「彼女といてもつまらない」と感じる本当の理由6つ
「お前と一緒にいても楽しくない」。
さすがに彼氏から面と向かってこんなことを言われた経験をお持ちの方は少数派かと思いますが、彼氏の行動や態度から「そのように思われているのでは?」と感じてしまった経験をお持ちの方は多いことでしょう。
付き合う前のデートや、付き合って間もない頃はあんなに楽しそうにしていたのに、今は全然楽しそうじゃない。そうすると「もしかして私に飽きたのではないか」と不安になりますよね。
しかし、実はこのような態度を取る男性は、決して彼女に「飽きた」わけではないのです。
それでは、彼氏が最近一緒にいても楽しくなさそうにしている原因とは一体何なのでしょうか?
■「友人に飽きた」って聞いたことある?
男性が飽きっぽい生き物であることは否定いたしませんが、少なくとも私は生まれてこのかた「飽きた」という理由で友人と縁を切った人間を見たことがありません。
「けんかをした」とか「考えが合わなくなった」とか、「異性関係でいろいろあった」とか「趣味の方向性が分裂した」というような理由で友人との関係が悪化する場面であれば何度も見たことが御座います。
しかし「飽きた」という理由で関係が悪化した場面は、いまだかつて見たことが御座いません。
もしも男性が飽きっぽい生き物であり、また彼女に対して「飽きる」ということがあるのであれば、それは友人関係においても同じことが起こるでしょう。
ですが恋人関係ではよく見るのに、友人関係ではそんな場面を見たことがないのです。
これは一体なぜかと考えると、一つの仮説が浮かび上がりました。
◇彼氏はあなたに「飽きた」のではない
そもそも、一緒にいて飽きるような人間は大抵の場合、会ったその日から面白くはないのです。ですので友人関係の場合、そもそも飽きるような人間は最初から友達にならない可能性が高いでしょう。
一方で恋愛関係の場合、言葉は悪くなりますが男女問わず性的な魅力が御座いますので「飽きるようなつまらない相手」であっても、恋人関係に発展してしまう可能性が御座います。
そもそも恋愛というのは相手が誰であれ、恋愛そのものが刺激的なものなので、序盤は退屈に感じないともいえるでしょう。
つまり、もしも彼氏が最近つまらなさそうにしているのであれば、それは「飽きた」のではなく「メッキが剥げた」という方が適切なのです。
本当に言葉が悪くなってしまって申し訳ないのですが、「性的な魅力」というものがあったからこそ付き合うという関係まで発展したものの、それがなければ決して仲良くなることなんてなかったような関係だからこそ、彼氏は「つまらない」と感じてしまっている可能性が高いのでしょう。
ここで一つ注意していただきたいのですが、今回の記事でいう「つまらない」というのは、あくまでも「相性」の問題であることをご理解くださいませ。
彼氏にとって「つまらない」からといって、それが万人にとって「つまらない」というわけでは御座いません。逆に彼氏にとって「楽しい」からといって、それが万人にとって楽しいかといえばまた別の話なので御座います。
■男性が「つまらない」と感じる理由
「楽しい」と感じるか「つまらない」と感じるかは、人の好みによるところが多いので一概にはいえません。
ですがある程度の傾向として「“男性から”つまらないと思われやすい女性の特徴」は存在します。
◇(1)フットワークが重い
男性が「〇〇しよう!」と提案した時に、やってもないのに否定的な態度を取る女性は高確率で「つまらない」と思われてしまうことでしょう。
それでもまだ、「私はいいから行ってらっしゃい」という態度であれば問題は御座いません。問題なのは、男性からの誘いを断る上に、男性がそれをすることを物理的・精神的に妨害してくる女性で御座います。
例えば、男性が「週末に友達とフットサルをしよう!」と言ったとしましょう。
運動が嫌いであれば、それを断ること自体は問題御座いません。ですが断った上で「はぁ……じゃあ今週はデートできないんだね。ううん、いいよ。行ってらっしゃい。私は気にしなくていいから楽しんできてね!」みたいな嫌味ったらしいことを言ってはいけないということで御座います。
また嫌なものを断るのは良いのですが、あまりにも断る頻度が高すぎると「フットワークが重すぎる」という理由でつまらないと思われてしまうことでしょう。
男性同士で最も使われる悪口は「あいつノリわりーな」なのです(私調べ)。
「ノリが悪い」つまり「フットワークが重い」というのは、「つまらない」と思われやすい特徴の一つでしょう。
◇(2)勝利を目指さない
今回紹介する条件の中で、最も難しいのがこの「勝利を目指さない」でしょう。
そもそも世の中に存在する遊びのほとんどは「対戦型」か「共感型」に分類されます。
サッカーや野球はもちろんですが、鬼ごっこやかくれんぼもまた完全に「対戦型」の遊びでしょう。また、トランプ、ボードゲーム、ディスカッションなどのインドアの遊びも、傾向的には「対戦型」に分類されるものが多いです。
このような対戦型の遊びは、突き詰めると「相手の上に立つ」ということに楽しさを見出すものになるでしょう。つまり、ゲームで勝利して「自分は相手に勝った」ということに楽しさを見出しているのです。
それでは、勝利を目指さない相手と対戦型のゲームをしたらどうなるでしょうか?
仮に勝っても全然楽しくないのではないです。勝利を目指している敵と戦って勝つからこそ楽しいのであって、そもそも勝利を目指していない相手を倒しても何にも楽しくありません。
あくまでも一般的な傾向で御座いますが、男性は女性よりも「対戦型」の遊びを好む傾向があるので、このような遊びを一緒に楽しめないと「つまらない」と思われてしまう可能性は高いでしょう。
うまい、へたはそこまで重要では御座いません。とにかく“勝ちを目指す”という姿勢が重要なのです。
勝った時は喜び、負けた時は悔しがる。勝利を目指して本気で戦っているからこそ、対戦型の遊びは楽しいのです。
例えば彼氏とマリオカートをした時、彼氏が勝った時に「すごいね」なんて褒めていては彼氏から「つまらない」と思われる可能性は高いでしょう。
彼氏が勝ったら「キノピオは卑怯だろ! クッパ使え!」と悔しがり、彼氏に勝ったら「マシンのせいにするなんてダサくない?」とあおる。
勝負に真剣になり、本気で勝ちを求めている相手こそ、一緒にいて楽しい相手になり得るのです。
◇(3)後から不満を言う
「つまらない」と「疲れる」は非常に似た感情でしょう。
「つまらないもの」はだいたい疲れるものですし、「疲れるもの」はだいたいつまらないのです。
そういう意味では彼氏を疲れさせる女性もまた、彼氏から「つまらない」と思われやすいタイプでしょう。
その中でもダントツで危険なのが「後から不満を言う行為」で御座います。
例えば、彼氏がフレンチに連れて行ってくれた時に、お店に入ってから「実はフレンチが嫌い」と言い出すようなものが該当するでしょう。
ここまで顕著なものはさすがに皆さまもされていないと思いますが、意外と細かい部分ではこのような行動をしている方はたくさんいらっしゃいます。
◇(4)全肯定する
「男はしょせん、意見を言わない従順な女が好きなんでしょ!!」とおっしゃる女性をよくお見かけいたしますが、「意見を言わない従順な女が好き」と言っている男性はほとんど見たことが御座いません。
確かに「セフレ」であれば「意見を言わない従順な女」の方が都合は良いでしょう。
ですが、意見を言わない女性を「彼女」にしようとしている男性は決して多くはありません。むしろ意見を言わない女性なんて、彼女としては最も嫌われるタイプですらあるのです。
「いやいやそんなことはない」とおっしゃるお気持ちは分かります。「意見を言ったら嫌われた!」なんていう経験をしたことがある女性も決して少なくないでしょう。
ですが大変申し訳ないのですが、意見を言って嫌われる場合には3つの可能性が御座います。
☆可能性(1)その男性が極端な男尊女卑思想だった
この場合はもう皆さまのおっしゃる通りなのですが、私が見る限りでは、そこまで顕著な男性は決して多くありません。
☆可能性(2)言い方に問題があった
皆さまも頭ごなしに怒鳴り散らすような男性は嫌いでしょう。自分の意見も言えないような男性のことが嫌いなように、言い方が悪い男性もまた嫌われるのです。
それと同じように言い方が悪ければ、男女関係なくその人は嫌われるのです。
☆可能性(3)後から不満を言った
先ほどもお伝えしましたが、後から文句を言われることほどうざいことは御座いません。その意見が正当だろうが間違っていようが、「分かっているなら先に言え」というのは男女関係なく共通する思いでしょう。
ですので、この場合は「意見を言ったから嫌われた」のではなく「後から意見を言ったから嫌われた」のです。
この3つの場合を除けば、基本的に男性に意見を言っても嫌われることは御座いません。というより「男性に意見を言わなければ嫌われる」のです。
何を言っても彼に同意。彼の行動を全面的に褒め続けるなんてことをしてしまったら、まともな男性は耐えられません。
そんなもの、自分のことをバカにされているようにしか思えないのです。
◇(5)遠慮し過ぎ
恋人に過度に甘えたり依存したりするのは、関係を破綻させかねない危険な行為で御座いますが、それでも恋人に全く甘えず依存もしない関係よりはマシでしょう。
人間は誰かに優しくされた時よりも、誰かに優しくした時にその人のことを好きになるのです。つまり、相手に一切甘えないというのは「相手から好かれることを拒絶している」ともいえるでしょう。
もちろん、遠慮がちな方がそう考えているわけではないのは十分に理解しております。
ですが結果的にはそうなってしまっているのです。
遠慮し過ぎるのは相手への配慮ではなく、相手が満足感や達成感を得る機会を奪っているとすらいえるかもしれません。
このように遠慮し過ぎていると男性は全く満足感が得られず、彼女との関係を「つまらないもの」と感じてしまうことでしょう。
◇(6)知的レベルが合わない
知的レベルにかなりの差がある場合もまた、お互いに「つまらない」と感じてしまうことでしょう。
これはもうどうしようもありません。相性が悪かったと思って諦めるしかないでしょう。
■思い込みが「つまらない状況」を作り出す
ここまで、彼氏が「こいつといてもつまんねえ」と感じてしまう6つの要因をご紹介させていただきました。
もちろんこの6つの要因も非常に重要ではあるのですが、最後に1つ。最も危険なポイントをご紹介させていただきます。
それは、「彼は私と一緒にいてもつまらないのではないか」と不安に思うとこと。
この考えを持ってしまうと、遠慮がちになりますし、相手に文句も言えなくなりますし、彼に迷惑をかけまいとフットワークが重くなり、さらに接待プレイのようなことをして勝負で勝ちを求めなくなってしまいます。
その上、どれほど彼が尽くしてくれても「でも彼は楽しくないだろうし」と感じてしまい、皆さま自身が楽しめなくなってしまうのです。
そんなことになったら、彼は自分が尽くしているのに彼女に楽しんでもらえないことにがっかりすることでしょう。その結果、彼が落ち込み、皆さまはさらに「彼は私と一緒にいてもつまらないのではないか」と不安に感じてしまうのです。
逆にいえば、「彼は私と一緒にいたら楽しいはずだ」と思い込むことは、たとえそれが間違いであったとしても、結果として彼も楽しくなり事実になることでしょう。
最初は思い込みでもいいのです。実際にそう考えていれば、彼もまた楽しめる行動を取るようになり、あなたと一緒にいて楽しくなるはずです。
(ラブホの上野さん)
※画像はイメージです
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