妊娠中【ご飯の匂い】に苦しむ妻。しかし「家事ぐらいやれ」「息止めて作れ」容赦ない夫…妻に深刻な影響が！？

2025.09.22 20:37

提供：Grapps

最も身近な存在であるはずの夫からの心ない言葉に、深く傷ついた経験はありませんか。
体調が優れないときや、心に余裕がないときほど、相手の無理解な態度はつらく感じられるものです。
「やってもらって当たり前」という空気が、二人の関係に影を落とすことも少なくありません。

この記事では、妊娠中に夫からの心ない言葉に苦しんだ女性の体験談を通して、夫婦間のすれ違いを乗り越える方法について紹介します。

つわりに耐えながら家事と仕事をこなす妻

第一子を妊娠した頃の話です。
つわりが想像以上にひどく、一日中続く体調不良と闘いながら、なんとか仕事に行くだけで精一杯の毎日を送っていました。

そんな私の状況を、夫はまったく理解してくれませんでした。
仕事から帰ってきて私が休んでいると「また寝てんの！？」と怒鳴るのです。
さらには「俺より収入低いんだからさ、家事ぐらいやってもらわないと」と言って、妊娠前と同じように家事をこなすよう求めてきました。

私もフルタイムで働いているのに、なぜ私だけがすべての家事を担わなければならないのか。
夫の心ない言葉に私は「家事を全部こなすなんて無理だよ！」と言い返すようになりました。
そんな言い争いは毎日のように繰り返され、私の心身はどんどん疲弊していったんです。

ある日、お米が炊ける匂いで吐き気に襲われ、キッチンでうずくまった私。

「ごめん…匂いが無理で…」と訴えると、夫は信じられない言葉を放ったのです。

苦しむ妻に放った夫の言動

「息を止めて作ればいいだろ」

夫のその言葉に、私は耳を疑いました。
「そんなことできるワケないじゃん」とショックで声も出ませんでした。

こんなやり取りを繰り返し、夫とは毎日のようにケンカ。
その後、体調が安定したことにより、家事ができるようにはなっても、夫の態度は相変わらず。
私のことを労わってくれることはありませんでした。

しかし、夫に文句を言われないように仕事と家事を両立しながらキリキリ働いた結果…
私は入院することになってしまったのです。

最後に

夫婦という近い関係だからこそ、無神経な一言は深く心に刺さります。特に体調や心身が不安定な時期に支え合えないつらさは計り知れません。この体験談は一方の「当たり前」が、もう一方の我慢や犠牲の上に成り立っている危険性を示しています。

夫に気持ちを伝えても状況が改善されない場合は、信頼できる第三者に相談するのが有効です。
例えば、親しい友人や家族、カウンセラーなどに今の状況を話して客観的な意見をもらうことで、感情に飲み込まれずに冷静に考えるきっかけが得られます。

自分の意思と体を守りながら、適切にサポートを受けることで、心身の回復とより良い関係を築くための第一歩となるのです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています