菅田将暉、主演映画クランクイン前日に奥歯割れる「こんなに緊張していたんだ」【Cloud クラウド】
2024.09.10 20:41
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俳優の菅田将暉が10日、都内で行われた映画「Cloud クラウド」(9月27日公開)のジャパンプレミアに出席。緊張のあまり起こったハプニングを明かした。
菅田将暉、奥歯割れる
自身の役柄をどう捉えていたか尋ねられた菅田は「あまり“こういう人だな”とは考えてなかったですね。(黒沢清)監督に始まる前に『真面目に悪事をしていく男』と説明を受けていたので、淡々と真面目に悪事を遂行していました」と回答。狙われるという役どころについては「怖かったし、追ってるみなさんがすごく楽しそうなんですよ。そっち側いいなあと思って。追っているみなさんだけが楽しいならいいんですけど、監督も楽しそうなんですよね。みんな楽しそうで僕は怯えているという後半戦でした」と告白。「監督は怖いシーンになると、怖いだけ笑みがこぼれるという。それが印象的でしたね」と明かし、黒沢監督は「身に覚えがないですね。真面目に仕事をしていたつもりなんですが」ととぼけて会場の笑いを誘った。また、主人公が“気がつけば標的”になっていたストーリーにちなみ、知らないうちに◯◯になっていたこと『気がつけば◯◯』をフリップで発表する企画も行われ、菅田は“緊張”と回答。「この映画の(クランクインの)前日に、こんなに緊張していたんだと思ったのが、さつまいもの皮をピーラーで剥いていたら、親指のここ(先)をバッと肉ごといっちゃって、明日インなのにどうしようって思って、落ち着こうと思っていたら(食事中に)奥歯が割れて…。超力が入っていたんでしょうね。そのまま歯医者に行って明日インみたいな感じでした」と回顧し「現場中にもヒゲを半分落としちゃったり。何ミリってつけるアジャスターをある日つけ忘れたままジョリっていっちゃって。多分、緊張してたんだなって」とエピソードを明かした。
この日は菅田のほか、共演の古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝、メガホンをとった黒沢監督も出席した。
菅田将暉主演「Cloud クラウド」
本作は、「スパイの妻」(20)で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。「何かに狙われている?」。転売で稼ぐ吉井良介の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの「日常」が壊されていく。主演の菅田が「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井を演じるほか、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡⼭、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川、吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪⽥が演じている。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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