「恋愛経験ない男はやばい」ってホント？ その理由と隠れた魅力を解説

恋愛経験がない男性は「やばい」といわれるのはなぜ？

SNSやネットでは「恋愛経験がない男＝やばい」と言われがちですが、それは本当なのでしょうか。まずは、その背景にある先入観から整理していきましょう。

コミュニケーションに不慣れだから

恋愛経験がない男性が「やばい」と言われてしまう理由として、まず挙げられるのが「女性との会話や距離感に不慣れだから」というものです。

たとえば、緊張して黙ってしまう、どこを見て話せばいいのかわからず視線が泳ぐ、無理に話そうとして話題が空回りする…… こうしたぎこちなさが「不器用」「気まずい人」と受け取られてしまいがち。

ただしこれは、決して性格や能力の問題ではありません。場数を踏んでいないだけで、根は優しかったり、誠実だったりする男性も多いのです。

最初の印象だけで「やばい人」と決めつけてしまうのは、少しもったいないといえそうです。

女性に対する理想が高すぎるから

恋愛経験がない男性の中には、女性に対する理想が極端に高い人もいます。

漫画やドラマ、SNSなどを通じ、「運命の出会いをする女性」「完璧な彼女」「察してくれる女性」といった非現実的な女性を未来のパートナーとして考える男性も少なくありません。

その結果、現実の女性とのコミュニケーションにギャップを感じ、リアルな恋愛経験ができないケースも。

とはいえ、理想が高いということは、恋愛に対してまじめな人と考えることもできます。過度な理想はズレを生む原因となりますが、それがすべて「やばい」とは限りません。

恋愛経験がない男性に多い特徴とは？

恋愛経験がないからといって、該当する男性すべてを一括りにすることはできません。ただし、恋愛未経験の男性には共通する傾向があるのも事実です。ここでは、恋愛経験がない男性によく見られる性格や行動の特徴を紹介します。

恋に奥手で受け身になりがち

恋愛経験がない男性は、自分から積極的にアプローチすることが苦手な傾向があります。これは、過去に告白したことがない、もしくは恋愛的な駆け引きを経験していないため、「どう動いていいかわからない」ことによるものです。

そのため、好意があっても態度に出せなかったり、相手の気持ちを深読みしすぎて自分から距離を置いてしまうことも。

一見「脈なし」ゆえのそっけなさに見える態度も、実は相手を気遣うがゆえの慎重さであるケースもあります。恋に不器用なぶん、ひとつひとつのステップに真剣に向き合っているのかもしれません。

主導権を握るタイプではないかもしれませんが、いったん信頼関係が築ければ、どこまでも誠実に寄り添ってくれる存在になり得るタイプです。

真面目でピュアな一面がある

恋愛経験の少ない男性には、恋に対してどこか「おさなさ」が残っていることがあります。

傷ついた経験が少ない分、疑い深さや計算高さがなく、どこまでもストレートで素直。その純粋さが、「何を考えているかわからない」と思われる一方で、「まっすぐで安心する」と感じる人もいます。

また、恋愛の場数を踏んでいないため、慣れた口説き文句や駆け引きではなく、不器用なまでに直球のアプローチをしてくることも。

こうした誠実さや初々しさは、「遊んでない感」にもつながり、女性に大きな安心感を与えてくれる要素でもあります。長く付き合うパートナーとして、信頼できる存在になるポテンシャルを秘めたタイプです。

恋愛経験がない男性ならではの魅力とは

「恋愛経験がない＝やばい」と一括りにされがちですが、それはあまりに偏った見方かもしれません。ここでは、恋愛未経験の男性に見られるポジティブな特徴や、思わず惹かれてしまうような魅力を紹介します。

誠実で一途な関係を大切にする

恋愛経験が少ない男性は、「付き合うこと」に対してとても真剣です。

誰とでも軽く付き合うわけではなく、好きな相手と真っすぐに向き合いたいという気持ちが強い傾向にあるため、遊びや浮気とは無縁。一度恋人になると一途に尽くしてくれる人が大半です。

また、恋人ができたことそのものを「人生のビッグニュース」として捉えてくれるため、小さなことにも感謝してくれたり、特別な存在として扱ってくれたりするのも魅力のひとつ。

経験が少ないからこその慎重さや真面目さは、ある意味「誠実さのあらわれ」。安心感や信頼感を重視する女性にとってはむしろ理想的なパートナーかもしれません。

恋を通じて成長していく姿も魅力

最初は不器用だったり、自信なさげだったりする恋愛未経験の男性。でも、いざ関係が始まると、少しずつ変化していく様子にキュンとする女性も少なくありません。

相手に好かれたいという思いから、コミュニケーションをがんばったり、自分の短所と向き合ったりする姿には、どこか応援したくなるような魅力があります。

「恋をすることで成長する」というプロセスを、リアルタイムで見られる関係性は、恋愛の醍醐味のひとつ。

完璧じゃないからこそ、変わっていく姿がまぶしい。そんな彼の努力や変化を近くで見守りながら一緒に育んでいく関係は、深く強い絆へとつながっていくはずです。

恋愛経験ゼロでも「やばくない。」大切なのは中身と向き合う姿勢

恋愛経験があるかどうかは、その人の価値を決める基準ではありません。大切なのは、恋にどう向き合うか、自分や相手をどれだけ大切にできるかという姿勢。

「経験がない＝やばい」と思い込まずに、その人自身をちゃんと見つめていくことが、いい関係の第一歩になります。見た目や経歴では測れない、あなただけが見つけられる魅力がきっとそこにあるはずです。