「おやすみ」の後に必ず追加でLINEを送ってしまう僕→彼女にその理由を聞かれて、言葉に詰まった夜
やめられない習慣
彼女と付き合って1年。毎晩LINEでおやすみを言い合うのが、僕たちの日課になっていました。でも僕には、そこで終わりにできない癖がありました。おやすみを送った後、どうしてももう1通、何か伝えたくなってしまうのです。「明日の天気、晴れるといいね」「今日話してくれたこと、楽しかったよ」。
内容は本当にたわいもないものばかり。自分でも「しつこいかな」と思いながら、それでも送らずにはいられませんでした。彼女が眠りについた後でも構わない。ただ、最後の言葉が「おやすみ」だけで終わることが、どうしても怖かったのです。
聞かれても答えられなかった
ある日、彼女から「いつもおやすみの後にもう1通くれるよね。どうして?」と聞かれました。わかっていたことです。1年も続けていれば、不思議に思われて当然でした。でも、僕は言葉に詰まってしまいました。
「別に深い意味はないんだけど」と誤魔化すのが精一杯。本当の理由を話すには、あの日を思い出さなければならなかったからです。彼女はそれ以上追求してきませんでしたが、僕の表情から何かを感じ取ったのかもしれません。うまく説明できない自分がもどかしくて、その夜は少しだけ眠れませんでした。
父との最後の夜
高校生のとき、父が突然亡くなりました。その前の晩、僕は些細なことで父と喧嘩をしていたのです。何が原因だったかすら、今では思い出せません。ただ、怒ったまま自分の部屋に戻り、「おやすみ」の一言も言わずに眠ったことは、鮮明に覚えています。翌朝、父はもういませんでした。あのとき交わさなかった言葉が、ずっと胸に引っかかっています。
最後の会話が喧嘩だったという後悔は、何年経っても消えませんでした。だから僕は、大切な人との最後の言葉が冷たいもので終わらないように、もう1通送ってしまうのです。
そして...
彼女が僕の実家に来た日、いつものように追加のメッセージを送ったとき、初めて彼女から返信がありました。「私もだよ。いつもありがとう。おやすみね」。その言葉を見た瞬間、目の奥が熱くなりました。もしかしたら母から何か聞いたのかもしれません。でも彼女は何も聞いてきませんでした。ただ、僕の小さな習慣を、そのまま受け止めてくれたのだと思いました。震える指で「ありがとう」とだけ返信しました。
毎晩のメッセージは、僕なりの祈りのようなものです。もう二度と、大切な人との最後の言葉を後悔したくない。彼女となら、そんな些細な言葉をこれからも重ねていけると信じています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
彼氏ができると連絡が途絶え、別れると泣きついてくる友人→「もう聞けない」と伝えた日のことハウコレ -
【金銭感覚の崩壊】「1万円貸して」誕生日に逆ギレして振ってきた彼。別れて気づいた「尽くす女」の末路愛カツ -
【星座×血液型別】LINEよりも電話派!メッセージのやり取りを好む女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
【星座×血液型別】LINEよりも電話派!メッセージのやり取りを好む女性ランキング<第4位~第6位>ハウコレ -
【星座別】「恋に振り回されない」恋愛は”生活の一部”な女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
【星座別】2026年2月、運命の恋がはじまる女性 ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
彼の仕事の繁忙期でデートに行けない日々→理解して支え続けたのに…→落ち着いた途端「デート行こうよ」を連発ハウコレ -
【星座別】2026年2月、運命の恋がはじまる女性 ランキング<第4位~第6位>ハウコレ -
男性の血液型でわかる!本命女性にだけ見せる「照れている時の行動」<A型・AB型>ハウコレ