彼「ごめん、金ないわ」デートでいつも立て替えさせる彼氏→今までのデート代を一括で請求することに
「また?」繰り返される立て替えの日々
彼と出かけるたび、お会計の場面で決まって聞こえてくる言葉がありました。「ごめん、今ちょっと持ち合わせがなくて」「来月まとめて返すから」。最初のうちは「誰にでもそういう時期はあるよね」と思い、気にせず立て替えていた私。でも、それが当たり前のように繰り返されるうちに、心のどこかに小さなしこりができていきました。
映画のチケット代、カフェでのお茶代、ちょっとした食事代。一つひとつは大きな金額ではなくても、積み重なれば決して軽くはありません。何より気になったのは、彼が「返すね」と言ったきり、その話題に自分から触れることがほとんどなかったこと。私が気にしすぎなのかな、お金のことでうるさく言うのはよくないのかな——そんなふうに自分を納得させようとする日々が続いていました。
ふと気づいた、自分の中の違和感
ある日、ふとスマートフォンの家計簿アプリを見返してみました。彼との外出で立て替えた金額を確認すると、この1年で驚くほどの額になっていたのです。その数字を見た瞬間、「私、何をしているんだろう」という思いが静かにこみ上げてきました。
お金のことだけではありませんでした。いつも「ごめん」と言うばかりで、状況を変えようとする姿勢が見えないこと。私が黙っていれば、それで済むと思われているような気がしたこと。大切にされているのか、ただ都合よく頼られているだけなのか——その境界線がわからなくなっていました。もしかしたら、自分の気持ちにきちんと向き合う時期が来ているのかもしれない。そう感じた夜、私は一つの決心をしました。
勇気を出して、正直な気持ちを伝えた日
次に会ったとき、私は思い切って彼に話を切り出しました。責めるつもりはなかったけれど、ずっと抱えていた思いを正直に伝えたかったのです。「今まで立て替えた分、そろそろ返してもらえると嬉しいな」。できるだけ穏やかに、でもはっきりと、そう伝えました。
しかし、彼は私の訴えに対して「いきなりこんな額を請求されても返せない」「そもそも、その時に言ってもらわないとわからない」「一回一回記録してるとか、金にがめつすぎる」と、私の行動に非難ばっかりしてきたのです。立て替えさせている立場は向こうなのに。その後も話し合いは平行線のまま終わり、進展することはありませんでした。
そして...
その後、ようやく彼が折れて少しずつではありますがお金を返してもらえる状況になりました。けれど、伝えた時の態度とお金の管理の杜撰(ずさん)さには呆れ続けていたため、完済してもらったら別れの言葉を伝えるつもりです。
今は、一人での生活を楽しみにしながら、将来やりたいことに向けてお金の管理を続けています。お金の価値観は人それぞれですが、人の価値観を無下にしたり、人の優しさを頼りにしすぎてしまったりすることは危険だと改めて思いました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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