Ado、B'z(提供写真)

Ado×B’z、豪華コラボ実現「沈黙の艦隊」主題歌発表

2023.07.20 04:00

俳優の大沢たかおが主演を務める映画『沈黙の艦隊』(9月29日公開)の主題歌情報・新予告映像・本ポスタービジュアルが解禁。主題歌をAdoが担当し、B’zが楽曲提供することが決定。本作のために松本孝弘が作曲、稲葉浩志が作詞した新曲「DIGNITY」が完成した。


Ado「沈黙の艦隊」主題歌に決定 B’zが楽曲提供

「沈黙の艦隊」本ポスタービジュアル(C)かわぐちかいじ/講談社(C)2023 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
「沈黙の艦隊」本ポスタービジュアル(C)かわぐちかいじ/講談社(C)2023 Amazon Content Services LLC OR ITS AFFILIATES. All Rights Reserved.
2020年のメジャーデビューシングル「うっせぇわ」でセンセーションを巻き起こし、今最も勢いのある歌い手へと駆け上がったAdo。繊細かつ大胆な歌唱表現で聴くものすべてを魅了してきた歌声を持つAdoに、今年デビュー35周年を迎え、これまでにも多くの映画主題歌を担当し、作品毎に大きな彩りを与えてきたB’zが日本のアーティストに初めて楽曲提供を行い、Ado×B’zという、日本音楽界をも揺るがす豪華コラボレーシンが実現した。

松本の作曲、稲葉の作詞にて、本作のために書き下ろした新曲のタイトルは「DIGNITY」。本作の世界観にリンクした、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れる壮大なバラードで、主人公・海江田四郎(大沢)の静かなる苦悩や、本篇の中でも広がる登場人物たちのDIGNITY=尊厳に寄り添うような壮大な楽曲に仕上がっている。力強さの中に優しさも感じられるAdoの歌声と、B’zらしい壮大な深みのある楽曲が完成し、見事な化学反応が生まれた。

楽曲の制作を終え、松本は「Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています」と語り、稲葉は「時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました」とAdoの歌唱を絶賛した。

Adoは「この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。主題歌『DIGNITY』はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います」とコメントした。

また、楽曲を聞いた大沢は「映画『沈黙の艦隊』のために素晴らしい楽曲を制作、提供してくださったB’zのお二人、力強い歌声で映画に彩りを加えてくださるAdoさんには心から感謝しております。この『DIGNITY』という主題歌が映画の一部となって、観客の方々の心に深く響き、映画の物語を一層と引き立てることを確信しています」とコメントを寄せた。

主題歌使用の最新予告映像解禁

いまにも出港せんとする日本初の原子力潜水艦。日米政府が秘密裏に開発したその最新鋭原潜を奪い、「理想を実現するためには力がいる」と言い残して深海へと消える艦長の海江田(大沢)。その衝撃は、海自ディーゼル潜水艦艦長の深町洋(玉木宏)をはじめ、海上自衛隊、米海軍、両国政府までをも巻き込んでいく。

そして、それらの面々の目前に、悠々と浮上した海江田は、核ミサイルを搭載しているという原潜ごと、独立戦闘国家「やまと」の建国を宣言する。大義か、反逆か――?核を案じながらも、やまとをテロリストとみなし、第7艦隊を集結させて徹底抗戦の姿勢を見せるアメリカ。海江田を止めようと、追いかける深町。

このたび初公開となる海中戦闘のVFXがふんだんに盛り込まれ、防衛省・海上自衛隊の撮影協力による臨場感溢れる潜水艦の映像と相まって、緊迫の潜水艦アクションを大いに期待させる予告に仕上がっている。

本ポスタービジュアル解禁

また、海底から堂々と浮上する原子力潜水艦を美しい夕陽が迎え、海江田が今まさに独立を宣言せんとする、印象的なシーンが表現された本ポスター。主要キャラクターたちは、海江田が起こした運命の荒波に呑みこまれようとしながらも、情熱溢れるまなざしで、各々の視線の先を見つめる。「光は、海の底より浮上する。」というコピーが、彼らの行く末を暗示しているかのようだ。

ポスターの力強い構図はまるで、かわぐちかいじが描いた原作の世界観そのまま。連載当時に日本中を熱くしたこの物語が、再び現代へ
と蘇る。(modelpress編集部)

Adoコメント

この度、映画『沈黙の艦隊』の主題歌を担当させていただけること心から嬉しく思います。主題歌「DIGNITY」はB’zさんに楽曲提供をいただきました。このような貴重な機会を頂き光栄です。

彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく……ですがその奥深くにはあたたかな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守唄のような優しさを感じていただければと思います。是非、映画と楽曲の両方を劇場に足を運んでお楽しみいただきたいです。

B’z松本孝弘コメント

Adoさんには以前から注目していましたので、お話を頂いた時はとても嬉しく、やりがいを感じて制作に臨みました。実際に僕の書いたメロディを歌って頂き、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています。映画『沈黙の艦隊』は正に“DIGNITY”。AdoB’zのコラボレーションをお楽しみください。

B’z稲葉浩志コメント

時代を象徴する歌声の持ち主のひとりであるAdoさんとご一緒できて、たくさん刺激をいただきました。国家の尊厳、命の尊厳を守りながら世界平和を獲得するという、永遠の難題に想像を絶する手法で挑む本作の熱量が、彼女の繊細かつ逞しい声を通してさらに増幅すればと思います。

大沢たかおコメント

映画『沈黙の艦隊』のために素晴らしい楽曲を制作、提供してくださったB’zのお二人、力強い歌声で映画に彩りを加えてくださるAdoさんには心から感謝しております。ありがとうございました。

この「DIGNITY」という主題歌が映画の一部となって、観客の方々の心に深く響き、映画の物語を一層と引き立てることを確信しています。是非劇場で本作をお楽しみください。

松橋真三プロデューサーコメント

本作は、大いなる海原に、大いなる意思を持って出港し、大いなる闘いに挑む者たちの物語です。世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力溢れるバラードを希望いたします、とオファーさせていただきました。

AdoさんとB’zさんの見事なコラボレーションが、この無理難題を見事に実現させてくれました。ぜひ劇場の大音響で、映画のクライマックスに、この主題歌「DIGNITY」を聞いて、胸を熱くしながら涙を流していただきたいと思います。
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