「もう連絡しないで」と送った彼女が本当に連絡をやめた→1カ月後、長文を送りつけた俺が最後に気づいたこと
余裕がなかった夜
あのころ、繁忙期の真っ只中でした。残業続きの日々に、上司からのプレッシャー。正直、誰かの気持ちを受け止める余裕なんてどこにもありませんでした。そんな夜に届いた「最近全然会えないね」というLINE。
普段なら軽く返せたはずの一言が、疲れ切った自分には責められているように感じてしまったのです。苛立ちのまま「忙しいんだから仕方ないだろ」と返し、それでも収まらずに送ったのが「もう連絡しないで」でした。送信した直後、指先が冷たくなったのを覚えています。
来るはずの連絡が来ない
正直に言えば、2〜3日もすれば連絡が来ると思っていました。今まで喧嘩をしても、先に「ごめんね」と送ってくれるのは彼女のほうだったから。でも1週間経っても、通知が鳴ることはありませんでした。
トーク画面を開いては閉じるの繰り返し。「自分から連絡しないで」と言った手前、自分からは送れない。そんなことを繰り返すうちに2週間、3週間と時間だけが過ぎていきました。いなくなって初めて、あの「会えないね」が責める言葉ではなかったと気がつきました。ただ寂しかっただけだったのです。
素直になれなかった夜
1カ月が近づいたころ、もう限界でした。このまま何もしなければ、本当に終わってしまう。スマホを手に取り、文章を打ち始めました。でも最初に出てきたのは「なんで連絡してこないの」「俺のことどうでもいいわけ?」「普通こういう時そっちから連絡するもんじゃないの」。
送っている中で、自分でも気づいていました。これは謝罪じゃない、ただの八つ当たりだと。何度も消しては書き直し、それでも素直な言葉がどうしても出てこない。結局、怒りの形をした不器用な文章を、そのまま送ってしまいました。
そして...
返事はすぐには来ませんでした。既読がついたまま一晩。正直、もうダメだと思いました。翌朝届いたのは「連絡しないでって言ったのはそっちだよ。でも私も、ちゃんと気持ちを伝えればよかった」という一文。
自分がどれだけ身勝手だったか、やっとわかりました。「連絡しないで」と突き放したのは自分で、連絡が来ないと怒ったのも自分。全部、自分の都合でしかなかった。
長い時間をかけて「ごめん」とだけ返しました。これ以上飾った言葉を使ったら、また嘘になる気がしたのです。まだ元通りとは言えません。でも、次に気持ちを伝えてくれた時は、ちゃんと受け止められる自分でいたい。そう思えたことが、あの沈黙がくれたものなのかもしれません。
(20代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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