「俺のこと好きじゃないでしょ」と拗ねた彼→その理由がまったく笑えなかったので、"制裁"した結果……
突然の問いかけ
ある晩、夕食を終えてくつろいでいたとき、彼が唐突に「俺のこと好きじゃないでしょ」とつぶやきました。最初は冗談だと思いました。「何言ってるの」と軽く返すと、彼は拗ねたような顔をしてそれ以上何も言わなくなったのです。
その日だけなら気にしなかったかもしれません。けれど、同じ言葉がその後も繰り返されるようになりました。身に覚えのないことを何度も言われるうちに、私の中に小さな違和感が芽生え始めていました。甘えているのとは少し違う、どこか落ち着きのない彼の目が、妙に気にかかったのです。
笑えなかった本当の理由
気になって彼の様子をそれとなく見ていたある日、彼がスマートフォンを慌てて伏せる場面に遭遇しました。胸がざわつくのを感じながらも、問い詰めることはせず、しばらく見守ることにしたのです。
そしてわかったのは、彼がSNSを通じて元カノと頻繁にやり取りをしていたということ。「好きじゃないでしょ」という問いかけは、甘えでも不安でもなかった。自分のうしろめたさを、私のせいにすり替えようとしていたのだと気がついたとき、悲しみよりも先に、怒りがこみ上げてきました。
突きつけた事実
感情に任せて問い詰めたい気持ちを抑え、私は冷静に準備をしました。やり取りの事実を整理し、何が問題なのかを自分の中ではっきりさせたうえで、彼に向き合ったのです。
「好きじゃないでしょって聞いてきた理由、本当はわかってるよね」そう切り出すと、彼の顔からさっと血の気が引いたのがわかりました。
怒鳴るよりも、泣くよりも、淡々と事実を並べられるほうがずっと堪えるのだということを、彼の表情が物語っていました。
そして...
あの夜、彼は長い沈黙のあと、「ごめん」とだけ言いました。すぐに許せたわけではありません。信頼を取り戻すには時間がかかるし、簡単なことではないと、私も彼もわかっていました。
それでも、あの日きちんと向き合ったことで、私たちの関係は少しずつ形を変えていきました。彼は以前のような誤魔化しをしなくなり、不安なことがあれば正直に話してくれるようになったのです。感情に任せず、でも毅然と向き合ったことが、結果として私たちにとっての「やり直し」の出発点になったのだと、今は思っています。
(20代女性・看護師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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