映画館デート中、席を蹴られてモヤモヤ→彼の“スマートな対応”に惚れ直した話
待ちに待った映画デートの日
その日は、二人で何週間も前から楽しみにしていた映画の公開日でした。仕事の合間を縫って予定を合わせ、ようやく実現したデート。私は朝から少しそわそわしながら、彼との時間を心待ちにしていたことを覚えています。映画館に着くと、館内はほどよく混み合い、週末らしい賑わいを見せていました。ポップコーンを手に、二人で並んで座席に腰を下ろします。予告編が始まり、照明がゆっくりと落ちていく瞬間、「やっと観られるね」と彼が小さく微笑んでくれて。それだけで、胸がじんわりと温かくなりました。
背中に繰り返される小さな衝撃
本編が始まってしばらくした頃、背中にトン、トンと軽い衝撃を感じました。後ろを振り返ると、小さな男の子が足をぶらぶらさせているのが見えます。お母さんらしき女性は、眠っているようでした。最初は「子どもだから仕方ないかな」と思い、気にしないようにしていました。でも、その振動は止まることなく、むしろ少しずつ強くなっていくようにも感じられて。映画のストーリーに集中したいのに、気持ちがそちらに引っ張られてしまいます。
彼が静かに立ち上がった瞬間
そのとき、彼がそっと立ち上がりました。後ろの席に向かうのかと思いきや、彼は通路を抜けて館外へ。数分後、戻ってきた彼の後ろには、映画館のスタッフの方がいました。
スタッフの方は後方の席に近づき、小声で何かを伝えています。すると、お母さんがハッとした表情で男の子に声をかけ、足を下ろさせました。それ以降、背中への衝撃はぴたりと止まったのです。
席に戻った彼は、何事もなかったかのように「面白いね」と小声で言いました。直接注意することで気まずい空気を作らず、スタッフを通すことで冷静に解決してくれたのでした。その穏やかな横顔を見て、私の心のモヤモヤはすっと消えていきました。
そして...
映画が終わり、明るくなった館内で、私は思わず「さっき、ありがとう」と彼に伝えました。すると彼は少し照れくさそうに、「怒って注意したら、お互い嫌な気持ちになるかなと思って」と言葉を返してくれたのです。
相手を責めるのではなく、誰も傷つけない方法を静かに選べる人。そんな彼の姿に、改めて惚れ直したデートになりました。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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