舞台あいさつに登壇した武内駿輔、横溝菜帆、多部未華子、マヂカルラブリー・村上(写真左から)

“現役高校生”横溝菜帆のピュアな回答に、マヂラブ村上&武内駿輔が反省「何て汚いんでしょう私たちは…」

2024.08.12 20:38
舞台あいさつに登壇した武内駿輔、横溝菜帆、多部未華子、マヂカルラブリー・村上(写真左から)

マヂカルラブリーの村上が、8月12日に都内で開催された映画「インサイド・ヘッド2」公開御礼舞台あいさつに登場。共に日本語版声優を務める多部未華子(シンパイ役)、横溝菜帆(ライリー役)。武内駿輔(ブルーフィー役)と周囲の反響などを語った。

世界興行収入ランキングで2024年度トップに

同作は、「第88回米国アカデミー賞」で長編アニメーション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」(ディズニープラスで配信中)の続編。アメリカなど世界各国では6月14日から公開され、日本公開から4日間の記録を合わせて、世界興行収入ランキングで2024年度のトップになっただけでなく、同歴代ランキングで10位に。アニメーション映画としては史上最高記録を更新し続ける大ヒットとなっている。前作で小学生だった明るく元気な女の子・ライリーが高校入学を控えたティーンエージャーに成長。これまでの「ヨロコビ」や「カナシミ」などに加え、「シンパイ」「ハズカシ」「イイナー」「ダリィ」といった大人の感情たちが新たに登場し、思春期ならではの悩みや葛藤が描かれている。

村上は今作から新たに登場する大人の感情の一つ「ハズカシ」役で、キャラクターに合わせてスタイリストが今回のために作ってくれたというピンクのセットアップ衣装で登壇。「今日着てこの後はどうするんだろうと思っていますけど…似合っているなと思います」と自画自賛した。

日本公開からも約10日が経過した今作。身近な人からの反響を聞かれると、村上は「妻が見に行ってくれまして。見てから若干優しくなったような…非常に私も過ごしやすくなっています」と“ハズカシ”ならぬ“テレカクシ”のように打ち明け、「相方の野田(クリスタル)はまだ見てないですね。見ていたらもう少し人間らしく、すてきな方になっていると思うので。早く見に行ってほしいなと思っています。変な人ですから、もうちょっと真っ当な人として成長してほしいので」とおどけ、やや辛口で呼び掛けた。

また、前作からの5つの感情に加え、今作から登場した4つを加えて9つの感情がキャラクターとして登場することにちなんで、それ以外に“自身が持っている感情”についてフリップトークをしていくことに。

自身が持つ“感情”とは

まず武内はフリップで「ヒクツ」と出し、「妻に言ったら『それで』って。家庭内で満場一致でこれになりました。ある種、原動力になっちゃっているところもありまして、僕の感情はこいつがワンオペで回していると思います。知らなくていい感情ですけどね(笑)」と話せば、村上は「いつものやつでいいか」と発表。

その意味については「非常にこいつが強くて、とにかく冒険しないんです。ご飯とか迷ったときにいろいろ見ても、結局『いつものやつでいいか』になっちゃう、っていう感じです。30年ぐらい髪形変わってないですしね。美容院で『いつもので』って言いますから」と語り、会場の大人たちから共感を得ていた。

そんな中、現役高校生の横溝は「ペコペコ」と発表し、「今もなんですけど、高校生になってからおなかが空くスピードが早くなってしまって、常においしそうなものを調べたり、見たりしながらおなかを鳴らしながら過ごしているのでペコペコです」と、会場の空気を一変させるようなピュアな回答を。

それを受け、武内と村上はややばつの悪そうな表情で「(自分の答えが)酷いっすね…学びます!」(武内)、「本当に心が洗われましたね。何て汚いんでしょう私たちは…」(村上)と反省しながら、村上は「高校のとき、めちゃくちゃおなか空いてましたね。ペコペコでした。お弁当も毎回二つくらい食べてましたね」と乗っかろうとして、MCから「後乗りしないでください」と制されていた。

ほか、多部は「ゾクゾク」と記載し、「お盆は休もうと思っているので、どんなに楽しいことが待っているんだろうとゾクゾク。この8月いっぱいはたくさん遊びたいなと思ってゾクゾクしています」と、いい意味でゾクゾクしていることを伝えた。

映画「インサイド・ヘッド2」は全国公開中。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

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