「ヴィレッジ」公開御礼舞台挨拶に登壇した横浜流星(C)モデルプレス

横浜流星、アクションシーン裏側での一言&対応力を共演者が絶賛「初めて出会った」<ヴィレッジ>

2023.05.01 13:40

俳優の横浜流星が1日、都内で開催された主演映画『ヴィレッジ』公開御礼舞台挨拶に登壇。共演者から絶賛される場面があった。


横浜流星主演「ヴィレッジ」

奥平大兼、横浜流星、一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
奥平大兼、横浜流星、一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
本作は、夜霧が幻想的な集落・霞門村(かもんむら)で希望のない日々を送っていた片山優(横浜)が、とあるきっかけで“覚醒”していく姿、そして村が予想外の事態を迎える様子を描く。この日は優を執拗に追い立てる透を演じた一ノ瀬ワタル、そして優を慕う後輩・龍太を演じた奥平大兼も出席していた。

主演の横浜は「公開から10日ですか?10日が経ちましたが、本当にたくさんの方々に観ていただけているなっていうのを、すごく感じていて、非常に嬉しく思っています」と満席の会場に向かって感謝の気持ちを語った。

横浜流星、一ノ瀬ワタルとのアクション振り返る

横浜流星(C)モデルプレス
横浜流星(C)モデルプレス
「やられるシーンしかなかったですね。一ノ瀬さんとのシーンは」と笑顔を見せた横浜は「普段の一ノ瀬さんはすごくキュートですけど、透のときはやっぱり透として見ているので、すごく怖かったですね。1番の物語としても優としてもすごく大事で、分岐点となる2人の対決のシーンというか、まあ一方的にやられているだけですけれども、あのシーンは本当に大変でしたね」とコメント。

続けて「集中力がとても大事だったし。精神的にも『勝てない相手』なんですけど、優には大事な人ができて、その大事な人を守る一心で立ち向かわなきゃいけないので。あのシーンはとても痺れましたね。でも色々相談しながら撮ることができたので、よかったなと思っています。撮り終わったときに、達成感がありましたよね」と振り返り「一ノ瀬さんとだから、あの迫力のあるシーンになったのかなと思うので。ありがとうございます」と笑顔を見せていた。

一ノ瀬ワタル、横浜流星の一言&対応力を称賛

一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
そんな横浜について、これまでの出演作のほとんどでアクションを経験してきたという一ノ瀬は「横浜さんすげえなと思って。普通、ビンタとかパンチとかって当てないですよ。でも角度的にどうしても当てなきゃいけなかったり、横浜さんに当てるところもあったんですけど。横浜さんは『大丈夫っすよ。俺、当たった瞬間に首避けるんで』って言ってて」と回想。

続けて「昔キックボクシングをやってたからわかるんですけど、この技術って結構長年培う技術。パンチが当たった瞬間に首で避けるっていう。それをやられる俳優さん、俺は初めて出会ったって思ったっす」と横浜の技術を絶賛した。

横浜流星(C)モデルプレス
横浜流星(C)モデルプレス
これに照れ笑いを見せた横浜は「すごい撮影でしたよ。でも、ここで躊躇されてもあれなので。とにかく本気でやってもらいたいので。それをとにかく受け止めようという気持ちではいましたね」と明かし、一ノ瀬は「本当に当てているつもりですけど、全部すかされているというか。でもやっぱり映像を見ると…すごかった」と頬を緩めていた。

横浜流星、一ノ瀬ワタルのギャップ明かす

横浜流星、一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
横浜流星、一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
共演する前と共演した後で、一ノ瀬に対する印象の変化があったか問われた横浜は「役として見ているので、そのときは透のイメージはありますけど、お話しするとすごく柔らかくて穏やかな空気を持っているので、そのギャップには自分も驚きましたし。知れば知るほど本当に愛らしくなっていく」とにっこり。これに一ノ瀬は「おわっ!?」と驚きつつも「ありがとうございます」と照れ笑いを見せた。

さらに横浜は「たぶん現場のみんな、一ノ瀬さんのこと好きでしたよ。『可愛い』ってみんな言ってましたよ。その気持ちわかるなあっていう」と明かし、一ノ瀬は「嬉しいっすね(笑)」と反応。これを聞いていた奥平も頷いていた。

横浜流星、“弱そうに見える”アクションを研究

横浜流星(C)モデルプレス
横浜流星(C)モデルプレス
それから、一ノ瀬は改めて対決シーンにおける横浜について「胸ぐらを掴んだときに『うわ、この人、体幹強えなあ』と思ったんです。『俺が一方的にやっているけど、この人絶対に強い!』と思いましたね」と発言。

弱そうに見せる演技について、横浜は「勉強しましたね。藤井(道人)さんにも、『こういうアクションシーンにしたいんだ』っていう参考の映画を(紹介してもらって)。観たんですよ。1カットでアクションシーンを撮っている。それを結構参考にしたり、その主人公が弱いながらに頑張っているみたいな。そのときの『喧嘩に慣れていないパンチ』の仕方だったり、そういうのはすごくその映画で参考にさせてもらっていましたね」と役作りを振り返った。

横浜流星、キャラ設定に驚き

奥平大兼(C)モデルプレス
奥平大兼(C)モデルプレス
その後、キャラクターが聞いている音楽の設定として、優はamazarashi、透はYOASOBI、龍太は舐達磨を割り当てられていたことに話が及ぶと、横浜は「舐達磨を聞いていたっていうのは一緒に取材をしたときに知っていたんだけど、YOASOBI!?そうなんですか?」と質問。

一ノ瀬は「YOASOBI聞いていました。ずっと(笑)」と返し、奥平は「初耳」と笑顔で反応。一ノ瀬はYOASOBIと韓流映画といった恋愛をモチーフにしたものが好きという透の設定を説明し「あの当時はめっちゃ恋愛ものを見ていたし、めっちゃ恋愛ソングを聞いてたっすね」と話していた。(modelpress編集部)

奥平大兼、横浜流星、一ノ瀬ワタル(C)モデルプレス
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