綾野剛「紅」裏声歌唱誕生秘話 “カラオケで歌うことは?”の質問に即答【第48回日本アカデミー賞】
2025.03.14 22:25
views
俳優の綾野剛が14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われた「第48回 日本アカデミー賞 授賞式」に出席。優秀主演男優賞を受賞した。
綾野剛「カラオケ行こ!」で優秀主演男優賞を受賞
「カラオケ行こ!」で優秀主演男優賞を受賞した綾野。合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜なストーリー設定とゆるい笑いが魅力の本作で、何が何でも歌を上達したいヤクザ・成田狂児を演じた。綾野は「とてもチャーミングな役でして。この役を作り上げていく上で、和山やま先生原作と野木亜紀子さんの脚本のハイブリッド、そこに僕たちがどういう風景と合わせていくかっていうことがとても大切だったんですが、(共演の)齋藤潤くんとともに2人でお互いの人物を作っていきたなという感じがしております」と撮影を振り返った。
独特の裏声でX JAPANの「紅」を歌う場面が話題を呼んだが、山下敦弘監督や野木氏といったスタッフで集まってカラオケに行き、試行錯誤を重ねたといい、「どんな『紅』があり得るのかを何度も何度も歌ってもう何も出てこないというときに最後に『全部裏声で歌いますか』と言ってあそこにたどり着きました」とエピソードを披露。他にも可愛らしいものなどいろいろなパターンがあったそうで、最終的に“裏声で歌い続けるという特殊な情念”パターンが採用。「野木さんはずっと大爆笑してました。『これしかない』と言ってくれたのでじゃあ大丈夫だなと」と明かした。
最後に「今もカラオケで『紅』を歌うことはありますか?」と聞かれると、「まず歌うことはないですね」と即答。「相当な情念を込めて歌ではなく叫びなので…なんかすみません」と説明していた。
ほかにも優秀主演男優賞には、「碁盤斬り」から草なぎ剛、「侍タイムスリッパー」から山口馬木也、「キングダム 大将軍の帰還」から山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)、「正体」から横浜流星が選ばれた。
第48回日本アカデミー賞
同賞は2024年1月1日から12月31日までに東京地区において有料で初公開された40分以上の劇場用映画及びアニメーション作品(劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上映画館のみで連続して上映された作品)が対象。司会は、6年連続となる羽鳥慎一アナウンサーと、「怪物」で第47回最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラが務める。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
綾野剛はメガネ・山崎賢人は白リボン…個性溢れるブラックスーツに 草なぎ剛・横浜流星らと「第48回日本アカデミー賞」主演男優賞レッドカーペット登場モデルプレス
-
綾野剛「カラオケ行こ!」共演・齋藤潤にサプライズメッセージ 長電話の仲良しエピソードもモデルプレス
-
綾野剛、高級アクセサリー×古着の融合コーデ披露 大切にしている価値観も明かす【カルティエ「“TRINITY 100” セレブレーションパーティ」】モデルプレス
-
【写真特集】玉森裕太・吉沢亮・綾野剛ら「カルティエ」セレブレーションパーティに豪華集結モデルプレス
-
綾野剛・伊藤沙莉・Travis Japanらが選出「THE ONES TO WATCH 2024」受賞者発表モデルプレス
-
綾野剛、活躍の現在も「うまくいっている気が全くしてない」理由 俳優としての信念明かすモデルプレス
「映画」カテゴリーの最新記事
-
「ラストマイル」満島ひかり・岡田将生・石原さとみ・綾野剛「日アカ」に集結 4ショットに「美しすぎる」「贅沢」の声モデルプレス
-
山田杏奈、日本アカデミー賞授賞式は「『映画に出るっていいな』ということをすごく感じた一日」WEBザテレビジョン
-
SixTONES森本慎太郎「正体」出演で初めて感じた思い メンバーとの“意見交換”も明かす「褒めるだけじゃない関係性に」モデルプレス
-
橋本愛、チャレンジしたいことはヒップホップダンス「踊ることがすごく好き」<早乙女カナコの場合は>WEBザテレビジョン
-
Mrs. GREEN APPLE、受賞曲「Dear」生演奏 主題歌制作は「最大のラブレターを贈るつもりで」【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス
-
Mrs. GREEN APPLE、アルマーニタキシード着用 新設「主題歌賞」受賞でレッドカーペット登場【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス
-
野木亜紀子氏「ラストマイル」で最優秀脚本賞受賞 塚原あゆ子監督への想い語る「相棒として非常に信頼をしております」【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス
-
最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」自主映画・1館からの快挙に涙【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス
-
最優秀アニメーション作品賞は「ルックバック」河合優実が歓喜&祝福「関わられた皆さんに敬意を表したい」【第48回日本アカデミー賞】モデルプレス