「スタンプで通じるでしょ」と面倒くさがる彼氏→私が少し長めの文章を送ったら→返ってきた「めんどい」で気づいた自分の気持ち
スタンプひとつで終わる会話
付き合い始めた頃の彼は、どんな些細な話にもちゃんと返してくれる人でした。それが、半年を過ぎた頃から少しずつ変わっていったのです。
私が「今日こんなことがあってね」と送っても、返ってくるのは笑顔のスタンプひとつ。それが続くようになりました。
最初は「忙しいのかな」と自分に言い聞かせていましたが、次第に寂しさが募っていきました。思い切って「もう少し言葉で返してほしいな」と伝えたとき、彼から届いたのはこんな返事でした。
「スタンプで通じるでしょ?文章打つの疲れるんだよね」胸の奥が、少しだけチクっとしました。
試しに送った100文字の想い
その言葉がずっと引っかかっていた私は、ある日、試すような気持ちで少し長めのメッセージを送りました。
仕事で疲れていること、週末に会えるのを楽しみにしていること、最近気になっているカフェの話。100文字ほどの、素直な気持ちです。
既読がついたのは数分後。そして、わずか3秒で返ってきた返信は、たった一言でした。
「長い。めんどい」
それを見た瞬間、頭が真っ白になりました。時間をかけて綴った言葉が、彼にとっては「面倒なもの」でしかなかった。その事実が、静かに胸に刺さったのです。
友人の言葉で気づいた違和感の正体
翌日、親しい友人にこの出来事を話しました。
話を聞き終えた友人は、少し考えてからこう言いました。
「それって、あなたの気持ちを大事にしてないってことじゃない?」
その一言で、胸の中に溜まっていた違和感が、はっきりと形になった気がしました。
思い返せば、彼は私の話を「へー」で流すことが増えていたし、会う約束も私から切り出さないと決まりませんでした。
私はいつの間にか、彼に合わせて自分の気持ちを小さくしていたのかもしれません。
そして...
私はLINEで彼に別れを告げました。「私は言葉を大切にしたい。それが合わないなら、一緒にいても苦しいと思う」
返ってきたのは、やはり短い返信でした。「わかった」
でも、不思議と涙は出ませんでした。ようやく自分の気持ちに正直になれたことに、静かな安心感を覚えたのです。
今は一人の時間を大切にしながら、自分が心地よいと思える関係について考えています。
言葉を交わすことを「面倒」と思わない人と、いつか出会えたら。そんな小さな希望を胸に、前を向いて歩き始めています。
(20代女性・販売員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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