トム・クルーズが映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」記者会見に登壇

トム・クルーズ、モチベーションを保つ秘訣は「情熱と愛」<ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング>

2025.05.08 13:36
トム・クルーズが映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」記者会見に登壇

トム・クルーズが主演する「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」が5月17日(土)~22日(木)に日本先行上映、5月23日(金)には日米同時公開される。シリーズ29年の集大成となる本作の記者会見が5月7日に行われ、トム、ヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督が登壇した。

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」

本作のタイトルでは、前作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継いでいる。さらには“ファイナル”とうたっており、シリーズの最後、はたまたイーサンの最期…など様々な展開を推測させるものとなっている。

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」では、前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属する主人公のイーサン・ハント(トム・クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開される。

トム・クルーズ「映画を作ることに人生を捧げている」

来日記者会見では、MCを務める関根麻里より「なぜ本シリーズは特別なのでしょうか」という質問が投げかけられた。

イーサン・ハント役のトムは「映画を作るということは小さいころから夢見ていたことです。自分の夢を生きることができる。それを受け入れていただいて観客の皆さんを楽しませることができるということを当たり前だとは絶対に思いません。現場に入り準備している時に常に観客のことを考えています。それらは私に大変な喜びをもたらしますし、人生を捧げています」と話す。

続けて、「そのなかで(本シリーズは)最初にプロデュースした作品ですし、非常にめずらしい旅をさせていただきました。また、自分自身が俳優として、プロデューサーとして、ストーリーテラーとしてチャレンジをしていけます」と本作に対する熱い想いを語った。

また、最新作のアクションについて、トムは「ウィングウォーキング(飛行機の羽上でのスタント)をしたときに、呼吸もできないくらい風圧が凄まじく物理的にかなり困難でした。全身の筋肉を使い挑みました。パイロットにもトレーニングをしてもらったんですが、すごく体力が奪われてエネルギーがきれることもありました。そのため、筋肉にエネルギーが回るように日々トレーニングを積んできました。このような経験は初めてでした」とキラーショットの裏側を語った。

トム・クルーズのモットー「“無理”には必ず解決策がある」

会見の中盤、記者からの「本作のアクションシーンを撮影していくなかで、『無理かもしれない』と思った瞬間はありましたか?」という質問に対し、トムは「毎回そうでした。毎回チャレンジングですが、そんな環境の中でも撮影を続けていきました」と回顧。

マッカリー監督は「最後のシーンの話なのですが、具体的なカメラの動きを事細かに決めていかないといけないシーンでした。しかしトムが撮りたいようなシーンを撮れる機材とテクノロジーが揃っていないという状況でした。でもトムがなんとかしようと言ったら、翌日に機材が用意されてテクノロジーも開発されていたんです。『無理』ってことは多いんですが必ず解決策があるんですよね。この映画でもモットーとしています」と振り返った。

続いて、「これだけ肉体的にハードな動きを可能にするためのエネルギーはどこからくるんですか?モチベーションの保ち方を教えてください」という質問が投げかけられる。

トムは「情熱と愛です。仕事ではなくこれこそが自分だと思っていますし、目標というものを常に持っていて、チャレンジが大好きなんです。難しいとか大変とかは構わない。とにかく何があっても諦めない。人生は冒険です。よく、怖くない?って聞かれるんですが、もちろん怖いです。色々な感情があるんですがそれは問題ないんです。それが私なんです。人々を楽しませることが本当に好きで、自分がどれだけ光栄な立場にいるかということを当たり前に思わないようにしています」と熱い回答を披露した。

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