「家に居座るゴミだな」家事を一切せず“大黒柱気取り”の夫に⇒嫁が【義母】を召喚した話。
家の中で積み重なるささやかな違和感は、気づかぬうちに心をすり減らしていくものです。
自分の気持ちを後回しにしながら過ごす日々の中で、ふとした瞬間に限界がくることがあります。
小さなきっかけが、大切な関係を見つめ直す扉を開くこともあるのです。
そんな日常の揺らぎを描いた体験談を紹介します。
家に”居るだけの人”になった夫と向き合った日
最近、夫の身勝手さにほとほと疲れてしまっていた、私の体験談をお話しさせていただきます。
まず、私の夫は家事を一切やってくれませんでした。
朝、ゴミ出しを頼んでおいても「あ~忘れてた!」と、悪びれもせず私に大きな声で言い返すのです。
それなのに、夜ご飯の献立については文句ばかり…。
「えっ、晩ご飯また魚?俺、肉がいい~」と、まるで私が夫の召使いであるかのような態度でした。
夫はいつもこうで、食後も自分が食べた食器を下げようともせず、スマホでゲームなどに夢中になる毎日。
私は、これがいわゆる「居るだけの人」なのだろうかと、日々やるせない気持ちを抱えていました。
そんなある日「パパ、自分のお片づけもできないの?」と、娘はとても真剣な顔つきで夫に尋ねたのです。
そのとき、私と夫、娘の3人がリビングにいたのですが、その場が一瞬にして凍りついたのを覚えています。
夫は「え…」と驚き、なにが起こったのか把握できない様子でした。
娘はまだ幼いながらも、夫の身勝手な振る舞いを感じ取っていたのです。
夫は「いや~大黒柱は下げなくてもいいの~」と、ヘラヘラと笑いながら言い訳をしました。
俺の稼ぎで回ってる?納得できない言葉に…

さらに「俺の稼ぎで回ってる家なんだし?」と言うのです。
そのとき、私の中でなにかがプツリと切れてしまい…。
夫に対し「この人はもう夫じゃなくて、家に居座るゴミだ」と感じました。
娘のためにも、そして私自身の平穏な生活のためにも「こうなったら…」と、この状況を変えるために反撃を決意。
しばらくして義母が「おじゃまします」と声をかけて、玄関から入ってきたのです。
夫は「母さん!?」と驚いていましたが、私は冷静でした。
義母は私の連絡を受けて、家に来てくださったのです。
夫は「なんで母さんがここに…」と、ただただ青ざめるばかりでした。
すると義母は「ゴミ出しすらせん男が偉そうに。家事も育児もせず金ばかり吸い取って、なにが一家の主よ」と、強い口調で夫を責めました。
さらに「アンタの父親とそっくりじゃないの」「家計握って調子乗って嫁に逃げられるコースまっしぐら」と、一喝してくれたのです。
私は義母の言葉に感謝しつつ「お義母さんの言葉を聞いてもなにも思わないなら、今月末に別居します」と、はっきりと言い放ちました。
それでも黙っていた夫ですが、義母が「まだ話してくれるうちにちゃんと頭を下げなさい」と言ってくれたのです。
すると夫は「…ごめん」「俺、変わる」「変わりたい」と、謝罪しました。
この出来事は、夫に自分の行いを深く反省させる大きなきっかけになったと信じています。
私は娘と2人で、夫の変わろうとする姿勢を信じ、見守っていこうと決心しました。
最後に
気づけば当たり前になっていた負担や我慢は、ひとつずつ言葉にすることでようやく輪郭が表れるのですね。
お互いが向き合う姿勢を変えたとき、家の空気がすこしだけ柔らかく動き出したように感じます。
すぐにすべてが解決するわけではなくても、歩み寄ろうとする意志があるだけで、心は少し軽くなるものです。
関わり合う中で迷いや疲れを抱えたときは、自分の気持ちを静かにすくい上げてあげてください。
小さな声に耳を傾けることが、次の一歩を照らす力になるのだと思います。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
作画:徳永たま
(愛カツ編集部)
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