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【実録】教育が間違っていたの…⁉ 反抗期の子供への対処法3選
男の子のいる家庭の永遠の課題である「反抗期」。今回は、反抗期の中でももっとも家族関係が深刻化しやすいといわれる「11歳~17歳の男子に訪れる第二次反抗期」の男子の対処法を、筆者自身や身近な人の実際のエピソードをもとにご紹介します。
第二次反抗期とは
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男子は一般的に2回の反抗期を迎えるといわれています。
最初の反抗期は、2歳~3歳半頃に訪れる第一次反抗期で、いわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる時期です。
次に訪れるのが、11歳~17歳頃の第二次反抗期で、古今東西世の親たちが悩まされる思春期の反抗期です。
ちなみに、男子の反抗期にはもう一つ「中間反抗期」と呼ばれるものがあり、5歳から10歳頃の小学校低学年に訪れます。
第二次反抗期の男子は、知能も体もある程度発達しており、限りなく「大人」に近い状態です。
自立したアイデンティティを確立しようとする時期ですから、背伸びをして大人の真似をしたり、大人に反抗したりする子もいます。
もちろんこれも健全な発育の証ですが、中には大人の手に負えないほど荒れてしまう子も。
イヤイヤ期と同様、第二次反抗期にも個人差がありますので、「うちの子は反抗期がまったくなかった」という方もいれば、「ひどすぎて途方に暮れた」という方もいるでしょう。
いずれにせよ、反抗期は成長の証であり、特に第二次反抗期は、体つきや脳の発達だけでなく、アイデンティティやメンタリティといった面が健全に発育している証でもあります。
ですから、反抗期という現象そのものを悲観する必要ありません。
とはいえ、問題行動が目に余ったり、家庭環境に悪影響を及ぼす可能性があったりする場合は対処が必要でしょう。
反抗期の子供への対処法
それでは、問題行動が見られる第二次反抗期を迎えた子への対処法を、ケース別に解説します。
親を無視する場合
親を無視する大半の子は、親のことを鬱陶しいと感じています。一方で、親自身は自分の鬱陶しさを自覚していないケースがほとんど。
そのため、子どもは「聞く耳を持たない相手に何を言ってもムダ」と感じ、やがて親を無視するようになります。
筆者自身もそうでしたし、当時の友人たちも同様で、「なぜか大人は子供の言葉に耳を傾けることができない」というのが定説でした。
この場合、ひとまず子の気持ちを尊重して放置するのが一番です。「放置=親の責任や義務を放棄」ではありません。
親としての責任や義務はしっかりとまっとうし、間接的な愛情表現にも努めつつ、子に干渉しないということです。
たとえば、「何も言わずに話を聞くから、あなたの話を聞かせてちょうだい」という姿勢は、一見すると謙虚に見えますが、実は子に対して「話すこと」を強要している傲慢な態度です。
結局、「話を聞きたい」「子が何を思っているのかを知りたい」という自分の欲求ばかりを優先し、子の「話したくない」という欲求は無視されています。
こういう態度でいる限り、子供はいつまで経っても心を開いてはくれません。
まずは「親と話したくない」という気持ちを尊重し、無理に話そうとしたり関わろうとしたりするのをやめましょう。
一方で、
・毎日お弁当を作ってあげる
・夕食を用意してあげる
・たまにはプリンやケーキなどのお菓子に「〇〇(子の名前)へ」とメモ書きを貼って冷蔵庫に入れておく
など、小さな愛情表現を続けましょう。
親に暴言を吐く場合
思春期の子が親に暴言を吐く場合は、よほど鬱屈していると考えられます。
親としてはつい「なんて口の利き方をするの!」と感情的に反応してしまいそうになります。
ですが、裏を返すと、子供はそんな暴言を吐かなければならないほど追いつめられている状態でもあるということです。
子の暴言に対して感情的に反応するのではなく、まずは「この子に暴言を吐かせている原因は何か」を探りましょう。
それはもしかすると、あなたが無意識のうちに子を抑圧してきたせいかもしれませんし、夫婦仲が険悪なせいで家庭内の雰囲気が険悪なせいかもしれません。
あるいは学校でいじめられていたり、それ以外に何か問題や悩みを抱えているのかもしれません。
大切なのは、子供の横暴な言葉や態度を指摘するのをいったんやめて、「この子はなぜこのような言動をするのか?」を冷静に観察し分析することです。
そして、もし可能なら子供の機嫌を取りつつ、本人から聴取してみましょう。
特においしいものを食べているときや、心に余裕を持てたときなどは、本心がポロッと出てくるものです。
子供が物にあたる場合なども同様ですが、暴力などを働くなど状況が深刻な場合は、内閣府のDV相談+(プラス)や、各自治体の相談窓口などに相談しましょう。
参考文献:DV相談プラス|内閣府 DVのお悩みひとりで抱えていませんか?
何となく疎遠になっている場合
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昔はあんなに可愛く懐いていたのに…… 最近はそっけないしつれない……。
子のそっけない態度を嘆く親は、世の中に星の数ほどいるでしょう。さみしさから子供に対してつい余計なお世話を焼いてしまったり、必要以上に声をかけてしまったり……。
しかし、大きな対立もなく、子供に無視されているわけでもないのなら、特に気にする必要はないでしょう。
そもそも第二次反抗期はそういうものです。
子供が精神的に自立しようとしている証拠ですから、温かく見守ってあげましょう。やがて反抗期を過ぎると、相互に敬意を払った良好な関係を築けるようになるはずです。
子供は勝手に成長する
反抗期の子供の不安定な様子を見ていると、親としてはどうしても不安を覚えたり、心配になったりするものです。
でも、だからといって心配しすぎたり干渉しすぎたりすると、かえって子供との距離が遠のいてしまったり、関係がこじれてしまったりしがちです。
子供が判断を誤りそうなとき、親はしっかりと導いてあげなければなりませんが、目に余るような問題行動がないのなら、ある程度「放っておく」という判断も時には必要です。
子供は意外と勝手に育ちますから、一喜一憂したりいちいち目くじらを立てたりせず、心に余裕を持って愛する我が子と向き合っていきましょう。
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