緊張しすぎて惨敗……恋愛に不器用な人の特徴4選と対処法

恋愛が不器用な人の特徴4選

自分の気持ちを素直に表現できない

「また会いたいな」「楽しかった！」など、恋愛の進展には自分主体で気持ちを伝えることが必要不可欠。照れや恥ずかしさ、傷つく怖さから、自分の気持ちをうまく言葉や行動に出せない人は、恋愛でも不器用な人が多いです。

過去の恋愛で傷ついた経験があったり、幼少期に感情を抑える癖がついていたりすると、「迷惑かも」「自分なんか相手にされるわけない」というブレーキがかかります。

・好き避けをしてしまう
・本心とは逆のことを言ってしまう
・愛情表現がぎこちない

という行動パターンになることが多く、「何を考えているかわからない」と相手に不安を与えてしまいます。

相手にどう思われるかを気にしすぎる

「あの時の話引かれててないかな」「LINEの返事が遅いけど変なこと言ったかな」と、相手の反応を過剰に気にしてしまうタイプも、不器用で常に悩みがつきません。

人間関係で気を使いすぎる人や、他人の目を気にしすぎる人など、心が繊細な人は日常でも気持ちが疲れがち……。恋愛となるとその傾向がさらに強まり、自然体でいられなくなります。デートを楽しむより、「嫌われないこと」に重点が置かれてしまい、家に帰ってからどっと疲れてしまうことも。

この性質から、恋愛をしたい気持ちはあるものの、いざとなると億劫になり、自ら疎遠にしてしまうことも珍しくありません。

距離が近づくと回避的になってしまう

「気持ちに踏み込まれるのが怖い」など、親しくなればなるほど無意識に距離を取ってしまう「回避的」な人は、まさに恋愛が不器用です。信頼できる関係を築きたいはずなのに、自分でも理由がわからないまま、関係を深めることを避けてしまうため、本人も相手も対応に困ってしまいます。

心理的な背景としては、「本当の自分を知られると幻滅される」と思っていて、相手から嫌われる前に一定の距離を置くことで、心を守っているのです。回避行動を繰り返すうちに、相手からすると「興味がないのかも」「脈ナシだな」と判断されてしまい、せっかくの縁を手放してしまうことに……。

周りには「一人でも平気な人」と捉えられがちですか、心の奥では「誰かに深く愛されたい」という気持ちを抱えているのです。

焦りすぎて空回りする

「この人を逃したら次はない！」「急がないと誰かに取られる！」そんな焦りから、恋愛初期に気持ちが急ぎすぎてしまうタイプです。その気持ちの裏には、「もう失敗したくない」「早く安心したい」そんな不安感や孤独感が、原動力になっている場合も多いです。

初回に結婚についての価値観を確認したり、相手の気持ちを確認しないまま勝手にデートを進めたり……。相手とのペースが合わずに、すれ違いが起こりやすくなります。一生懸命になればなるほど、相手にとっては「ただ恋人が欲しいだけ」「誰でもいいんじゃないか？」と思われてしまうことも少なくありません。

また奥手が故に失敗してきた人ほど、焦って空回りするパターンもあります。

よくある行動としては、

・「好き」「運命かも」と頻繁に思ってしまう
・返信が遅いとすぐ不安になって追いLINEをしてしまう
・相手の些細な優しさに「脈ありだ」と浮かれてしまう

というところがあります。

恋愛に不器用な人が気をつけるポイント

自分の気持ちと相手の気持ちのバランスを意識する

不器用な人は、恋愛において「自分の気持ち」か「相手の気気持ち」どちらか一方に偏りすぎる傾向にあります。自分の心を無視して相手に合わせすぎれば疲弊し、逆に自分の気持ちをぶつけすぎれば、相手に負担をかけてしまうことも。

しんどくなったり、焦っていると感じたときは、一度立ち止まって「今の自分の本音は？」「相手はどう感じているか？」という両方の視点で恋愛を進めていく意識をもちましょう。

完璧になろうとしない

恋愛に不器用な人ほど、「ちゃんと言わないと」「嫌われないようにしないと」と、自分にプレッシャーをかけています。そう思うと身構えて余計に空回りしたり、相手の行動を深読みして拗らせてしまうのです。

そうなる前に、「言葉にすることが苦手」「ゆっくり距離を詰めたい」など、根本的なところを素直に伝えることも大切です。自分の不器用さを「トリセツ」として話しておくことで、相手が誤解や不安を抱きにくくなります。

不器用な自分を180度変えようとするのではなく、そんな自分も認めた上で、肩の力を抜いて接することを意識してみましょう。

恋愛に不器用な人ほど深い恋愛ができる！

恋愛に不器用な人ほど、本当は「相手を大切にしたい」という気持ちをもっています。その気持ちが強いが故に、関係を築く過程で焦ったり、空回りしたり……そん自分が嫌になって、人と比べてしまうかもしれません。

でも、それは裏を返せばそれだけ恋愛に対して誠実で真面目に考えているからなんです。自己理解を深めたり、対策をしていけば、むしろ不器用な人こそ、「深く長く続く関係」にたどり着けるはずです。