三者面談で「うちの子をいじめてるでしょ」と言われた私→担任が見せた証拠で逆転
「いじめっ子」と呼ばれた息子
面談の席に着くと、相手の保護者はすでに怒りで肩を震わせていました。「おたくのお子さんが、うちの子をいじめているんです。ご存じですよね?」。何のことかわからず、ただ驚くことしかできませんでした。
「毎日暇だなって言われてる」「給食当番のときに仕事が遅いって笑われた」。具体的な内容を次々と並べるその保護者の声は、確信に満ちていました。
担任の先生は黙って聞いていましたが、私はただ「うちの子に限って」という言葉を飲み込むのが精一杯でした。
「僕、何もしてない」
帰宅して、息子に事情を聞きました。「誰かに意地悪してない?」と問いかけると、息子は目に大きな涙をためて、「僕、何もしてない」と震える声で答えました。その表情を見て、嘘ではないと感じました。
でも、相手の保護者はあれほど具体的に話しているのです。どちらが本当のことを言っているのか、わからなくなる瞬間がありました。
それでも、毎日一生懸命学校に通っている息子の背中を思うと、私まで疑ったらこの子のそばには誰もいなくなってしまうと思いました。
担任が見せた映像
一週間後、担任の先生から再度連絡がありました。「教室の見守りカメラの映像を確認しました」。面談室に通され、モニターに映し出されたのは、給食の時間の映像でした。息子が黙々と配膳をしている横で、相手の子が息子の給食着を引っ張っていました。
休み時間の映像では、息子の筆箱を隠して笑っている姿も。いじめていたのは、息子ではなかったのです。同席していた相手の保護者は、顔を真っ赤にして黙り込みました。
そして...
後日、相手の保護者から手書きの手紙が届きました。「自分の子供の言うことだけを信じて、ひどいことをしました」。
許せない気持ちがなかったと言えば嘘になります。でも、それ以上に、あの日息子を信じた自分の判断が間違っていなかったことに安堵しました。
「ママが信じてくれて、うれしかった」と小さく言いました。その言葉で、胸の中で何かがほどけて、声にならない声が漏れました。
(30代女性・主婦)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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