Q. 布団を買い足さずに、寝具の暖かさを最大にする方法を教えてください
【日本睡眠学会所属医師が回答】毛布や掛け布団などの今ある寝具を最大限活用すれば、さらに暖かい睡眠環境がつくれます。買い足しなしで暖かさをUPする裏ワザをご紹介します。(※画像:amanaimages)
Q. 布団を買い足さずに、寝具の暖かさを最大にする方法を教えてください
Q. 「急に冷え込んできて、夜眠るときにとても寒く感じます。寝具はかさばるので新しく買い足すのは避けたいのですが、今ある布団や毛布だけで暖かく眠る方法はあるでしょうか? 真冬に使える裏ワザがあれば知りたいです」
A. 3つの工夫で布団の暖かさを最大限に引き出すことができます
寝具の使い方を少し工夫するだけで、布団の暖かさをさらに高めることが可能です。
まず、羽毛布団は「ふくらみ」が命。眠る前に軽く振って空気を含ませ、均等にならしましょう。保温効果が高まります。毛布を使う場合、アクリルやポリエステルなど化学繊維のものは、羽毛布団の上に重ねましょう。熱を逃がさず、羽毛布団の暖かさを閉じ込めてくれます。一方、ウールやカシミヤなど天然素材のものは、体と羽毛布団の間に入れましょう。
毛布の使い方も重要です。肌に触れる面は、毛足の長い「裏側」にすると、より暖かく感じられます。毛布は素材によっても差があり、ウールやカシミヤは吸湿性と発熱性に優れているため、冬場に最適です。毛布が複数ある場合は、寒さによって素材を選びましょう。
意外と見落としがちなのが敷布団です。実は、寝具の中の熱の多くは、下から逃げていきます。敷布団を2枚にしたり、厚手のパッドや毛布を敷いたりするだけでも、下からの冷えを防げます。ベッドや布団を窓や壁から20~30cm以上離すことも、冷気の侵入を防ぐ有効な対策法になります。
日本を睡眠先進国にするため、正しい快眠習慣の普及に努める専門医。日本医師会、日本睡眠学会、日本コーチ協会所属。医師とビジネス・コーチという2つの仕事を活かし、医学・生理学と行動計画の両面から睡眠の質の向上に役立つ情報を発信している。
執筆者:坪田 聡(医師)
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