サプライズで訪ねてきた彼女→その数分後、僕はすべてを失った話
突然の訪問に焦る
最近は仕事が忙しいと彼女に伝えていましたが、実際にはそればかりが理由ではありませんでした。いつの頃からか、別の女性と連絡を取るようになり、定期的に自宅に呼ぶようになっていたのです。
彼女への罪悪感がなかったわけではありません。でも、ずるずると続けてしまっていました。その日も、前日に来ていた相手の忘れ物がまだ部屋に残ったまま。テーブルの上にはあの子に贈るつもりだった指輪の箱、洗面所にはスキンケア用品。
片付けようと思いながら後回しにしていた矢先、突然インターホンが鳴りました。モニターに映っていたのは、彼女の笑顔。背筋が凍る思いだったのを覚えています。
バレないように必死で
ドアを開けると、彼女は満面の笑みで「サプライズ!」と言ってくれました。嬉しいはずなのに、頭の中はあの忘れ物のことでいっぱい。部屋に入ってもらいながら、何気なくテーブルに視線を送ると、箱がはっきりと見えていました。
洗面所にも、あのスキンケア用品がそのまま置いてある。今さら不自然に片付けるわけにもいきません。何とか自然に振る舞おうとしたが、緊張で落ち着かず、彼女から「どうしたの?」と心配されてしまいました。「何でもないよ」と答えながら、心の中では最悪の事態を想像していました。
見つかってしまった瞬間
話題を変えようとキッチンに立ち、飲み物を用意していると、背後で彼女が動く気配がした。振り返ると、彼女の手にはテーブルの上にあった指輪の箱。
そして次の瞬間、彼女は洗面所へ向かっていた。時間が止まったような感覚でした。洗面所から戻ってきた彼女の表情は、さっきまでの笑顔とはまるで別人のように冷たかった。
「これ、誰のもの?」その声の震えに、もう誤魔化せないと悟りました。「友達が置いていったんだ」と咄嗟に言いましたが、彼女の目は真っ直ぐ僕を見つめたまま動きません。
もう、嘘は通用しない。観念して「ごめん」と言うのが精一杯でした。
そして...
彼女から落ち着いた声で「もう終わりにしよう」と言われたとき、初めて自分が何を失おうとしているのか実感しました。引き止める資格など、僕にはありませんでした。
彼女は振り返ることなく部屋を出て行きました。一人残された部屋で、テーブルの上の箱と洗面所の用品を見つめながら、自分がどれだけ愚かだったかを思い知りました。失ってから気づくのでは遅すぎたと思います。彼女の最後の横顔が、いつまでも頭から離れなかったです。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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