山田孝之&山下美月、劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」聖地巡礼で感激 電波観測にもトライ【モデルプレス独占カット】
2025.04.10 05:00
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「名探偵コナン」劇場版28作目となる最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)』(4月18日公開)の舞台を巡る「長野巡礼イベント」が4月8日に行われ、ゲスト声優を務める山田孝之と山下美月が長野県警や国立天文台野辺山を訪問。コナンと一緒に、劇中に登場するスポットを巡った。
山下美月、劇中で目にした県警に感激
毛利小五郎と長野県警の隻眼の警部・大和敢助がキーパーソンとなり、コナンたちが長野の雪山を舞台に巻き起こる過去と現在の事件に挑む姿を描く本作。劇場版では初めて、敢助や諸伏高明、上原由衣ら長野県警のメンバーにスポットライトが当たることでも話題となっている。山田は、長野県山中で炭焼き小屋を営む主人・大友隆役。声優初挑戦の山下は、長野の国立天文台野辺山所属の施設研究員・円井まどか役を演じた。この日はまず、晴れやかな青空のもと長野市に位置する長野県警の入り口でコナンと合流した山田と山下。3人で「聖地巡礼、行ってみましょう!」と“真実はいつもひとつ”のポーズを決めて、1日がスタートした。長野県警に足を踏み入れた山下は「映画にも登場していましたね」と県警のロビーを見渡し、「映画の舞台とまったく同じロケーションです。そのままでびっくりしました!敢助と由衣と高明がここで働いているんですよね」と劇中で目にした場所に立ち、感激しきり。山田も「隻眼がフラッシュバックしています」とタイトルにかけて笑顔を見せた。
2024年5月に同所を訪れた原作者の青山剛昌氏が長野県警宛に描いた色紙もあり、2人も「すごい!」と惚れ惚れ。色紙を見るために、コナンファンが訪れることもあるという。「作品の中で長野県警の警察官が活躍している。大変うれしい」と喜びをにじませた長野県警の鈴木達也本部長によると、当時の青山は警察学校や交通機動隊、機動捜査隊、警察音楽隊などを視察したという。
緻密な取材が作品にも反映されていることを知った2人は、実際の警察業務として緊急ダイアル(110番)がかかってくるコールセンターも見学。1日に平均約300件のコールを受けている状況や、入電の際のモニター表示や対応について説明を受け、真摯かつ冷静に仕事に従事している警察官の姿に「本当に大変な仕事」としみじみ。「ものすごく貴重な体験をさせていただいた」と警察内部に入り込んだ感想を口にしていた。
山田孝之、長野県警メンバーのカッコよさに「シビれた」
長野県警では、長野県の阿部守一知事、鈴木本部長を交えたスペシャルトークイベントも敢行。山田と山下は、約200人の関係者が集まった会場から熱烈な拍手で迎えられた。映画の公開に向けて「長野県も盛り上がってきている」と切り出した阿部知事は、「コナンくんや、長野県警の警察官たちに声援を送ってもらいたい」と観客に呼びかけた。長野のあらゆる景色が映し出された作品となり、山田は「雪山がメインとして描かれるので、すごく美しい。劇場版『名探偵コナン』なので事件が起きますし、結構なアクションがあって。普段見慣れている場所も、まったく違う景色を見せてくれると思います」と長野の人にとっては新鮮な魅力も感じられるはずだと語っていた。ドラマや映画の撮影で長野に来ることが多いという山下は、「昨年の夏は、松本で泊まり込みの撮影をしていて。1人で毎日お蕎麦を食べに行っていました。あと山の上に露天風呂があったので、星空を眺めていた」とにっこり。県内にあるJAXAの観測所に足を運んだことがあるという山田も、「山の方にある大きな観測所。星空を見て、写真を撮って、温泉施設に泊まって…」と長野の山にまつわる思い出話に花を咲かせていたが、阿部知事は「お2人とも名前に“山”が付く。長野県は山の県。ゲストに選ばれたのは、山の県ということで選んでいただいたのかなと謎解きをしました」と“山×山コンビ”とは縁がありそうだと目尻を下げる一幕もあった。
長野県警の活躍にも期待がかかる本作。山下は「カッコいいところをたくさんお伝えしたいんですが…。とにかく大活躍」とネタバレを気にしながら、「観た人全員が3人のことを好きになってしまうような内容」と声を弾ませ、山田は「高明のいい声を聴いて、シビれていましたね。『もっと喋って』と思うんですが、クールなのでそんなに喋らないんです」と毛利小五郎だけでなく、高明もお気に入りのキャラだと告白。「優秀な長野県警の捜査員」と3人のキャラについて表現した鈴木本部長は、「映画に出てくる長野県警に負けないよう、リアルの長野県警もしっかりと県民の皆様の安全安心を守るために仕事をしていきたい」と力を込めていた。
山下美月、電波観測にトライ
その後は長野県警から2時間ほど車に揺られ、南佐久郡にある「国立天文台野辺山 宇宙観測所」へと移動。国内外から多くの研究者が訪れて電波天文学の研究や装置の開発・改良などを行っている宇宙観測所で、同所が有する45メートル電波望遠鏡は「ミリ波」と呼ばれる電波を観測でき、世界最大級の口径を誇る。45メートル電波望遠鏡は、映画にもお目見え。コナンのコスプレに身を包んだ同所の西村淳所長によると、パラボラアンテナが描かれたビジュアルがお披露目となってから、早くもたくさんのコナンファンが駆けつけているという。45メートル電波望遠鏡を見上げた山田と山下は、「これがあのアンテナ!」と劇中の展開をよみがえらせながら、山下は「こんなに大きなアンテナがあるんですね」目を丸くし、山田は「壮大なアクションがあるので、今ここにいるのは緊張感がありますね」とコメント。西村所長から「宇宙からやってくる、微弱な電波を観測する装置です。45メートルの大きさがあって、マンションで言うと14階建てくらい。上下、左右と動いて、宇宙から来る電波を集めて調べています」と伝えられると、天体に興味がある様子の山田が熱心に質問を重ねていたのも印象的だ。
またここの施設研究員である円井まどかを演じた山下は、劇中でまどかがやっていた電波観測にトライ。観測室に潜入して機器を操作し、巨大なアンテナを動かした山下は「すごい!動いている!」「人生で、こんなに大きなアンテナを動かす経験も最初で最後だと思う。すごくステキな経験をさせていただきました」と演じたキャラと同じ体験ができたことに胸を躍らせていた。
劇場版「名探偵コナン」シリーズは本格推理と共に規格外のアクションも大きな見どころとなることから、ファンからは「国立天文台野辺山の宇宙観測所はどうなってしまうのか」との声も上がっている。同所でのアクションを見た印象を聞いてみると、山田は「実際に観測所まで来たことがある人は、『ここがこうなるのか!』と面白く観られると思います。あんなふうにここを使うなんて、普通は発想もしないですよね」と気になる言葉と共に、「コナンくんはどんな競技をやっても世界1位を獲れるでしょうね」「被害総額が心配になる」と吐露。
「とんでもないことになっていた」と微笑んだ山下も、「やっぱりコナンくんはすごい。長野県警も含め、それぞれの能力を発揮したチームワークもカッコよかったです」と熱っぽく語る。山田から「無茶なことを結構しています。コナンくん!何をやっているんだ!と言っちゃうかも」と知らされた西村所長は、「壊さないで!怖い!」とユーモアを交えつつ、映画の鑑賞を「ものすごく楽しみにしています」と大きな笑顔を浮かべていた。
長野と本作の魅力を噛み締めながら、1日かけて映画の舞台を巡った2人。山下は、「長野県警から天文台まで、コナンくんも車で移動していました。これくらい長い道のりだったんだとリアルに感じられて面白かったです。この近辺、冬はマイナス20度にもなるそうです。(実際に来てみると)そんな中であんなことをしていたんだと感じられました」とコナンたちの日々を肌で感じられたという。
一方「コナンくんがいる場所ではほぼ100パーセント事件が起きる。ちょっと怖い」とコナンとの旅を恐れて周囲を笑わせる場面もあった山田は、無事に工程を終えて「いろいろなところが本当に忠実に再現されていたので、映画を観た後に来た方が楽しめるかなと思います」と鑑賞後の聖地巡礼は格別なものになると提案。「長野県警の活躍もあるし、僕の大好きな毛利小五郎の活躍もあります。カッコよかった」と改めて映画の感想を話していた。(modelpress編集部)
「名探偵コナン 隻眼の残像」あらすじ
長野県・八ヶ岳連峰未宝岳。長野県警の大和敢助が雪山で“ある男”を追っていた時、不意に何者かの影が敢助の視界に。気をとられた瞬間、“ある男”が放ったライフル弾が敢助の左眼をかすめ、大きな地響きとともに雪崩が発生。そのまま敢助を飲み込んでしまう。
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