同棲3週間目、冷蔵庫に増えていた“私が買ってない食材”→彼の一言で確信した夜
見覚えのない食材たち
念願の同棲を始めて3週間。二人の生活が落ち着き始めた頃、Mさんは不思議な現象に気づきます。 仕事帰りに自分で買い出しをしているはずなのに、冷蔵庫を開けるたび、買った覚えのない「ほうれん草」や「豆腐」が野菜室に増えているのです。
最初は「気のせいかな」とやり過ごしていたMさんでしたが、別の日には卵が増え、また別の日には別の食材が増え...。小さな違和感は、次第に無視できないものになっていきました。
すれ違う生活リズム
Mさんと彼のKさんは、生活リズムが少しずれていました。Mさんは日勤で夕方には帰宅しますが、Kさんは夜勤が多く、二人が顔を合わせる時間は限られています。
同棲前は「一緒に暮らせば自然と会える」と思っていたものの、現実はそう簡単ではありませんでした。
朝、Mさんが出勤する頃、Kさんはようやく眠りにつく。夜、Mさんが夕食を終える頃、Kさんは仕事へ向かう。LINEでのやり取りは続いていたものの、直接話す機会が減っていくことに、Mさんは少しだけ寂しさを感じ始めていたのです。
彼が発した一言
ある休日、久しぶりに二人の休みが重なりました。一緒に朝食を食べようと冷蔵庫を開けると、そこにはMさんの大好物である「ミニトマト」が。 思い切って「これ、Kが買ってくれたの?」と尋ねると、彼は少し照れくさそうに頷きました。
「夜勤明けにスーパーに寄ると、ついMが好きそうなものに目がいくんだよね」
その一言で、Mさんの中で点と点がつながりました。会えない時間、Kさんは一人でスーパーに寄り、Mさんのことを想いながら食材を選んでいたのです。言葉にはしなくても、冷蔵庫の中には彼の愛情がずっと詰まっていました。
そして...
その日から、Mさんは冷蔵庫を開けるのが少し楽しみになりました。見覚えのない食材を見つけるたびに、Kさんの優しさを感じられるようになったからです。今では、Mさんも夜勤前のKさんのためにおにぎりを握って冷蔵庫に入れておくようになりました。
派手な言葉はなくても、日常の中にそっと寄り添う気持ちがある。Mさんは、この静かで温かい関係をこれからも大切に育てていこうと思っています。同棲生活は始まったばかり。二人の冷蔵庫には、これからもたくさんの「想い」が詰まっていくことでしょう。
(20代女性・デザイナー)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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