WEST.・藤井流星“ボケて”よし、“画力”よしのナチュラル演技に監督ほれぼれ＜裏社員。-スパイやらせてもろてます‐＞

2025.05.21 11:41

WEST.のメンバー7人全員で主演を務める初の映画「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」の瑠東東一郎監督が、藤井流星の演技力についてコメント。恒松祐里、森香澄、剛力彩芽、藤原紀香、竹中直人ら個性的な俳優が出演する中、過去さまざまな役柄をこなしてきた藤井の計算しない演技の魅力について語ってくれた。

WEST.のメンバー7人による、笑って泣ける痛快アクションコメディー

本作は、表では解決できない問題を秘密裏に処理するスパイ社員…“裏社員”たちが、複合商業施設建設のため、寂れたシャッター商店街を取り壊す社命を受けて奮闘する物語。WEST.のメンバー7人が全員で初めて主演を務める、笑いあり、涙あり、人情ありの痛快アクションコメディー映画となっている。

複合商業施設建設のため、寂れたシャッター商店街を取り壊すよう社長から指令を受けた阿川建設の裏社員。しかし、ライバル社の川端建設も同じ目的で裏社員を商店街に潜入させていた。商店街の会長をターゲットに、お互いに火花を散らす裏社員たちだったが動けば動くほど、商店街の住人に愛されてしまう。

潰れかけの商店街には、立て直しを図ろうとする熱血漢や、謎多き訳あり男、その二人に恋心を抱かせる幼なじみや婚約者らも現れ、商店街で出会った者たちがだまし合い、手を組むことで、物語は予期せぬ展開へと向かっていく。

監督は「劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」「極主夫道ザ・シネマ」「Gメン」など、数多くのコメディでメガホンをとった瑠東東一郎監督が担当する。

監督が絶賛「流星くんは難しいボケを真っすぐやり切れる」

個性豊かなキャラクターたちが登場する中、藤井が演じるのは、阿川建設のライバル社である川端建設の裏社員・チャラ。崇拝するジン(中間淳太)と共に出世するため、商店街を取り壊すことに奔走する役柄を演じる。

藤井について、瑠東監督は「彼は無骨で不器用な少年ですよね(笑)。役柄的にもすごくリンクした感じがします。チャラは劇中で難しいボケをやることが多かったんですが、流星くんはそれを真っすぐやり切れるんです。だからすてき。コメディーは真っすぐにズレることが大事だと思います。全力で真剣にやっていることが滑稽に見える形が僕は好きなんですが、流星くんが体現してくれたコメディーはまさにそれだと思います」と語り、藤井のコミカルな演技力を絶賛した。

ほれぼれする藤井流星の“画力”

また、コミカルな演技力を絶賛する一方で「チャラの『大事な人に褒められる方が全然うれしい』というセリフを言った時の流星くんの表情はたまらなかったですね。あれは頭で考えずに心が先に動いてあの表現になった気がします。あのギャップがまた流星くんの魅力ですよね」とコミカルな演技以外の魅力についても語り、「あと、彼は圧倒的に画力が強い。撮っていてもほれぼれするくらい、一つ一つが画になるオトコなんです(笑)」と藤井のナチュラルな演技に感動したことを告白した。

「裏社員。-スパイやらせてもろてます‐」は5月2日より、全国の映画館で公開中。5月23日(金)には、大阪ステーションシティシネマで舞台あいさつが行われ、その模様も全国の映画館で生中継される。