「じゃあ別れる?」で彼女を黙らせてた俺。ある日、彼女に「分かった、別れよう」と言われ......
いつもの脅し文句
彼女が不満を言ってくるたびに、俺は面倒くさいと思っていました。「もう少し連絡してほしい」「約束は守ってほしい」。そんなこといちいち言わないでほしいというのが俺の本音でした。
だから「そんなに嫌なら別れる?」と返すようになったのです。すると彼女は黙って、最後には「ごめん、私が言いすぎた」と謝ってくる。このパターンを覚えてからは、何かあるたびに同じ言葉を使いました。彼女がどんな気持ちでいたかなんて、考えたこともありませんでした。
いつも通りのつもりだった
その日も、いつもと同じだと思っていました。彼女が何か言ってきたので、反射的に「そんなに嫌なら別れる?」と返したのです。彼女はいつものように黙ると思いました。でも彼女は落ち着いた声で言ったのです。「分かった、別れよう」と。
「え、冗談だって。そんな怒るなよ」と慌てて言いましたが、彼女は冷たく、迷いのない目で言いました。「冗談じゃないよ。あなたが言った通りにするだけ」と。
縋っても届かなかった
気づけば、俺は泣いていました。「やり直したい」「本気じゃなかった」。必死で言葉を並べましたが、彼女は首を横に振るだけでした。「今まで何度も同じことを言われて、私がどんな気持ちだったか分かる?」。何も言い返せません。「別れる?」と言えば彼女が折れる。そう思い込んでいた俺は、本当に彼女を失うことなんて想像もしていなかったのです。
そして...
別れてから、俺は何度もLINEを送りました。既読はつくのに、返信は一度も来ませんでした。共通の友人に様子を聞くと「元気にしてるよ。新しい彼氏もできたみたい」と言われました。SNSを見ると、彼女は知らない男と幸せそうに笑っていました。俺は彼女を失って初めて気づきました。「別れる?」という言葉がどれだけ彼女を傷つけていたか。あれは脅しだったのです。後悔しても遅い。彼女はもう、俺のことなんて見ていないのですから。
(30代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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