50代女性の婚活現実!直面する厳しい理由と苦戦する特徴を解説

2025.10.24 17:03
提供:恋学

婚活が盛んに行われている今、50代女性の婚活は非常に厳しいことが分かっています。特に子どもが欲しいと考えている場合、まず50代の女性を選ぶことはほとんどありません。また、相手との年齢差が大きすぎた場合もうまくいかないことが多いです。このような婚活の現状を知らずにいると、なかなか成功しない婚活に苛立ったり落ち込んでしまったりするでしょう。この記事では、50代女性の婚活が厳しい理由や苦戦する人の特徴などを解説します。婚活の成功率を高めたい50代の女性は、ぜひ参考にしてください。

50代女性の婚活現実とは?

50代女性の婚活現実!直面する厳しい理由と苦戦する特徴を解説
恋学[KOIGAKU]

現在、50代女性の婚活はどのようになっているのでしょうか?
ここで「成婚白書 2023年度版」のデータを見てみましょう。
100%に近い位置が成婚しやすく、下回ると成婚しにくくなります。
50代女性の場合、約50%という数値になっていることから簡単に成婚できない現実と努力が必要であると言えます。
また、これらの内容から50代女性の立ち位置は以下のようになっています。

・理想が決まりすぎている
・過去の経験が前進を妨げている
・固定観念が定まりすぎている
・健康に関する不安がある

このような風に判断されることもあるので、他の年代と比べて婚活が難しいとされているのです。

参考文献:「成婚白書 2023年度版」


50歳時の未婚率は男性約3割、女性約2割

国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2024)」では、50代の未婚率に関して男性約3割、女性約2割であることを発表しています。
統計が開始された1960年では男女の未婚率は共に1%~2%以内でした。
しかし、年々50歳時の未婚率は上昇していて年々上がっているのが現状です。

参考文献:公益財団法人 生命保険文化センター「ライフイベントから見る生活設計」


50代女性の結婚率はどのくらい?

続いて、50代女性の結婚率についてみてみましょう。

国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2024)」では、男性50代前半の初婚率は0.65%、50代後半は0.29%です。
一方の女性50代前半の初婚率は0.37%、50代後半は0.16%です。
再婚率の方ですが、男性50代前半は1.49%、50代後半は1.18%です。
女性50代前半の再婚率は1.27%、50代後半は0.82%でした。
これらの内容を見ると、再婚の方が初婚に比べて人気があるようです。


婚活市場における50代女性の現状

婚活市場において、50代の女性は初婚が少なく、さらに再婚率も高くないのが現状です。
上記の内容からもわかる通り、初婚率は50代前半で0.37%、後半で0.16%、再婚率は前半で1.27%、後半で0.82%です。
これらの結果を見ると、50代女性の婚活は非常に厳しい面が多く、簡単に結婚や再婚ができない状況と言えるでしょう。


50代女性が婚活で苦戦する理由

50代女性が婚活で苦戦する理由は何でしょうか?

・いい相手と出会わない
・年下とマッチングしない
・自分の年収以上の相手が少ない
・家族の介護などが条件に含まれている
・昭和の考えを持つ人が多い

このような理由があり、婚活に苦戦することが多いでしょう。
さらに以下の理由も加わることから、婚活が成功しにくくなっています。

・年下女性との競争
・価値観や固定概念を変えられない
・婚活に充てる時間が取れない
・妥協が難しく理想が高い

ここでは、50代女性が直面する婚活の壁の内容や理由を見ていきましょう


理想の男性をめぐる年下女性との競争

50代での婚活となると、理想の男性が年下になってしまう可能性も高くなります。これは、年下男性がいいという理由でなくても、自然といくつかの条件を設定したことで年下の男性の方が条件をクリアしやすくなるからです。他にも、未婚率も圧倒的に年下男性の方が多くなってしまうため、自然と年下の男性にシフトチェンジする傾向となっています。

しかし、ここで大きく問題になるのは年下女性との競争が激化することです。年下男性が同年代、または若い女性との結婚を求めている場合、50代女性は競争が激しい中で婚活しなければなりません。特にスペックの高い男性ほど若い女性を求める傾向があります。婚活市場特有のバランスによって、50代の女性は条件の内容や数によって結婚が遠のく可能性が高くなるでしょう。


価値観や固定概念を変えられない

年齢が高くなるにつれて、今までの価値観や固定観念が確固たるものとなり、なかなか譲れなくなる傾向です。特に今まで、自分だけの力で仕事や地位を築いてきた場合は、特にこの傾向が強くなるでしょう。結婚への考え方でもこの傾向がわかりやすく、特に自分を曲げてまで結婚しなくていい、ストレスが溜まる生活を送るくらいなら結婚はしない方がいいと考えているなら、相手と結婚に対する価値観が合わない可能性があります。

結婚後、様々な価値観や固定観念によって話し合う機会が増えます。お金についてなら「コンビニでコーヒーやジュースを買うのは無駄。マイボトルで充分」という人と「仕事前に美味しい飲み物を飲んで1日のモチベーションを上げたい」という人もいます。家事への関わり方でも「お互いに仕事が早く終わった方が家事をする」という人もいれば「家事は女性の担当」という人もいるでしょう。

このように相手の価値観を受け入れにくく、また自分の固定観念を曲げない場合は婚活に苦戦します。相手に対して条件を曲げてもらおうと考えるのではなく、自分自身も妥協ではなく可能性を広げるという考え方にしなければ婚活していても素敵な相手に巡り合えないかもしれません。


婚活に充てる時間が取れない

50代まで真剣に仕事に向き合っていた場合、既に責任のある立場を任されている方もいるでしょう。子育てが終わっておらず、仕事と家事、育児に忙しくしている場合は婚活に集中できる時間が取れないため、出会いが欲しいと思いながらも時間の無さから諦めている方も少なくありません。

このような場合は、婚活が苦戦してしまう可能性が高いのですが、日々のルーティンをこなすだけで精一杯なことがほとんどですが、時間のゆとりは自分で作らないとできません。仕事、子育て、家事、婚活になるとてんてこ舞いになりやすいのですが、強い意志を持って婚活に充てる時間を作り出すところから始めるのが良いでしょう。


妥協が難しく理想が高い

50代女性の婚活が困難になる理由は、理想の条件に固執して妥協できないからです。独身が長くなっていた場合、自分のライフスタイルが確立されているので、それを今さら変えたくないという方もいるでしょう。また、既に社会的地位も経済力もある程度持っている場合、それ以上の男性を求める傾向になります。

「自分以上の収入が条件」「見た目が素敵な男性がいい」「同じくらいの年収で価値観も同じ相手がいい」などの理想が高くなりすぎると、人気が集中しやすい高年収の男性、年下の男性とのマッチングが難しくなるでしょう。ここで、ある程度続けても結果が出ない場合は条件を変えたり、何か妥協したりするタイミングですが、この状態を貫くという場合は婚活がより苦戦する可能性が高いです。


50代女性の婚活事例とアドバイス

50代女性の婚活事例とアドバイス

50代女性の婚活は、簡単にいかない理由が多いことがわかりました。
特に、直面した現実によって悩みが大きくなってしまったケースも少なくありません。
ここで紹介する事例は以下の2点です。

・年下男性からのアプローチに踏み切れない
・相手男性との価値観の違いに悩む

ここでは、実際に50代女性が直面した婚活事例とそれに対するアドバイスについて解説します。


年下男性からのアプローチに踏み切れない

「再婚に向けて婚活を始めてみました。40代の男性からアプローチされているものの、過去に離婚した元夫を含めて年下との交際経験がないこと、50代ということで年下男性と結婚しても若い女性に目移りするのではないかと不安で踏み切れません。他にも、年下男性に経済的に頼られすぎないかなども心配です。」

年下男性からのアプローチを受けた50代女性の心理をみていきましょう。この女性の悩みは、「年下との交際経験がないこと」「若い女性に目移りするのではないかと不安であること」「経済的に頼りにされすぎていないか」という点です。一般的に婚活では、男性は年上よりも年下の女性を好む傾向が多くみられますが、全員が年下の女性が好みということではありません。

年上の女性に魅力を感じている男性もいて当然なので、この点に関して必要以上に心配する必要はないでしょう。「若い女性に目移りするのではないかと不安であること」についても、上記と同様で男性=若い女性が好きではないので年齢を気にすることはありません。
真剣にアプローチしているかどうかで考えてみましょう。

「経済的に頼りにされすぎていないか」という点については、交際中の中でわかってくることが多いです。そこで誠実さが見えなかったり、経済的な負担について話し合っても折り合いがつかなかったりした場合は、その時に交際を終わらせれば良いだけです。
交際前からあれこれ考えてもわからないことが多いので、実際に交際してから考えるのも1つの方法でしょう。


相手男性との価値観の違いに悩む

「婚活サイトで出会った年上の男性との価値観が違うことに戸惑っています。3ヶ月交際していて結婚の話も少し出ていますが、相手が実家に住んでいて高齢の母親が家事を全て行っているため、結婚後も自身は家事には関わらず、女性側に負担してほしいと言われました。今の時代、積極的に男性も家事をしている中でのこの言葉が少し憂鬱でした。一応、今は男性も家事を負担する家庭が多いと話してみたのですが、家事はやったことがないからできないと歩み寄る感じがありません。このまま結婚しても一切家事をしないのかという点がとても不安ですし、結婚していいのかさえも迷っています。」

価値観の違いに悩んでいる50代女性の心理をみていきましょう。この女性の悩みは、「母親が家事をしてきたから結婚しても女性が家事をすべきと考えていること」「自分はできないからしないと考えていること」「このまま結婚していいのか」という点です。結婚において価値観は重要な部分であり、合うか合わないかで日常生活などのトラブルを招く恐れもあります。

今は社会的にジェンダーフリーな考え方をしようと取り組んでいる中で、男性はこれまでの固定観念を変えられずにいることがわかります。今までは、「男なら泣くな、言い訳するな」などと言われ、「女なら家事をして当たり前、夫を立てるべき」と言われてきたことでしょう。このような考え方は、世界から遅れを取っている日本の文化のなごりのようなものですが、今までこのような考え方を50年以上続けていれば、簡単に変えることができません。

そのため、「自分は(家事が)できないからしないと考えていること」についても考え方が変わらない以上、難しくなるでしょう。結果的に「このまま結婚していいのか」という疑問については、価値観の違いという大きな要素が関係してくるので悩んで当然です。家事に関しては、女性の負担が大きくなるようなら家事代行などを依頼する、掃除会社に依頼して代行で清掃してもらうなどの方法も1つの手段です。じっくり話し合ってもお互いに譲れる部分がない、価値観を受け入れてくれないという場合は交際を辞めても良いでしょう。


50代女性の婚活を成功させるポイント

50代女性が婚活を成功させて幸せになるには、どのようなことを意識すべきでしょうか?
婚活を成功させるポイントは以下のとおりです。

・婚活市場における自分の価値を知る
・希望条件に縛られすぎない
・経済的、精神的に自立する
・積極的に行動する

詳しい内容についてみていきましょう。


婚活市場における自分の価値を知る

まずは、婚活市場における自分の価値について正しく理解しましょう。50代という年齢は、一般的に市場価値が少ないため、多くの条件を出して相手を選びすぎてしまうといつまで経ってもマッチングできません。それは、たとえ見た目で若く見えるタイプでも同じです。周囲から「とても50代に見えない」と言われているのを鵜呑みにして申し込んだとしても、年齢に対してシビアな反応をされてしまいます。やはり“50代は50代”でしかないので、正しい市場価値を把握して適した婚活を行うように意識しましょう。

例えば、無理な若作りをした写真やプロフィールカードを書くのではなく、等身大の自分がどのような人物なのかを相手に伝えることを意識してください。婚活サービスなどでは、カウンセリングで客観的な意見を貰えるので、第三者の意見を聞いてみるのもおすすめです。また、過去の成婚事例などから自分と近い年齢、年収、婚姻歴などのデータと比較してみるのも良いでしょう。

過去の内容から、どのような経緯で成婚に至ったかを把握できるので市場価値を知るきっかけになります。プロフィールカードには自分の長所、短所、魅力などを書き出した後に客観視してから記載すると自分を見つめ直すきっかけにもなります。今では、様々な婚活サイトやアプリが登場しているので、自分に合ったものを選ぶことも忘れないようにしましょう。


希望条件に縛られすぎない

婚活する時は、少しでも自分に合った条件の相手を見つけたいと考えるでしょう。しかし、希望の条件にこだわりすぎた結果、出会えるはずの男性と出会えなかったというケースもあるので“条件は絶対”という考え方になりすぎないようにしてください。自身が50代であることを忘れて、「年収は私の○倍以上」「身長が高くてイケメン」「家族と同居している人はNG」「車を持っている人」など厳しい条件を出してしまうと、極端に母数が少なくなります。

このような条件は、20代では通るかもしれませんが30代以降では厳しくなってしまうので、あまり条件にこだわりすぎないように意識してください。条件を意識しすぎる場合は、どうしても譲れない条件を1~3つ程度に絞り、多少条件が合わなくても会ってから判断するという考えに変えてみましょう。
「会ってから判断する」という選択肢を取り入れたことで、素敵な男性に出会える機会も増えます。


経済的・精神的に自立する
経済的・精神的に自立する
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50代女性の婚活を成功させるには、経済的、精神的な自立も意識しなければなりません。その先の将来が不安だからといって、相手の経済力ばかり当てにするのは良くないでしょう。確かにお互い支え合う存在になることは大切ですが、過度な場合は相手の負担になってしまいます。

老後のことが心配なのは誰もが同じなので、お互いに経済的負担を考えつつ過ごせるように話し合うことが重要です。また、精神的な拠り所にしすぎてしまうのも良くありません。相手に頼ることも大切ですが、できるだけお互いで支え合うことを意識した婚活がポイントです。


積極的に行動する

50代女性が婚活を成功させるには、積極的な行動が大きなカギとなります。もちろん、仕事もしっかりこなして家事や育児をしている女性は自分の時間もなかなか取れないことが多いです。

しかし、限られた時間で成婚という成果を発揮するのは婚活の時間をきちんと設けている場合です。できるだけで婚活に割ける時間を決めておき、その間は婚活だけを考えることで大きな結果が付いてきます。積極的な行動が成婚の大きな一歩になることを忘れないようにしましょう。


婚活は50代からでもできる!

ここまで50代女性の婚活について解説してきました。50代という年齢だけを考えると婚活が厳しく思えるかもしれませんが、正しい意識と対策によって成婚への道が続きます。

始める前に諦めるのではなく、何事も前に進むように考えるのが良いでしょう。ぜひ、この記事を参考にして50代からの婚活をスタートしてみてください。


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