友人の結婚報告。半年後「嫉妬で素直に喜べなかった」と既読スルーした理由を正直に伝えた話
先に結婚するのは私だと思っていた
親友から「実は、結婚することになったの」というLINEが届いたとき、スマホを持つ手が固まりました。彼女より先に付き合い始めて、彼女より先にプロポーズされるものだと、どこかで信じていたのです。私と彼の交際はもう4年。「そろそろかな」と周囲にも匂わせていた矢先のことでした。
反射的に「おめでとう! 」と打って送信しました。指が勝手に動いていました。送った瞬間、涙が出ました。おめでたいはずなのに。大好きな親友のはずなのに。「なんで私じゃないの」。その言葉だけが、頭の中でこだましていました。
返信できなくなった理由
「おめでとう」の後、彼女からメッセージが続いていたのはわかっていました。既読をつけるたびに胸が締めつけられて、何も打てなくなる。いつの間にかLINEを開くことすらできなくなっていきました。
電話が来たときは、ワンコールで切ってしまいました。声を聞いたら泣いてしまうとわかっていたからです。共通の友人には何も言いませんでした。「あの子の結婚が妬ましい」なんて、口に出したら自分が壊れると思ったのです。
半年かかった言葉
半年間、ずっと考えていました。このまま黙っていたら、親友を失う。でも「嫉妬してた」と言ったら、軽蔑される。どちらに転んでも失うなら、正直に言う方がまだマシだと思いました。ある夜、何度も書き直したLINEをようやく送信しました。
「ずっと連絡できなくてごめんなさい。正直に言うと、あなたの結婚を嫉妬で素直に喜べなかった。おめでとうって送ったけど、あの後どう言葉を続けていいかわからなくなった」
送信した後、スマホを裏返してしばらく天井を見つめていました。既読がついたのは5分後。「正直に言ってくれてありがとう」。その返信を見て、初めて声を上げて泣きました。
そして…
許してもらえたのかどうか、正直わかりません。「ありがとう」の後に続く言葉はありませんでした。でも、ブロックもされていない。それだけで十分だと思うことにしました。
最初から「おめでとう、でも正直ちょっと悔しい」と言えていたら。たった一言の正直さを飲み込んだせいで、半年という時間を失いました。嫉妬は隠すから毒になる。最初から言えばよかった。そのことだけが、今もずっと胸に残っています。
(30代女性・広告)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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