横浜流星、ボクサー役「春に散る」撮影後にボクシングのプロテスト合格「久々に心が燃えました」<本人コメント>
2023.06.12 20:25
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映画『春に散る』(8月25日公開)で俳優の佐藤浩市とともにW主演を務める俳優の横浜流星が、ボクシングのプロテストを受験し、見事C級ライセンスに合格した。
横浜流星、ボクシングプロテストに合格
日本でプロボクサーになるために必ず通る道である日本ボクシングコミッション(JBC)の「ボクサーライセンス」の取得。JBCが開催する、実技(スパーリング)テスト、筆記テストを含むプロテストに合格することで、「ボクサーライセンス」を取得することができる。身体検査、医療診断に合格し、さらにはプロボクサーとしての基本的な技術が備わっているかを判断する実技試験をクリアする必要があるプロテスト。
ボクサー役を演じた横浜は、自分自身がプロボクサーになる必要があったという思いが強く、撮影に挑んだときには既にプロボクサーの技術が備わっていたが、宣伝活動が本格始動するこの段階で、プロテストの受験を決意。そして見事ライセンスを取得した。
横浜は「本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました」と合格した喜びをコメントしている。
ますます、横浜をはじめとする豪華キャスト陣の演技、そして劇中のボクシングシーンに期待が上がる『春に散る』。今の時代、未来は予測不可能であることを心に刻まれた私たちに、「今この瞬間を生き切る」ことの真実を見せてくれる、日本映画史上最も胸を熱くするドラマだ。
佐藤浩市&横浜流星W主演「春に散る」
ノンフィクションの傑作『深夜特急』三部作をはじめ、数々のベストセラーを世に放ってきた沢木耕太郎が、半生をかけて追い続けてきたテーマは、ボクシングを通じて“生きる”を問うこと。その集大成ともいえる最高傑作『春に散る』(朝日新聞出版)を、人間ドラマの名手・瀬々敬久監督(『ラーゲリより愛を込めて』)が佐藤と横浜を主演に迎えて映画化する。主人公は、不公平な判定で負けアメリカへ渡り40年振りに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、偶然飲み屋で出会い同じく不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾。仁一に人生初ダウンを奪われたことをきっかけに、翔吾は仁一にボクシングを教えて欲しいと懇願。やがて二人は世界チャンピオンを共に目指し、“命を懸けた”戦いの舞台へと挑んでいく。
翔吾を導くことで人生に尊厳を取り戻そうとする仁一を佐藤、仁一と出会い諦めかけていた夢に再度挑戦する翔吾を横浜が演じ、山口智子、橋本環奈、哀川翔、片岡鶴太郎、坂東龍汰、窪田正孝ら発表済みのキャストに加えて、松浦慎一郎、尚玄、奥野瑛太、坂井真紀、小澤征悦も出演するなど、豪華キャストが集結している。(modelpress編集部)
横浜流星コメント
<プロテストを受けてみて合格しての喜び>去年の4月から映画『春に散る』の役作りでボクシングを始め、そこからボクシングをずっと続けていました。K’sBOXの会長、松浦さん、川並さん、その他の方々のサポートが無ければ、結果は出せませんでした。
本当に感謝の気持ちで一杯です。当日は空手をやっていた当時の気持ちを思い出し、久々に心が燃えました。あの時の気持ちをまたこうして味わえて、自分は本当に格闘技が好きなんだと再確認できましたし、反省点もありますが、やって来たものを全て出しきれたので今はホッとしてます。
<今後の展望>
翔吾の台詞に今しかねぇ。という台詞があります。本当にその通りなんです。人生一度きりで後悔を残したくないし、今を大切に生きたいと心に強く刻み自分も生きています。
今回挑戦したことは、芝居でもこれから生きていくうえでも、必ず活きると信じています。魂を込めて創り上げた映画『春に散る』が1人でも多くの方の心に届き、自分の大好きなボクシングや格闘技がこれからもっともっと盛り上がることを心より願っています!
プロテスト・C級ライセンスとは
日本でプロボクサーになるには、日本ボクシングコミッション(JBC)の「ボクサーライセンス」を取得する必要があり、ボクサーライセンスは、JBCが開催するプロテストに合格すると取得可能。プロテスト受験するには、日本プロボクシング協会(JPBA)に加盟するボクシングジムに所属する練習生であることが条件となる。プロテストの前にコミッションドクターの医療診断に合格した者がプロテストを受験でき、プロテストでは、実技(スパーリング)試験や筆記試験がある。年齢の制限は、16歳から34歳までの男女(未成年者の場合、親権者の承諾書が必要)。プロテストに合格した選手は原則としてC級ライセンスを取得でき、4回戦(4ラウンド制)の試合に出場できる。
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