婚活30代女性の現実と対策!結婚成功のプロ解説

2025.05.27 18:13
提供:恋学

20代の時はそれなりに独身の友達がいたものの、30代になってから急に独身の友人が減少しただけでなく、友人がネットで子どもの成長を楽しむ姿が中心になった時、どこか寂しさを感じてしまう方もいるでしょう。中には「私だけ取り残されている?」と感じて急に婚活を始めた方もいるかもしれません。しかし、30代になると婚活も簡単とはいかなくなってきます。それは魅力がないという意味ではなく、婚活市場においての価値が減少しているからです。この記事では、なぜ30代になると婚活が厳しくなるのか、婚活市場のリアルなデータなどを交えてご紹介します。30代のリアルな婚活事情を知りたい方はぜひ参考にしてください。

30代女性の婚活が厳しくなる「3つの壁」を徹底解説

なぜ、30代になると女性の婚活が厳しくなってしまうのでしょうか?実は、同じ30代でも30歳、33歳、35歳で市場価値に大きな変化を及ぼしてしまうのです。

30歳になると婚活が難しくなっていく、33歳になると婚活している男性からの希望条件から外れだす、35歳になると同世代を希望しても高望みだと言われてしまいます。

「たった2歳~3歳くらいでこんな風に扱われるの?」と驚く女性がほとんどですが、これが現実です。ここでは、さらに詳しく年齢の壁について説明していきます。


「30歳の壁」何が変わる?データで見る変化点
「30歳の壁」何が変わる?データで見る変化点
恋学[Koi-Gaku]

30歳の壁と言われる婚活市場では、この年齢に達したことでどのような変化が訪れるのでしょうか?
日本で最も歴史ある結婚相談所加盟連盟のBIUが、2025年4月の会員分布を公表しました。

このデータを確認すると男性44.4%、女性55.6%と10%以上女性の会員数が多いことがわかります。
さらに、年齢別で会員数を見たところ、男女ともに30代後半~40代が最も多くなっているのです。
この内容から、既に男性会員から選ばれる可能性の少なさと待っていても男性会員から声がかからない可能性の高さが想定できます。

30歳となると恋活市場ではあまり引きが良くなくなってしまいますが、まだ婚活市場では需要ある年齢です。
恋活を中心としたマッチングアプリなどでは、学生や20代前半が中心となっていて、気軽な恋愛を楽しむ方も多いでしょう。そこで男性に結婚願望があると言われてしまえば、どこか期待してしまいますが、付き合っても結婚しない可能性もあるのです。

もし、30歳の時にマッチングアプリで知り合った男性と3年交際して別れてしまえば33歳で振り出しに戻ってしまいます。

また、20代の時は可愛さ、未熟さ、甘えさえもかわいいと評価してもらえる機会がありましたが、30歳になればそれも「痛いおばさん」扱いに変わってしまうのです。
ちょうど婚活に切り替えやすい年齢なので、この機会に活動フィールドを移すことを検討してみましょう。

参考文献:BIU会員データ


「33歳の壁」結婚相手としての需要が急減する理由

30歳から3年経過した33歳になると、急激に男性からの申し込みが減少すると言われています。
30歳の時点で男性からの申し込みが減少していると感じている女性も増えていき、さらに減っていくタイミングが33歳です。

結婚相談所などに登録している男性は、隅々まで女性を確認してから選んでいたら相手を探すだけで膨大な時間がかかってしまいます。

そこで、便利な検索機能を使うと条件をいくつか選ぶだけで合った相手に出会える仕組みです。
そこで、男性が条件として入力する年齢が33歳となります。
子ども希望する男性会員127名に「婚活中、検索条件に入れていた年齢」について調査した結果、33歳までとする男性が60%以上という結果が出ています。

多くの男性が「33歳」をボーダーラインと考えているため、どんなにキレイで若く見えても年齢にはかなわないというのが現実です。

他にも、33歳になるとお見合いを申し込んでくれる男性のレベルも下がってしまいます。
基本的に33歳以上の女性を選ぶのは「32歳未満の女性に選ばれなかった男性」が中心であり、中には「妥協してあげた」という態度の男性も少なからずいるでしょう。
このような状況から抜け出すには、とにかく自分から男性に対してアプローチする必要性を考えてみてください。

「いいな」と感じた男性から見えていない可能性もあり、積極的なお見合いによって存在を知ってもらう機会が出てきます。
検索条件はあくまで人数を絞り込むための条件であることを知り、自分自身で前に進むことを中心に考えてみましょう。

参考文献:【辛口注意】30代の女性の婚活が厳しい理由と対策を専門家が本音で解説。


「35歳の壁」同世代男性との競争力格差の実態

続いて「35歳の壁」です。
33歳の時点で40%の男性が対象外になる年齢であり、それより年上の35歳になれば75%程度の男性方から対象外扱いとなってしまいます。先ほどのように、将来子どもが欲しいと考える男性は33歳をボーダーとして考えていることを説明しました。

この内容からもわかるように、35歳になると将来子どもが欲しいと考える男性からはほぼ選ばれないと考えておきましょう。残りの男性についても、既に自分の子どもがいるから望んでいない、年収が低い、大幅に年齢が上など、すんなり申し込みを受けるかどうか悩むタイプが中心になりがちです。

35歳の女性は、出会った時点で高齢出産が避けられない年齢であるため、男性も検索対象から外してしまうということです。女性の言い分としては、年齢を気にすれば高齢出産に該当するかもしれないが、子どもが産めないわけではないと反論したくなるでしょう。

しかし、婚活市場では何万人もいる女性の中でわざわざ35歳を条件に入れて検索してくる人はいません。いたとしても年齢層がかなり高かったり、平均年収以下だったり、すでに介護が必要な親がいる男性だったりと、何かしら「訳あり」な可能性が高いでしょう。

そこで、35歳からの婚活では年齢を意識した大人の女性としての魅力を発揮するようにしてください。男性を癒して包み込む余裕や器がある若い女性は少ないです。
35歳以降になったら、頼りがいや心の余裕がある女性であることを意識して婚活に挑むのが良いでしょう。

参考文献:【辛口注意】30代の女性の婚活が厳しい理由と対策を専門家が本音で解説。


30代女性の婚活市場における現実とデータ

30代女性は、婚活市場でどのような現実に直面しがちでしょうか?正直「30代はまだまだ若い」と感じている方がほとんどです。

しかし、厚生労働省が公表した婚姻年齢の推移を確認すると、女性の初婚が30.1歳になっています。
さらに、結婚に関するトレンド調査の結果では、付き合ってから結婚までの期間が平均で3.3年となっていることから、世間では20代後半から交際を始めて30歳頃に結婚しているという流れになっています。

つまり、30代女性がいきなり婚活を始めてもすぐに結婚できる保証はなく、さらに歳を重ねるごとに婚活が厳しくなっていくのです。男性から30代の女性を見た場合、多くの方が「まだ若い」ではなく「ギリギリのライン」と感じています。

特に子どもが欲しい場合、やはり年齢によっては高齢出産になってしまうため、子どもが望みやすい年齢の女性が選ばれがちです。

他に、自分が気に入っている男性がいたとしても、男性にとっては少しでも若い方がいいと感じやすいため、30代の女性は積極的に選ばれにくくなっているのが現状でしょう。
婚活市場の現状を客観的なデータで示し、30代女性が直面する現実を3つのポイントで簡潔に説明してください。


統計から見る30代女性の婚姻率と成婚までの期間

続いて、統計から30代女性の婚姻率や成婚までの期間についてみていきます。こども家庭庁の公表している「婚姻状況について」の内容を確認すると、婚姻数は1972年に最多の婚姻数を記録して以降、年々減少しています。

2023年には婚姻件数が474,717組、婚姻率は3.9%になっています。成婚までの平均期間は30歳~34歳で9.3ヶ月、35歳~39歳で11.7ヶ月になっていて、年齢が高くなると成婚までの期間も長くなっているのが調査結果からわかりました。

初婚年齢に関しても同じで1975年は24.7歳、1985年は25.5歳、2000年になると27.0歳になります。
2000年以降から初婚の年齢も徐々に上がっていき、現在は29.7歳になっています。
これらの内容から、女性は2000年以降から急速な晩婚化に差し掛かってきていることが明らかになっているのです。


年齢別・男女別の希望条件ギャップとは?
年齢別・男女別の希望条件ギャップとは?
恋学[Koi-Gaku]

婚活市場では、現実とデータなどに加えて男女の間でもミスマッチが起こりやすいです。これは、時代の流れによっても起こりますが、年代によっても違いが生じてきます。20代だと恋愛感情が中心となってきて、「一緒に過ごすのが楽しい」と感じることを優先しがちです。

30代に入ってくると、次第に結婚後の生活にも目を向けることが多くなるため、経済力や安定性、生活において一致するかどうかを重視しがちです。

40代では、子育てやその先の老後を見据えた考えが中心で、経済的な自立や健康、精神的な安定感などを求めます。

さらに、年齢に関係なく男性が女性に求める条件、女性が男性に求める条件に関しても異なる部分が多くあります。

男性→女性に求めるもの

女性→男性に求めるもの

①性格が優しく、穏やか

②価値観が同じ

③家庭的で家事や料理ができる

④清潔感がある

⑤金銭感覚が同じ

⑥外見が好み

⑦一緒にいて楽しく感じる

⑧健康的

⑨子どもが好き

①経済力や安定した仕事

②価値観が同じ

③家事や育児にも積極的(協力的)

④金銭感覚をきちんと持っている

⑤性格が優しく、相手を思いやれる

⑥清潔感がある

⑦体力があって健康的

⑧実家に依存せずに自立している

⑨精神的な安定感がある

このように、男女間ではこのように相手に求める内容や重視するポイントにも若干の違いがあることがわかっています。


30代からの婚活で知っておくべきリアルな数字

30代の女性は、婚活をする際には知っておくべき内容がいくつかあります。それは、現実的な婚活の内容や数字に関する点です。

例えば、30代で婚活をしてお付き合いに発展した場合、30歳~34歳の平均は279.7日、35歳~39歳は350.3日となっています。簡単に計算すると、30歳~34歳は9ヶ月程度、35歳~39歳はほぼ1年かかっていることになります。

さらに、成婚率に関して注目してみると30歳~34歳は33.1%、35歳~39歳は27.2%となり、年齢を重ねていくと婚活の難易度も高くなっていくという結果がわかりました。

このような現実を知らないままでいると、いざ婚活をスタートさせる時になって思うようにいかないと感じたり、失敗の多さから婚活を辞めたくなったりしやすいです。

参考文献:【年齢別】IBJ成婚者の平均的な活動期間(成婚白書解説)


30代女性が婚活で直面する3つの現実的な課題

30代の女性が婚活をする際には、予想していなかった課題に直面することも増えてきます。
30代女性特有の婚活での課題は主に3つあり、年齢・ライフスタイルの変化・相手に対しての条件の多さや高さがあります。


【年齢】

近年、晩婚化が進んでいるものの婚活市場では30歳を超えると男性から対象外にされてしまうことがあります。

◎対処法
・外見ではなく内面の美しさを伝える
・落ち着きのある大人の面を見せる
・相手に対しての気遣いをする
・常識を持つ


【ライフスタイルの変化】

年齢を重ねていくと自然に異性と出会う機会が減少していきます。
また、仕事でも責任ある立場になることが多く、プライベートな時間も少なくなりがちです。

◎対処法
・婚活のペースを決めて定期的に動く
・毎月の目標を決めて取り組む
・自分らしいペースをつかむまで無理しない
・プロのサポートを受けてみる


【相手に対しての条件の多さや高さ】

30代になると、結婚に対しての条件が厳しくなりがちです。
結婚後の安定した生活や将来設計を意識しすぎた結果、年収以外にも外見など多くを求めがちです。

◎対処法
・条件だけこだわりすぎない
・一緒にいて安らげる相手を見極める
・お互いを尊重できるかにも注目する


理想と現実のギャップ:高望みは本当に問題なのか?
理想と現実のギャップ:高望みは本当に問題なのか?
恋学[Koi-Gaku]

婚活では、理想と現実のギャップが生じやすい条件を求めることがあります。
自分なりの条件を決めた際に「高望み」と言われてしまうケースもあるでしょう。

そもそも、どのような条件が高望みになりやすいのかというと「年収1,000万円以上」「仕事も家事も完璧」「年下の高身長イケメン」「持ち家あり」「一流企業勤務」「高学歴」などです。

年収1,000万円以上の男性は約5%しかいないだけでなく、この数字には既婚者も含まれています。
婚活中でこのような条件を満たす男性は非常に少ないどころかゼロに近いかもしれません。

さらに、条件を見ていくと現実的でない内容も多く、これらを条件にしている場合は一生相手の男性が見つからないでしょう。これらの条件は、最も優先すべきものが何かを決めることがポイントです。


時間的プレッシャーとどう向き合うべきか

30代女性が婚活する上で、時間的なプレッシャーに常に追われている状態になります。特にこの年代の女性は、仕事や友人との付き合い、家庭のことなどに追われることも多く、婚活を積極的に行う時間も限られる可能性が高いです。

さらに、少しでも若いうちに相手を見つけなければならないというプレッシャーによる焦りから、判断を間違えてしまう可能性もあるでしょう。

判断ミスを少しでも避けるには、質の良い相手に出会える機会を増やしていくのがおすすめです。
多くの男性に出会うことで自然と相手を見極める目も養えます。


婚活疲れを感じたときの対処法

婚活で素敵な男性との出会いがなかなか恵まれない場合、長期化する可能性が高いです。このような場合、婚活に疲れを感じやすくなってしまい、モチベーションの低下が引き起こされがちです。

婚活疲れを感じた場合は一度婚活から離れたり、自分の本心を見つめ直したりと、自身に向き合う時間を設けてみると良いでしょう。

特にモチベーション維持には小さくても構わないので成功体験を積み重ねていくのもおすすめです。
自分らしいリフレッシュをしてみてください。


よくある質問

・30代の婚活の成功率は?
結婚相談所では、30代の婚活成功率は20%前後とされています。

・女性の婚活のピークは何歳ですか?
女性の婚活のピークは27歳頃と言われています。


新しい出会いに一歩踏み出そう

「婚活は少し堅苦しくて慣れない」と感じた場合は、気軽に参加できる街コンもおすすめです。街コンのポータルサイトである「街コンジャパン」では、全国各地の街コンが簡単に検索できます。

すぐに参加できるイベントや特集からも検索できるので、気軽に友人などと参加しやすいでしょう。
気分転換にもなるので、この機会に街コンを検索してみてください。

参考文献:街コン・婚活パーティーのポータルサイトmachicon JAPAN


婚活中の女性は現実と対策をしっかりして素敵な相手を見つけよう

今回は、30代女性の婚活について解説してきました。ちょうど婚活が厳しくなる30代は、婚活をスタートしても思うように進まなかったり、楽しくないと感じたりするかもしれません。

また、30代というだけで条件から外されるなど、厳しい場面にも遭遇しがちです。しかし、自分らしく大人の余裕を持っていることで、自身の魅力に気が付いてもらえます。時には自信をなくすことがあるかもしれませんが、対策をして素敵な相手を見つけましょう。


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