<うっかり失言やっちゃった?>今日もひとり反省会。会話のあとで気になる繊細さんたちの嘆き
2022.02.27 23:20
提供:ママスタ☆セレクト
楽しい友人や仲間、同僚などとの語らいの場。しかし帰り道や家に帰ってひとりになった瞬間、突然「私、変なこと言わなかったかな」とか「なんであんなことを言ってしまったんだろう」と反省会をはじめてしまうことはありませんか?
今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、誰かと会話をすると、あとからいろいろと心配になってしまうママからのものでした。
『誰かと会話をすると、うっかり失言をしていないか心配になる。同じような人はいますか?』
投稿者さんの投げかけた問いかけに、思わず「わかる」とうなずいてしまうママも多いのではないでしょうか。実は筆者もそうです。うっかり失言をしていないか、もっといい言い方があったのではないか。考え出すとどんどん深みにハマってしまいそうですよね。
誰かとの会話があとから気になってしまうママたちの思いを見てみましょう。
意外に多い、人とした会話が気になる繊細なママたち
『わかる。家に帰ってからひとりでずっと思い悩んでしまうよ』
『余計なこと言っちゃったかもって、あとからぐるぐる。まさに「ひとり反省会」だよ』
すぎてしまったことだけど、すぎてしまったからこそ止まらないもやもやする気持ち。きっと最初は「楽しかったな~」なんて思いながら家路についていたのでしょう。わかる、わかるんです。わかりすぎてツライ。同じような思いを抱えたママたちが、続々と共感の声を寄せてくれました。
「ひとり反省会」の議題。どのようなことが気にかかる?
『焦ってたくさん話したときとか、楽しくてテンションが上がってしまったときとかに、失礼なこと言ったんじゃないかなと不安になる』
『会話が苦手なのに静かな空気が耐えられない。気を使って話そうとしていらないこと言っていないかとか、あんなこと言ったけど相手は気を悪くしていないかと考えてしまう。疲れるよね』
場の空気を読んで頑張って喋ったり、楽しくなってテンションが高まって喋ってしまったり。普段とは異なる環境で会話をすると、どうしても「ひとり反省会」につながってしまいますよね。
その場では気が付かなかったのに、自分の発言を聞いたときの相手の表情の変化にあとから気づくこともありませんか? 相手の表情を勝手に深読みしてしまい、さらにモヤモヤしてしまう。本当、疲れますよね。
後日、相手に確認してみると「そんなことあったっけ?」「なんとも思っていなかった」なんて返されてしまい、「悩んだ時間はなんだったの……」なんてさらにドッと疲労感が増すことも……ありますよね?
悩むことに疲れて徐々に人との会話が億劫になってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。でも人と話すのは楽しいし、おもしろいからやめられない。そしてまたひとり反省会がはじまるわけですよね。心中お察しいたします。みなさま、本当にお疲れさまです!
こちらもあるある?受け取った言葉や態度にモヤモヤ
『自分が失言していないかとかも気になるけど、失言されたこともあとあと引きずらない? 何カ月も何年も思い出してしまって面倒くさい。悪気があってもなくてもね』
会話していたその場ではモヤっとしても無意識に聞き流せているのに、あとから鮮明に脳内再生してしまうんですよね。
状況によっては、何年も何カ月もモヤモヤが頭の中から消えてくれなくて苦しい思いをすることもあるでしょう。だからと言ってその場で反論・反撃できたとしてもスッキリするわけではなく、またひとり反省会がはじまるだけなんですよね……。
どうして気になってしまうのか
人との会話が気になる繊細なママたち。どうしてここまで他人とした会話が気になってしまうのでしょう。
『みんな優しいんだよ。優しいから気になるんだよね』
「優しいからではないか」。そのような声が寄せられました。この場合の優しさとは、相手を傷つけるようなことを言っていないか、イヤな思いをさせていないかと心配していることを指すのかもしれませんね。
『優しいというより、嫌われることが怖いんだと思うよ』
『そうそう、嫌われることが怖いんだよね。結構みんな同じような思いをしているのね。安心した』
「嫌われることが怖いから」。このような声も寄せられました。失礼なことを言っていないかなと相手のことを心配するのは、嫌われたくないからかもしれません。
嫌われることって怖いですよね。誰しもそう思うものかもしれません。嫌われたくないと思うあまりに、人との会話に消極的になってしまうケースも珍しくなさそうです。
ひとり反省会。前半は落ち込み、後半はポジティブに
『だいたいの人はそうだと思う。大人になっている証拠だよ』
失礼がなかったか、嫌われていないか、ひとり反省会をすることで変わる何かがあるのかもしれませんよね。ひとり反省会でやみくもに悩むのではなく、「あの発言はこう言いかえられたかもしれない」などと、今後に活かせるような反省会を開催してみてはいかがでしょう。反省会の冒頭は、ひたすら落ち込んで構いませんので、ひとしきり落ち込んだら、使った言葉の置き換え講座を脳内で開催してみてください。失敗を繰り返し、反省を繰り返してこそ、本当の意味でおとなになっていけるのかもしれません。
ただひとり反省会はあくまでもひとり。誰も助け舟を出してくれないし、反省会を切り上げようとする人もいないんですよね。だから悩みや思いが堂々巡りして終わらなくなってしまったり、ひとりでああでもないこうでもないと悶々としてしまったり。そのようなことが続けば、心も体も疲れ切ってしまいます。ご自身をいたわるためにも、どこかで「次こそは!」とポジティブ方向へ舵を切れるといいですね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・マメ美
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