「友達と飲んでくる」と言って出かけた彼氏→翌朝、ポケットから出てきたレシートを見て全てを察した話
いつもと変わらない週末のはずだった
その日も、彼は「友達と飲んでくる」と言って出かけていきました。学生時代からの仲間との集まりは月に一度ほどあり、私も特に疑問を持つことはありませんでした。
「いってらっしゃい」と彼を見送り、私は一人で夕食を済ませ、ドラマを観て過ごしました。夜遅くに帰宅した彼は少し酔っている様子でしたが、機嫌は悪くなく、「楽しかった」とだけ言って、すぐに眠りにつきました。
翌朝、彼のジャケットを洗濯に出そうとポケットを確認したとき、1枚の紙が......。
レシートが語る「2名様」の夜
ポケットから出てきたのは、くしゃくしゃに丸められた一枚のレシート。何気なく広げたそこには、前日の日付と、見覚えのないイタリアンの店名が印字されていました。
目に飛び込んできたのは、「2名様」という文字。そして合計金額は、およそ1万8千円。ワインボトルとコース料理の明細が並んでいます。
友達との飲み会なら、居酒屋で割り勘のはず。それなのに、なぜ2名で、なぜこんな雰囲気のある店なのか。頭の中で何度も考えを巡らせながら、私はそのレシートをテーブルの上にそっと置きました。
聞きたくない答えが返ってくるかもしれない。その予感が、胸の奥を締めつけていました。
沈黙が教えてくれたこと
彼にレシートのことを尋ねました。最初は「え、何のこと?」ととぼけていた彼も、実物を見せると一気に表情が固まり、しばらく黙り込みました。
「ちょっと別の友達と会っただけ」「たまたま2人になっただけ」
彼の口から出てきたのは、どれも歯切れの悪い言葉ばかりでした。「その友達って誰?」と重ねて聞くと、彼は目を逸らし、また沈黙。
彼の態度がすべてを物語っているように感じました。問い詰めることも、感情をぶつけることもできたはずです。でも私は「そう。わかった」とだけ答えました。
そして...
私はこれまでの3年間を振り返りながら、自分の気持ちと向き合い続けました。悲しみや怒りもありましたが、それ以上に、「自分を大切にしたい」という思いが、少しずつ強くなっていったのです。
最終的に私は、彼との関係に終止符を打つことに。失われた信頼を取り戻せないまま一緒にいることは、お互いにとって誠実ではないと感じたからです。
(20代女性・販売員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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