「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」伝統の“バッジ”に日本人アーティスト初参加

「スター・ウォーズ セレブレーション」伝統の“バッジ”に日本人アーティスト初参加、新時代の浮世絵師が描くバッジアート解禁

2024.10.09 08:00
「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」伝統の“バッジ”に日本人アーティスト初参加

「スター・ウォーズ」シリーズのキャストや製作陣も登壇する祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン 2025」が、20254月18日(金)~20日(日)に千葉・幕張メッセにて開催。この度、浮世絵師のTAKUMIが日本人として初めて伝統のバッジアーティストに選ばれた。

日本での開催は17年ぶり「スター・ウォーズ セレブレーション」

1977年に「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」が全米で公開され、日本を始め世界中で社会現象を巻き起こし続けている「スター・ウォーズ」。日本の文化、そして黒澤明監督の作品から多くの影響を受け、今でもその創造のルーツは映画のみならず「スター・ウォーズ」の関連作品にも脈々と受け継がれている。

この日本とも深い関わりがある「スター・ウォーズ」の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション」がアジアで開催されたのは過去にも日本のみであり、2025年春には17年ぶりに日本で開催される。

1999年に初めて開催された「スター・ウォーズ セレブレーション」から始まった伝統のバッジは、ルーカスフィルムがセレブレーションのためにアーティストに独自のビジョンで描くオリジナルのバッジアートを依頼し、ここでしか手に入れる事の出来ない入場証でありプレミアムな記念品としても愛されてきた。

そしてこの度、日本人として初めて伝統のバッジアーティストに選ばれたのは新時代の浮世絵師・TAKUMI。彼が描いた“浮世絵バッジアート”最初の5作品が世界解禁された。

マンダロリアン役のペドロ・パスカルも絶賛 新時代の浮世絵師・TAKUMI

今回ルーカスフィルムから依頼されたTAKUMIは、2012年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)での新人賞受賞をきっかけにイラストレーターとしてのキャリアをスタートさせ、日本の伝統文化である浮世絵に深い関心を持ち、これまでもマーベル公式ライセンスアートとして、アイアンマン、マイティー・ソー、キャプテン・アメリカなど新令和浮世絵を手掛けてきた新時代の浮世絵師。

幼少期に「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」を初めて見て以来「スター・ウォーズ」の虜になったというTAKUMIは、オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」(2019年)シーズン3でルーカスフィルム公認のマンダロリアンとグローグーを描いた“浮世絵ビジュアル”を担当。マンダロリアンを演じているペドロ・パスカルも「僕が日本語を話せたなら、(浮世絵ビジュアルが)どれだけ美しいかを日本語で伝えられるのに…。本当にありがとう!」と大絶賛している。

TAKUMI「浮世絵はいつの時代も、人々の生活に喜びと光をもたらす」

伝統のバッジアートを制作する事に大きな喜びを感じていたというTAKUMIは、日本文化と深いつながりのある「スター・ウォーズ」は、浮世絵とも非常に相性が良いと話す。

アメリカの公式サイト・StarWars.comのインタビューでその理由を「銀河の自由を求める壮大な物語であると同時に、個々の愛情やフォース、クリーチャー、そしてさまざまな惑星を取り入れた神秘的な寓話でもあります。サーガの各キャラクターは、それぞれの背景や旅路に基づいた独自の物語を持っています。浮世絵はその描画スタイルや雰囲気で知られる一方で、その最大の特徴の一つは、人物や風景を美しく描くだけでなく、構図や色彩感覚、細かな要素を組み合わせて『物語』を表現する力にあります。浮世絵は物語を描くものであり、それはスター・ウォーズの銀河とも一致します」と説明。

さらに、「私は今回の作品に、純粋な愛と敬意、そして感謝の気持ちを込めました。ファンの皆さんが、スター・ウォーズの銀河と日本の伝統文化との融合を楽しんでいただければうれしいです。浮世絵はいつの時代も、人々の生活に喜びと光をもたらすという側面を持っています。私のアートがファンの皆さまにとって、セレブレーションの大切な思い出の一部となることを心から願っています」と全世界のファンへ向けて熱いメッセージを送っている。

なお、「スター・ウォーズ」シリーズ過去作はディズニープラスで配信中。

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