「お前なんか他に相手いないだろ」と捨て台詞を吐いた元カレ→半年後「俺が間違ってた」とまさかのLINEが来た話
いつも彼の顔色を見ていた
彼と付き合っていた2年間、私はいつも彼の機嫌を気にしていました。LINEの返信が遅いと不機嫌になる。友達と出かけると「俺より楽しそうだな」と嫌味を言う。服装にも口を出し、反論すると黙り込む。それでも別れられなかったのは、機嫌がいい時の彼が優しかったからです。
今思えば、それは優しさではなく、自分の思い通りになっている時の余裕でした。あの日、些細なことで口論になった時、彼が吐いた言葉がすべてを決めました。「お前なんか他に相手いないだろ」。
私は「別れよう」とだけ返しました。
あの一言が火をつけた
彼と別れた日の夜は泣きました。でも少しずつ自分の中で何かが変わり始めました。翌週、ずっと迷っていた転職に踏み切りました。「お前なんか」と言われた夜の悔しさが、不思議と背中を押してくれたのです。
新しい職場は自分に合っていました。3カ月目には心の余裕も少しだけ出来てきたので、習い事にも通い始めたり、友達との時間も増えました。髪型を変え、着たかった服を着て、週末は自分のためだけに使う。半年が経つ頃には、誰かの顔色を見て過ごしていた自分がまるで別人のように思えました。
共通の友人の誕生日会で
それは共通の友人の誕生日会でした。会場に着いた時、端の席に見覚えのある横顔がありました。あの言葉を放った元カレも来ていたのです。
目が合った瞬間、彼は驚いた表情をしました。「変わったな」と話しかけてきましたが、私は「ありがとう」とだけ返して友達の輪に戻りました。その夜、彼の周りに人が集まらなくなっていることに気づきました。話しかけても会話が続かず、途中から一人でグラスを傾けている姿を、視界の端で見ていました。
そして...
帰り道、友達と歩いている時にスマホに通知が。
「俺が間違ってた」。あの人からのLINE。
友達が「どうしたの?」と聞いてきたので画面を見せたら、全員が黙り、一人が「返さなくていいよ」と言いました。でも私は返すことにしました。「気づいてくれてありがとう。あの言葉のおかげで変われたから」。嫌味ではなく、本心でした。
あの捨て台詞がなかったら、転職も習い事も、今のこの自分もなかったかもしれない。「お前なんか」と言われた私はもうここにはいません。
(20代女性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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