伊勢谷友介、俳優復帰後初の公の場 “10回殺される”役で「俺罰せられるんだなと思った」<ペナルティループ>
2024.02.19 20:37
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俳優の伊勢谷友介が19日、都内で行われた映画「ペナルティループ」完成披露上映会に、若葉竜也、山下リオ、ジン・デヨン、荒木伸二監督とともに出席。俳優復帰作となる本作への思いを語った。
若葉竜也主演「ペナルティループ」伊勢谷友介が俳優復帰
若葉にとって2作目の主演となる本作。最愛の恋人の唯を素性不明の男・溝口に殺された岩森は、自らの手で犯人に復讐をするが、翌朝目覚めると時間が昨日に戻ってしまう。確かに殺したはずの溝口も生きており、岩森は困惑しながらも復讐を繰り返す。復讐のループは否応なく繰り返され、先の読めない展開が待ち受ける。伊勢谷友介「ここでも俺罰せられるんだな」
2020年に大麻取締法違反(所持)の罪で有罪判決を受け、本作で俳優復帰となる伊勢谷は、冒頭に司会から紹介されると「なんて言うんでしょう、大変ご無沙汰しております。今日は皆さんとお会いできて嬉しく思っております」と挨拶。溝口役での出演が決まった時の心境を聞かれると「どうだったんですかね。なんか『ここでも俺、罰せられるんだな』と思った」と答えた。そして「だから(劇中で)10回殺されるのは仕方ないなと思ったんですけど、途中でやっぱり嫌になりましたね」と冗談混じりに言いつつ、「ただ、罰せられて人がリカバリーして良くなるかって、あんまりないんですって。社会的に」とコメントすると、荒木監督は「なんの話です?」と笑いながら困惑。若葉が「なんかあったんですか?」ととぼけると、伊勢谷は「僕が何かあったか?」と聞き返していた。
若葉竜也、オファー当時の思い
また、若葉は「オファーしてもらった時、ちょうどコロナとか、色んな世界情勢とか、色んなものが飛び込んできている時期で、自分の中にふつふつとした怒りみたいなものとか、破壊衝動みたいなものがどんどん溜まっていた」と吐露。「メディアを見ても、俳優さんたちとかタレントさんとかも、みんな揚げ足を取られて炎上するみたいな、どんどんこの世界が保守的になっていっている空気があって、自分の中でモヤモヤとしたものが溜まっている時期で、そんな時にこの台本を僕の手元にマネージャーが持ってきてくれて、『こんなにめちゃくちゃな映画を一緒に作りませんか』とこう言われた気がした」とオファーを受けた思いを語った。さらに山下は「イメージと1番違ったのは伊勢谷さん。でも(若葉と)2人とも“がきんちょ気質”というか、生きてるの楽しそうだなって」と告白。伊勢谷が「俺が楽しそうだと思うか」とツッコむと、山下は「伊勢谷さんは初日とかもスケボーで登場して、顔に傷も作ったりして」と報告し、伊勢谷は「今後に響く(笑)」と笑っていた。
「ペナルティループ」共演者、伊勢谷友介復帰に言及
最後にメッセージを求められた場面では、伊勢谷が「皆さんの中に暗い部分って無いわけはないと思うんですね。全部明るい人間なんて絶対いないわけで、自分と共通項を見つけられるような条件が必ずこのキャストの中の誰かにいると思う。誰か1人かもしれないし、2人かもしれないし、もしかしたら、制裁する側とされる側かもしれません」とコメント。そして「だから、その中に自分を見つけて、見つめ直して、反省してください。俺か、反省するのは」とまとめた。若葉は「ちょっとでも何かを悪いことをしてしまったら、殺してもいいというこの変な時代。何を書いたっていいというこの変な時。『ほとんど魔女狩りだな』と僕は思っていて、その心のままでは、僕はやっぱり日本としてもだめだと思います。再起を懸けて、人生を懸けてやっている方々もいらっしゃるので」と時代に対する考えを吐露。続けて「それが伊勢谷さんの復帰作になります。今日来ていらっしゃる記者の方々、もし書くのであれば、抱腹絶倒な記事を、上手いこと言ってください」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
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