は嫁なんだから」二人きりになると豹変する義母→夫が仕掛けた"録音"が親族の前で再生された日
夫の前では「優しい母」を演じる義母
義母との関係に違和感を覚えたのは、結婚して半年ほど経った頃のことでした。夫がいる場では「○○さん、お茶でもどうぞ」と柔らかく接してくれる義母。しかし夫が席を外した途端、その表情は一変するのです。
「所詮は嫁なんだから」「あなたみたいな人に、息子の何が分かるの」
そんな言葉を、世間話でもするかのように淡々と投げかけてきました。最初は聞き間違いかと思いました。けれど、それは何度も繰り返され、次第に私の心を蝕んでいったのです。
「信じてもらえない」という孤独
夫に相談しようと何度も思いました。でも、義母は夫の前では完璧な母親を演じています。「お母さんがそんなことを言うはずがない」と言われるのが怖くて、口をつぐんでしまいました。
意を決して義母の言動を打ち明けたときも、夫は首をかしげるばかりでした。
後になって気づいたのですが、義母は最初から分かっていたのだと思います。息子の前では完璧に振る舞える、嫁は誰にも相談できない状況を、義母は自覚したうえで利用していた。
そう思うと、孤独よりも深い、やりきれなさが胸に広がりました。
夫が仕掛けた反撃
そんな日々が続く中、夫が私の変化に気づいたのは、義実家から帰るたびに私が無口になっていることからでした。
「最近、母さんの家に行った後、元気がなくなるよね」
その一言に、私は思わず涙をこぼしてしまいました。すべてを打ち明けると、夫は「わかった。俺に任せて」とだけ言いました。
それから数週間後、法事で親族が集まる機会がありました。夫はその場でスマートフォンを取り出し、「皆さんに聞いてほしい音声があります」と言ったのです。流れてきたのは、義実家のキッチンで交わされた義母の言葉。
親族たちが静まり返る中、義父がひと言だけ言いました。「恥を知れ」義母は顔を覆い、泣きながら私に謝りました。それは、初めて見る義母の姿でした。
そして…
あの日を境に、義母の態度は変わりました。あの陰湿な言葉が投げかけられることはなくなり、私への口調も丁寧さが戻ってきました。
何より、夫が私の話をちゃんと信じて動いてくれたこと。それが一番の救いでした。「一人で抱え込まなくていいんだ」と思えたことで、義実家へ向かう足取りが、少しだけ軽くなっています。
(30代女性・調理師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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