堺雅人、モンゴル撮影でのハプニング回顧 “日本以外でほとんど売っていない物”忘れマネージャーが16時間往復<FLY!/フライ!>
2024.02.05 14:53
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俳優の堺雅人、麻生久美子、ヒコロヒーらが5日、都内で開催された映画『FLY!/フライ!』(3月15日より全国公開)日本語吹替版キャスト報告会に出席。堺がモンゴルでのハプニングを明かした。
麻生久美子、子どもの成長感じる瞬間は?
“とても家族思いだけどちょっと神経質な父”・マック役の堺は、物語にちなんで“人生で大きな成長を感じた経験”を聞かれると「それぞれの作品で新しい経験をさせてもらっている」とにっこり。「それが無かったら本当になるべく挑戦をせず、新しい人生をあまりなく、平穏無事に現状維持でやっていくタイプなので。本当に作品でいろんなところに無理やり連れていかれるおかげで成長させていただいているなという感じかもしれません」と語った。明るく頼れる家族の要である母・パム役の麻生は、自身も母であることから“子どもの成長を実感すること”を問われると「最近、背も伸びて。本当に一緒に寝ていても『体が大きくなったなあ』っていう見た目の成長も感じます」と回答。「下の子が1年生になったので。小学校。今までずーっと幼稚園の間は親が付き添ってっていう風に行動していたんですけど、1人で色々、電車に乗ったりだとか、行動できるようになって。いつの間にかしっかりしてきたなっていうのを感じています」と話していた。
一家が旅の道中で出会うハト集団のリーダー・チャンプ役で、初の吹き替えを行ったヒコロヒーは「『ちょっとおっかないなあ』という感じですよね」と話し、「本当にやったことがないことなので。ちょっと怖いですけど、という気持ちでしたね」と回想。適役だと感じたか問われると「ニューヨークのハト集団のリーダーが、敵役だと思ったかどうかですか(笑)?思わせていただきました」と笑顔を浮かべた。
堺雅人、モンゴルでの撮影秘話明かす
また、旅先での印象的な体験に話が及ぶと、堺は「旅は大抵ひどい目に遭っていますからね。なんだろうなあ。去年モンゴルで撮影をしたんですけれども、トイレがすごいことになっているっていう。水洗がほとんどないので。でも乾燥地帯だったので、寧ろ水洗よりそちらの方が清潔だったっていう。あんまりお食事時だとあれか、よくない話題でしたね。すいません」と、自身が主演を務めた日曜劇場『VIVANT』で経験したと思われる出来事を紹介した。モンゴルでの撮影を「とても楽しかったですね」と述懐した堺は、「ハードコンタクトレンズなんですが、ハードコンタクトレンズの保存液は、日本以外ではほとんど売っていないっていう。大変な思いをマネージャーがしましたね。往復16時間の街に着いてから、保存液がないことに気づいて。『どうする?』って言って、往復してもらいましたね(笑)。16時間。大変だった」と明かし「だから、ハードコンタクトっていうのはすごい技術なんだなあと。海外旅行に行かれる方は、ぜひ保存液をたくさん持って行かれてください」と呼びかけた。
麻生久美子&ヒコロヒー、旅先での印象的な体験は?
さらに、麻生は「旅先だと、具合が悪くなることがけっこう多くて。体調不良みたいなこともあるんですけど、さっき思い出したのが、若い時に道後温泉にお友達と一緒に旅行に行ったんですよ」と告白。「夜、畳のお部屋でトランプか何かで盛り上がっていたんですね。たぶん勝ったんでしょうね。すごい嬉しくて。『あ~!』って言って、ちょっと体を後ろに移動させたんです。そうしたら、畳のへりに爪が引っかかって、親指の爪が全部取れたんですよ。それがもう痛くて痛くて」と明かし、「それをさっき思い出して『あ、これだ!』と思って(笑)。すいません。痛かった~。あれ以来ないですけど。ちゃんと生えてきて良かったです」とまさかのエピソードを明るく語っていた。ヒコロヒーは「1人でよく海外に行くんですけど、初めてニューヨークに行ったときに、散髪してみようと思って。ニューヨークの街で『どんな感じなんやろう?』と思って。ぱってお店に入って散髪に行って。『ちょっと毛を明るくしてください。ちょっと明るくする感じで』って言ったら、ニューヨークの美容師さんが『え?』みたいな。『あなた本当に日本人ですか?』って言うわけですよ」と回顧。「『え、何がですか?』って言ったら、『リクエストがたったそれだけなんて、ニューヨーカーみたい。細かくリクエストするんじゃなくて、それだけなんて、あなたニューヨーカーみたいだわ!』って言われて」と振り返った。
「『え?』みたいな。『わしってニューヨーカーみたいなんや』って思って、ちょっとウキウキしながら、寝てもうて。ぱんぱん、できたよって言われて起きたら、アメリカの強烈なブリーチ剤で真っ白になってて。髪が。ほんで、わしちょっと調子乗ってサングラスとかかけてたから、散髪屋さんでサングラスかけて、ぱってガラスに写っている自分を見たら、内田裕也さんみたいになってた(笑)。『わしニューヨークで内田裕也さんみたいになってる…』って思ったことはありました」と、驚きのエピソードで会場を沸かせ「思い出ですから。それも旅の良さですよね」と懐かしんでいた。
映画「FLY!/フライ!」
本作は、『ミニオンズ』『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を手掛けたイルミネーションが贈る、7年ぶりの完全オリジナルストーリー最新作。住み慣れた小さな池から飛び出すカモ一家に、旅の途中で待ち受ける素敵な出会いと奇想天外なトラブルの数々、そして初めての大冒険を描く。この日は池村碧彩(グウェン役)、羽佐間道夫(ダンおじさん役)、関智一(デルロイ役)も出席していた。(modelpress編集部)
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