「親に紹介するタイミングじゃない」と言われ続けて3年→彼氏の妹からの連絡で知った事実
いつも先延ばしにされた「紹介」の約束
彼と出会ったのは、共通の友人が開いた食事会でした。穏やかで誠実そうな印象に惹かれ、交際がスタート。半年ほど経ったころ、私は自然な流れで自分の両親に彼を紹介しました。両親も彼を気に入ってくれて、「いい人と出会えたね」と喜んでくれたのを覚えています。
けれど、彼のご両親に会う機会は一向に訪れません。「来月あたりどうかな」と切り出しても、「ちょっと今は難しいかも」と返ってくるばかり。最初のうちは深く考えませんでしたが、1年、2年と時が過ぎるうちに、違和感が少しずつ静かに積もっていきました。
突然届いた妹からのメッセージ
交際3年目の春、知らない番号からSMSにメッセージが届きました。「突然すみません。〇〇の妹です」という書き出しに、心臓が跳ねたのを覚えています。彼に妹がいることは聞いていましたが、連絡先を交換したことはありません。
妹さんは丁寧な言葉で、こう続けていました。「兄から何も聞いていないかもしれませんが、両親は3年前からずっと会いたがっています。紹介してほしいと何度も兄に言っているんです」と。私は画面を見つめたまま、しばらく動けませんでした。ご両親が会いたがっている、それなら、彼が言っていた「タイミングじゃない」とは一体何だったのでしょうか。
彼が語った理由
その夜、私は妹さんから連絡があったことを伝えました。最初は驚いた様子でしたが、やがて観念したように口を開いた彼。「……紹介したら、結婚の話が進むと思って」その言葉に、頭の中が一瞬真っ白になりました。
彼は続けます。「結婚の覚悟はなくて、先延ばしにしてた」と。3年間、私はずっと彼との未来を信じていました。けれど彼は、私と向き合うことから逃げていたのです。怒りよりも先に、深い疲労感が胸に広がっていくのを感じました。
そして...
私は別れを選びました。「この人とはもう一緒に歩いていけない」という確信だけがあったのです。
別れてから数週間、妹さんからお詫びのメッセージが届きました。「混乱させてしまってすみません。でも伝えるべきだと思ったので...」と。その言葉に、張りつめていた気持ちが少し和らいだ気がしました。
3年間は決して無駄ではなかったと思えるのは、「待つだけの恋愛」を手放せた自分がいるから。次に誰かを好きになるときは、一緒に未来を見てくれる人を選ぼう。そんな穏やかな決意が、今の私を静かに支えています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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