私が考えた企画を自分の手柄にする先輩「この企画いいね」→自分の名前で企画を出したら、先輩の嘘が明るみに出た
頼れる先輩
5つ上の先輩は社内で誰からも慕われている人でした。企画書の書き方、プレゼンの構成、クライアントへのメールの言い回し。何を聞いても丁寧に教えてくれて、「あなたはセンスあるよ」「この企画、いいね」と褒めてくれました。
先輩に認められることが嬉しくて、新しい企画を思いつくたびに真っ先に相談していたのです。「これいいね、私から部長に出しておくよ」。そう言われるたびに、「先輩が推してくれるなら通りやすいだろう」と感謝していました。
別部署の同期からの一言
ある日のランチで、別部署の同期がこう言いました。「この前の新商品キャンペーンの企画、先輩さんの発案なんだって? 部長がすごく褒めてたよ」。
あの企画は私が3週間かけて作ったものです。市場調査も、ターゲット分析も、キャッチコピーも全部自分で考えました。同期が見せてくれた会議資料には、企画者の欄に先輩の名前だけが記載されていました。私の名前はどこにもありません。
「ちゃんと伝えてるよ」
その日の午後、先輩に聞きました。できるだけ穏やかに、「あの企画、私の名前が入ってなかったみたいなんですけど」と。先輩は少しも動じませんでした。
「あー、あれね。フォーマットの都合で名前の欄が一つしかなくて。でもちゃんと部長にはあなたの企画だって伝えてるよ」。笑顔でそう言いました。信じたいと思いました。でもそのあと、過去の企画を調べてみたのです。先輩に「出しておくよ」と言われたもの、3件。すべて先輩の名前で提出されていました。部長に確認する勇気はまだありませんでした。
そして…
翌月の企画会議に、私は初めて先輩を通さずに直接企画書を提出しました。部長は資料を見て「これ、すごくいいね。誰が作ったの?」と聞きました。「私です」と答えると、部長は少し不思議そうな顔をしました。「君、こういうの作れたんだ。なんか彼女(先輩)が以前に出してくれた企画と考え方が少し似てるね」。
会議室の空気が変わりました。隣に座っていた先輩の顔は見ませんでした。見る必要がなかったからです。自分の名前で出した企画書は、その場で通りました。会議室を出るとき、先輩が後ろから「ちょっと話せる?」と声をかけてきましたが振り向かずに「今日は忙しいので」と答えました。あの言葉を先輩に言えたのは、入社して初めてのことでした。
(20代女性・企画職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
成長した娘と…“異常に”会いたがる元夫?しかし翌日⇒「知ってる?」ママ友と雑談中【ゾッする事実】が判明した話。愛カツ -
浮気男の可能性あり?浮気常習犯が提案するデートスポット3選ハウコレ -
【誕生月別】「どうしようかな?」ずっと迷っている女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
「絶対連絡しない」と友達に宣言したが、1週間で3回LINEした私の本当に伝えたかった言葉ハウコレ -
「まだ好きだったのに…」気持ちの整理がつかないまま別れた時の立ち直り方ハウコレ -
【誕生月別】「どうしようかな?」ずっと迷っている女性ランキング<第4位~第6位>ハウコレ -
【星座別】恋愛で「主導権を握りがちな女性」ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
妊娠5ヶ月の彼女を捨て”別の女と婚約”した男!だが「壊してやる」彼女が”結婚挨拶の場”に乗り込んだ話愛カツ -
バイト先のレジから…お金を“盗んだ”彼!?直後⇒語られたワケに、彼女「まさか盗んだお金も…」愛カツ