毎回遅刻して「連絡したじゃん」と言い張る彼氏→仕事で同じ言い訳をして、上司に一蹴された話
到着2分前の「もうすぐ着く」
休日のデートで待ち合わせをすると、彼は毎回30分ほど遅れてきます。LINEが届くのは到着の2分前。「もうすぐ着く!」の一言だけ。最初の頃は気にしないようにしていました。
でも半年、1年と続くうちに、待っている間のカフェの席がだんだん居心地悪く感じるようになりました。「なんで事前に連絡してくれないの?」と聞くと、返ってくるのはいつも同じ。「連絡したじゃん」と。
それは到着2分前の実況であって連絡じゃない。30分待たせておいて、到着2分前の一言で済ませることが問題なんだと伝えても、「だって着いたし」で終わる。「そういうとこだよ」と思わず愚痴をこぼしてしまいます。何度言っても伝わらない。その繰り返しでした。
職場で見た、同じ光景
その日は取引先との大事な会議がありました。開始時刻を5分過ぎても彼の席は空いたまま。10分後、ようやく会議室に駆け込んできた彼は「すみません、もうすぐ着きますと連絡したんですが」と言いました。
会議室の空気が変わったのがわかりました。「連絡すれば遅刻していいのか?」。上司は淡々と言いました。短い一言でした。彼は何も返せず、黙ったまま席に着きました。私は同じ会議室の端で、それを見ていました。
上司が届けてくれた言葉
会議が終わった後も、彼はしばらく自分の席で黙っていました。話しかける雰囲気ではなく、私もそのまま仕事に戻りました。「連絡すれば遅刻していいのか?」。上司のあの一言は、私がこの1年間ずっと伝えたかったことそのものでした。
何度言い方を変えても届かなかった言葉が、上司の口から出た瞬間に届いた。正直に言えば、少しだけ悔しかったです。でもそれ以上に、ようやく伝わったかもしれないという安堵のほうが大きかったのを覚えています。
そして...
その夜、珍しく彼からLINEが来ました。「今日、上司に言われて気づいた。俺がずっと言ってた"連絡したじゃん"、お前にも同じこと言ってたよな。ごめん」。私はスタンプをひとつ、そっと送信しました。
翌週のデートでは、集合時刻の20分前にLINEが届きました。「今から出る、たぶん10分前には着く」。たぶん、という正直さに少し笑ってしまいました。実際に着いたのは集合の5分前。改札で待っていた私を見つけた彼は、少しばつが悪そうに「早くない?」と言いました。「いつもこの時間に来てたよ」と返したら、一瞬だけ黙って、それから「ごめんな」とまた謝ってくれました。
(20代女性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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