

エマ・ワトソン34歳の誕生日「ハリポタ」ハーマイオニー「美女と野獣」ベル…世界を魅了した“才色兼備”スターの軌跡

「ハリー・ポッター」の聡明な少女・ハーマイオニー役で愛されたエマ・ワトソンが本日4月15日で34歳に。ディズニーの実写版「美女と野獣」ではエマ自身を反映したような知的で聡明なプリンセスを演じ世界を魅了。年を重ねるごとに魅力を増し、愛され続ける理由を探ってみたい。
ハーマイオニー役で世界中の人々を魅了
1990年4月15日、フランスのパリに生まれたエマが俳優になりたいという夢を抱き始めたのは、5歳くらいの頃。その夢を叶えるため数年間に渡って演技や歌、ダンスの習得に励む。
その後2001年に自身の代表作となる「ハリー・ポッター」シリーズに出会い、約10年間映画史に残る愛すべきキャラクター、ハーマイオニー・グレンジャー役を作り上げたのはご存じの通り。私生活では2009年にブラウン大学に入学し、仕事と学業を両立して2014年に卒業。聡明かつ勤勉なエマの姿はまさにハーマイオニーのようで、知的な魅力で世界中の人々を魅了した。
世界的大ヒットシリーズを完走した後、最初に出演したのはミシェル・ウィリアムズ主演「マリリン 7日間の恋」。そして青春映画「ウォールフラワー」に出演した後、ソフィア・コッポラ監督作「ブリングリング」で主演を飾る。
現代を舞台にした青春映画で等身大の魅力を発揮したエマだが「ノア 約束の舟」以降は、様々なジャンルに挑戦。社会派サスペンス「コロニア」やホラーサスペンス「リグレッション」などで演技力の豊かさを証明してみせた。
自身も愛する「美女と野獣」で憧れのプリンセスに
そして2017年公開の実写版「美女と野獣」(ディズニープラスで配信中)で時代を超えて愛されるプリンセス、ベルを演じたエマ。彼女自身、幼い頃から「美女と野獣」の大ファンだったそう。出演が決まると真っ先にFacebookで「まるで現実じゃないみたい」とファンに報告し「6歳の頃の自分が聞いたら大興奮するはず。心臓が破裂しそうなほどね」と喜びをあらわにしていた。
「自分が今こうした女性になるにあたって間違いなく影響を与えた人を演じるのは本当にすごい経験」と話すエマ。「この役を引き受けると決めた時、私を今の私にしてくれた同じ若い女性、同じ精神、同じ価値観を支持することを確実にしたかった」と話す彼女はキャラクター作りにも参加。振る舞いに加えて衣装などにも積極的に意見を出してこだわりをみせたようだ。
「私が大好きなのは、このバージョンでベルはただなじめないだけではなくて、本を読んでいて彼女のコミュニティでアクティビストである姿が見られること」と魅力を話したエマは「歌詞を覚える必要はなかった。もう心から知り尽くしていたから」とも話しており、すでに役への理解が深い状態で撮影に臨めたそう。
お気に入りのシーンはいくつかあるとしたうえで「映画の中でベルが他の女の子に読み方を教えるシーンがある。それが本当に本当に大好き」「ベルのとても柔らかな一面を見られるの。彼女はとても強く、とても優しいんだと思う」と印象に残っているシーンを明かしている。
読書が大好きで知的好奇心旺盛であったり、型に縛られない自由な発想の持ち主であったりと、ベルとの共通点も多いエマ。ハーマイオニーと並び自身の代名詞的キャラクターになったことは言うまでもない。
ちなみにガストン役のルーク・エヴァンス、ポット夫人役のエマ・トンプソン、チップ役のネイサン・マックもみんな4月15日生まれ。なんとも運命的なキャスティングだ。
影響力を活かして人々をインスパイアする現代女優のかがみ
言葉では言い表せないポジティブなエネルギーを放ち、常にロールモデルとして人々をインスパイアしているエマ。成功と共に手に入れた影響力を、より良い世界のために使っているアクティビストとしても知られている。
2014年に国連組織「UN ウィメン」の親善大使に選出された彼女は、女性の地位向上のためにスピーチなどを行い、最近ではジェンダー平等を推進する「HeForSheキャンペーン」についてカナダ首相との話し合いに参加。
その他にもパリ、ニューヨーク、ロンドンといった世界各国の都市で、サイン入りの本を隠す大の読書家らしいユニークなキャンペーンに参加したり、愛用しているサステナブルなブランドを紹介したりと、人々にインスピレーションを与えている。
2022年の監督デビューを果たした短編「Prada Paradoxe」以来、俳優としての活動はないエマだが、昨年9月にはオックスフォード大学大学院のクリエイティブ・ライティング・コースに入学したほか、弟と一緒にジンの会社を立ち上げたりと、日々忙しくしている様子。フォロワー数7500万人を誇るInstagramでは弟と一緒にジンを紹介する画像が並び、力をいれている様子がうかがえる。
これまでは役を通して、自身が大切にするメッセージを伝えることが多かったエマだが、今後は型にとらわれることなく活躍を続けていきそう。さらなる高みを目指して努力を続ける彼女を応援する声が絶えることはなさそうだ。
◆文=KanaKo
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