同僚「英語もできないの?」→翌週、海外クライアントとの商談で通訳なしの状況になってしまい...
会議室で響いた、冷たい言葉
その日、私は部署内の打ち合わせに参加していました。議題の中で、海外の資料を確認する場面があり、私が少し読み方に詰まった瞬間のこと。同僚のAさんが、周囲にも聞こえる声で言い放ったのです。「え、英語もできないの?この部署にいて恥ずかしくないの?」と。
会議室の空気が一瞬凍りつきました。私は言葉を返すこともできず、ただ黙ってうつむくしかありませんでした。確かに、私は帰国子女でもなければ、留学経験があるわけでもありません。それでも、入社してからコツコツと英語の勉強を続けてきたつもりでした。その努力を全否定されたようで、胸の奥がぎゅっと苦しくなったのを覚えています。
誰にも言えなかった、地道な努力
実は私は、毎朝30分早く起きて英語のリスニングを続けていました。通勤電車の中では単語帳を開き、週末には英会話のオンラインレッスンを受講する日々。華やかな経歴はなくても、自分なりに積み重ねてきた時間があったのです。
けれど、そんな努力を知っている人はいません。Aさんの言葉を聞いた周囲の人たちも、なんとなく気まずそうにしていただけで、特にフォローしてくれる人はいませんでした。「やっぱり私なんて」と、自信を失いかけた夜もありました。それでも、ここで諦めたくないという気持ちが、私を支えていたように思います。
突然やってきた、海外クライアントとの商談
翌週、部署に海外クライアントが来社することになりました。しかし、予定していた通訳担当者が急病で出社できないというハプニングが発生。誰が対応するか、部署内がざわつく中、上司の視線が私に向きました。
正直、不安がなかったと言えば嘘になります。けれど、これまで積み重ねてきた時間を信じて、私は「やらせてください」と手を挙げました。会議が始まると、最初は緊張で声が震えそうになりましたが、少しずつ言葉が出てくるようになり、気づけばクライアントの方と笑顔で会話を交わしていたのです。
そして...
商談は無事に終わり、クライアントからは「とても分かりやすかった」とお礼の言葉をいただきました。上司も「助かったよ」と声をかけてくれて、私はようやく、自分の努力が形になった瞬間を実感することができました。
あの日、冷たい言葉を投げかけてきたAさんは、商談の様子を遠くから見ていたようです。何か言いたげな表情をしていましたが、私はもう気にしていませんでした。人からどう見られるかより、自分が納得できる努力を続けることの大切さを、この経験を通じて改めて感じたからです。以前のように英語の件で口を出されることは、それ以降なくなりました
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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