原菜乃華

原菜乃華、華麗に虫から逃げる京本大我に感服「ターンをして…。逃げるときも美しいんだなって」

2025.06.14 14:14
原菜乃華

俳優の原菜乃華が、6月14日に都内で開催された主演映画「見える子ちゃん」公開御霊舞台あいさつに登場。共演の久間田琳加、なえなのと実際に霊が見えるようになったらどういう反応をするか、他の共演者とのエピソードなどを語った。

“全力無反応上映”の霊がステージに近づく

同作は、泉朝樹氏による同名ホラーコメディー漫画を実写映画化。ある日突然、霊が見えるようになった女子高校生・みこ(原)は、ヤバ過ぎる霊たちに囲まれながらも“見えていないフリ”を決め込んでいた。しかし、親友のハナ(久間田)に霊が憑き、やがて異変が生じて倒れてしまったことを機に「無視できない」恐怖に立ち向かう――という、全力無反応系エンターテインメントだ。

公開初日から1週間がたったということで、公開後の反響を聞かれた原は「SNSなどで『まさか泣くと思ってなかった』と言ってくださる方もいて、口コミで結構広がっているんだなと。劇場に来てくださったり、広めてくださったりする皆さんのおかげだなと感じた1週間でした」とうれしそうな表情。

今回の舞台あいさつは劇場内に幽霊が現れ、お化け屋敷感覚で楽しめる体験型上映「全力無反応上映」後に実施。トーク中にも霊が劇場内を徘徊しており、ステージに霊が近づくにつれて久間田の具合が悪くなってしまう…という演出が。

そこでなえなのが、劇中で演じる自称霊能力者・ユリアさながらの除霊を開始。しかし、舞台あいさつという目立つ場所に乱入するだけあって霊も手強いようでなかなか除霊ができず、原もお祓い棒を持って参戦。一緒に“九字切り”(霊を払う儀式)をして霊を退散させることに成功し、久間田も元気を取り戻した。

もし実際に霊が見えたら「無視しようと思います」

その流れで、MCからもし本当に霊が見えてしまったらどういう反応をするか、という質問が。原は「無視しますね。無視したほうがいい、というのを舞台あいさつ期間中に“見える方”にたくさん言われてきたので。この映画は“見えてしまったとき”の教材として使えるなと。今後は私もみこを見習って無視しようと思います」と、この作品で学んだことを生かすと誓った。

一方、久間田は「私は絶対無視できないと思います。怖がりなんで、絶対この中で一番声を上げちゃうし、撮影期間も一番声を上げていたので(笑)」と話すと、なえなのは「でも、くまちゃんが声を上げたら霊側がビックリする気がする」と指摘し、原も「(声を出すタイミングが)唐突だもんね。波がなくて、急にボルテージがガーンって上がる感じで」と同調。

それを受けて、久間田は「この映画が始まってからドッキリ企画とか3人で仕掛けられることが多くて、なえちゃんとかも私に結構いきなり『わー!』ってやるんですけど、そういうのも声出しちゃいますね」と、自分でも納得していた。

そしてなえなのは「いつか(霊を)見たいと思っているタイプで、お友達に見える人がいるんですけど、映画に出てきたみたいにしゃべらない霊もいれば、普通に『すいません!』って言ってくる霊とかもいるんですって。もともとは人間だから『すいません、聞こえますか?』とか普通に言われるんだって。そしたらいけそうじゃない?」と2人に同意を求めると、原は「どういうこと?」とキョトン。

なえなのは「『うぅ~!(うなり声)』って来られたら、『うわ~』ってなるけど、『すいません!』って声を掛けられたら、『あっ、ごめんなさいね』って感じで(断りつつ)、ちょこっとだけ会話してみたいなって」と説明し、原は「あ~確かに。(そういう霊なら)いけそう」と共感していた。

京本大我とのエピソードも「私よりも怖がって…」

そんな中、今回登壇していない他のキャストとのエピソードを聞かれると、原は臨時担任教師・遠野役の京本大我(SixTONES)との撮影について「神社のシーンは春頃に木が多い神社で撮っていたので、虫がすごくて。赤い小さい虫が白(の衣装)に集まって付いてしまって撮影が大変だったんです。京本さんは虫がすごくお嫌いみたいで、私よりも怖がってらっしゃいました」と振り返る。

続けて「ヨーイスタート!のときに足がうじゃうじゃ生えた黄色と黒の虫が飛んできて、それを私が『うわ~!』って言ったら、その後ろで(京本からは)見えていないはずなのに、誰よりも高く華麗にジャンプして、ターンをして避けてらっしゃって。逃げるときも美しいんだなって思いました」と、京本の美しき逃亡者っぷりを暴露。

その上で、原は「一緒に車に乗るシーンがあったんですけど、私側のドアに虫が付いていたら私より怖がりつつも、『何だこれ!』って言いながら追っ払ってくれて、とても優しかったです」と、紳士的なエピソードも追加し、しっかりフォローしていた。

映画「見える子ちゃん」は全国公開中。

◆取材・文=森井夏月(STABLENT)

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