(上段左から)橋本環奈、眞栄田郷敦、横浜流星、清原果耶(中段左から)吉沢亮、中川大志、永野芽郁、戸田恵梨香(下段左から)大泉洋、有村架純、吉岡秀隆、柴咲コウ(C)モデルプレス

読者が選ぶ「2022年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」ランキングを発表<1位~10位>

2023.01.14 09:00

モデルプレスでは、このほど「2022年10月~12月に公開されたおすすめの邦画は?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ、10月~12月の“おすすめの邦画”トップ10を発表する。


モデルプレス読者が選ぶ「2022年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」トップ10

読者が選ぶ「2022年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」ランキングを発表<1位~10位> (C)モデルプレス
読者が選ぶ「2022年10月~12月に公開されたおすすめの邦画」ランキングを発表<1位~10位> (C)モデルプレス
1位:「ラーゲリより愛を込めて」(12月9日公開)
2位:「Dr.コトー診療所」(12月16日公開)
3位:「月の満ち欠け」(12月2日公開)
4位:「カラダ探し」(10月14日公開)
5位:「線は、僕を描く」(10月21日公開)
6位:「ブラックナイトパレード」(12月23日公開)
7位:「母性」(11月23日公開)
8位:「窓辺にて」(11月4日公開)
9位:「左様なら今晩は」(11月11日公開)
10位:「ある男」(11月18日公開)

回答数:2607件
投票期間:2022年12月29日~2023年1月8日

1位:「ラーゲリより愛を込めて」

北川景子(C)モデルプレス
北川景子(C)モデルプレス
嵐の二宮和也が主演を務めた映画「ラーゲリより愛を込めて」が堂々の第1位に。第二次世界大戦終了後、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)で壮絶な半生を送った人物・山本幡男を二宮が高い演技力と豊かな表現力で熱演。少しの食事で過酷な労働を強いられた捕虜を演じるため、二宮が2ヶ月で53kg台まで減量し、Sexy Zoneの中島健人も2週間で10kg落としたというストイックな役作りも話題となった。

また、夫の帰国を心から信じ11年間待ちつづけた妻・モジミを北川景子が務めたほか、松坂桃李、桐谷健太ら実力派俳優陣が集結。「一番泣いた映画」という声も多数寄せられるほど、観る者を感動の渦に巻き込み、12月公開でありながらも年末にモデルプレスが主催した「2022年ベスト邦画ランキング」でトップ3に入るほど熱い支持を獲得した。

<あらすじ>

第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留者となり、あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下において、ただ1人、生きることへの希望を捨てなかった・山本幡男。日本にいる妻子と再び暮らすことを信じる山本に、ある日1通の葉書が届く。

「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント(C)モデルプレス
「ラーゲリより愛を込めて」スノーカーペットイベント(C)モデルプレス
<読者コメント>

・「辛く過酷な場面もあったが、希望を持ち続けること、仲間との絆に心を摑まれた」

・「今までになく胸を打たれました…生きること、会えることの素晴らしさ大切さを感じる素敵な作品でした」

・「こんなに泣いた映画は久しぶり。辛く悲しく恐ろしい描写もあるけれど、観終わると清々しい気持ちになる。二宮和也さんはじめ役者陣の演技が素晴らしい。もはや演じているというより、そこにいる感じで自然体でした。後世に残るたくさんの人に観てほしい作品です」

・「今まで観た映画の中で一番素晴らしかったです。日本映画史に残る名作だと思いました。演者さんみんな熱演が素晴らしかったです。特に主演の二宮さんには圧倒されました」

・「とにかくこのような事実があったんだ、ということを絶対に忘れてはいけない今の時代にこそ観て欲しい映画だと思いました」

2位:「Dr.コトー診療所」

吉岡秀隆(C)モデルプレス
吉岡秀隆(C)モデルプレス
山田貴敏氏の同名マンガを原作に、2003年に連続ドラマ化された「Dr.コトー診療所」。東京から志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡秀隆)と、島の人々との交流を描く。本作は16年ぶりの続編にして“集大成”となる映画。続編決定が発表された際には、長年続編を待望していたドラマファンだけでなく日本全国に喜びの声が続出。公開20日目にして、観客動員数123万人、興行収入16億円を突破するほどのヒットを記録した。

さらに今作はドラマシリーズからのキャスト・スタッフが再集結したばかりでなく、看護師役の生田絵梨花に加え、新米医師として高橋海人(※「高」は正式には「はしごだか」/King & Prince)も新たに仲間入りを果たし、作品に新鮮な風を吹かせた。

<あらすじ>

自然豊かな離島の志木那島に、医師の五島健助がやってきてから19年が経つ。島民の命を預かる彼は長い年月をかけ島民と親しくなり、数年前看護師の彩佳(柴咲コウ)と結婚し間もなく父親になろうとしていた。しかし、過疎高齢化が進む島の診療所に閉鎖の話が持ち上がる。

柴咲コウ、生田絵梨花 (C)モデルプレス
柴咲コウ、生田絵梨花 (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「ドラマから描かれていない空白の16年間も確かに見える、時間の経過が丁寧に感じられる素敵な作品でした」

・「16年ぶりに帰ってきたコトー。島の様子も変わっているところ、変わらないところがあり感慨深い。
ずっと着手できずにいた島の医療の問題も浮き彫りになり見応えがあった。何より美しい風景に癒される」

・「懐かしい中に新しい風もあって、日常がそこでしっかりと流れていたのを感じました」

・「僻地医療をしみじみと考えさせられる内容でした。新しく登場した高橋海人さんも生田絵梨花さんもとてもいいスパイスになっていたと思います」

・「ずっと涙が止まりませんでした。16年振りに帰ってきてくれたことが何より嬉しいです」

3位:「月の満ち欠け」

柴咲コウ、大泉洋、有村架純(C)モデルプレス
柴咲コウ、大泉洋、有村架純(C)モデルプレス
本作は累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)を実写映画化。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内堅(大泉洋)と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角哲彦(Snow Man目黒蓮)。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性(有村架純)の存在で交錯する。これは、「愛する人にもう一度めぐり逢いたい」という想いが起こした“奇跡”が紡ぐ、数奇で壮大なラブストーリー。

これまで演技経験の少なかった目黒が、ソロで映画初出演。繊細な演技に絶賛の声が届いているが、目黒自身は役に向き合ったことで「本当にきつくなって、車の中で1人でボロボロ泣いたこともありました」と俳優業の向き合い方について、モデルプレスらのインタビューで明かしている。

<あらすじ>

仕事も家庭も順風満帆だった小山内堅は、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を亡くしてしまう。悲しみに暮れる小山内の元に、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。三角は面識がないはずの娘・瑠璃と、彼が過去に思いを寄せた同じ名前を持つ女性について語り始める。

柴咲コウ、大泉洋、有村架純(C)モデルプレス
柴咲コウ、大泉洋、有村架純(C)モデルプレス
<読者コメント>

・「好きな人が出演していたので観ましたが、最後に心がじんわりと温かくなる映画でした」

・「心地よい余韻が残る映画」

・「何度観ても泣けて、好きな人に会いたくなる映画だから」

・「役者さんの演技や時代風景、内容、全てが素晴らしかったです。観に行ってから1ヶ月たった今でも心に残ってます」

・「身近にいる人たちを改めて大切だなと思わせてくれる映画でした。日頃からしっかり感謝を伝えて優しくしていきたいと、そう思いました!」

4位:「カラダ探し」

山本舞香、橋本環奈、横田真悠 (C)モデルプレス
山本舞香、橋本環奈、横田真悠 (C)モデルプレス
Z世代のバイブル的ホラー「カラダ探し」を実写化した橋本環奈主演の映画「カラダ探し」が、4位にランクイン。抗うすべなく“赤い人”へと立ち向かう毎日をループする6人の高校生の姿を描く本作は、「IT/イット」シリーズなど世界的ヒット作の数々を生み出したワーナー・ブラザースが贈る刺激的ループ型ホラーだ。

橋本のほか、眞栄田郷敦、山本舞香、神尾楓珠、醍醐虎汰朗、横田真悠ら、圧倒的な人気を博す若手キャストが集結。ホラーであるが“アオハル感”も加えられた絶妙な塩梅に「何度でも楽しめる」とリピートする声や、「ホラー初挑戦でも楽しめた」とホラー初心者でも挑戦しやすい作品だという声も届いた。

<あらすじ>

高校生の明日香(橋本環奈)は、ある日幼い少女に“私のカラダ、探して”と奇妙なことを言われる。その日の夜から、明日香は5人のクラスメイトと学校で、同じ時間を繰り返すようになる。明日を迎えるためには学校に隠された少女のカラダを見つけなければならないのだが…。

(左から)羽住英一郎監督、醍醐虎汰朗、眞栄田郷敦、橋本環奈、山本舞香、横田真悠(C)モデルプレス
(左から)羽住英一郎監督、醍醐虎汰朗、眞栄田郷敦、橋本環奈、山本舞香、横田真悠(C)モデルプレス
<読者コメント>

・「友達に勧められて観たが自分的にはズン刺さりの映画だった」

・「ただのホラーじゃない青春と感動がうまい具合にミックスされてて初めてホラーを何回も観ました!もっと観たい」

・「眞栄田郷敦さんはじめ人気若手キャスト勢揃いで、ストーリーもテンポが早く引き込まれた。最高に面白く10回以上観に行った!」

・「ホラー苦手でも楽しめる青春映画!ホラーとアオハルのバランスが絶妙!めちゃくちゃ面白かった!」

・「ホラー映画初挑戦でしたが、怖さ+青春が絶妙にマッチしていて何度でも楽しめる映画でした! こんなに何回も観て飽きなかった映画は初めて!」

5位:「線は、僕を描く」

横浜流星、清原果耶(C)モデルプレス
横浜流星、清原果耶(C)モデルプレス
青春芸術小説「線は、僕を描く」(砥上裕將著/講談社文庫)を実写映画化した本作は、とあるきっかけで水墨画と出会い学ぶことでその世界に魅了されていく主人公・青山霜介(横浜流星)と、霜介と出会いライバル心を抱くようになる篠田千瑛(清原果耶)らが織りなすドラマを描く。

横浜は水墨画に初挑戦。役作りのため、撮影前には水墨画家の小林東雲のもとで1年以上もの時間をかけて水墨画の練習を繰り返した。美しさと儚さを合わせ持つ横浜が、その成果を見事に出し切り、丁寧に演じる姿に胸を打たれた人が多く見られた。

<あらすじ>

大学生の青山霜介は、絵画展設営のアルバイト中に水墨画と出会い、白と黒のみで表現される世界に魅了される。水墨画家として知られる篠田湖山(三浦友和)に声をかけられたことをきっかけに、霜介は水墨画を学び始める。真っ白な紙に筆と墨だけを使って描かれる芸術を知るにつれ、彼は次第に深遠な水墨画の世界に引き込まれていく。

横浜流星、清原果耶 (C)モデルプレス
横浜流星、清原果耶 (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「主人公や取り巻く人々の丁寧な心の描写に引き込まれ、背中を押された気がした。水墨画の奥深さにも感動しました」

・「水墨画の良さを伝えてくれるとともに、新しい1歩を踏み出す気持ちをもらえる映画だったから」

・「静かな水墨画の世界に、主役の横浜流星さんをはじめ役者さんの演技と、自然で優しい時間が流れる余韻が心地良い映画だったから」

・「横浜流星さんが1年かけて水墨画を練習し、役を生き抜いたことに感動しました」

・「心が洗われるような映画です」

6位:「ブラックナイトパレード」

渡邊圭祐、吉沢亮、中川大志(C)モデルプレス
渡邊圭祐、吉沢亮、中川大志(C)モデルプレス
<あらすじ>

コンビニバイトの日野三春(吉沢亮)は、クリスマス前のある日、黒いサンタ服の男に“内定だ”と告げられ、連れ去られる。連れて行かれたのは北極のサンタクロース・ハウスだった。三春は癖の強い仲間たちとブラックサンタになり子供にプレゼントを配る仕事を始めるが…。

橋本環奈、吉沢亮、中川大志 (C)モデルプレス
橋本環奈、吉沢亮、中川大志 (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「コメディ映画でおなじみ福田雄一監督のもと、吉沢亮さんはじめ豪華俳優達が面白おかしく演技していたから。もちろん笑いだけではなく家族愛の感動シーンもあり、そのギャップに惹かれたのもある」

・「家族、恋人、友人、1人…誰と見てもどんな世代が観ても笑ってキュンとして泣けるステキな映画だから!」

・「期待以上の笑いあり、意外な感動ありで楽しいコメディ&ハートウォーミングムービーでした!」

・「映画の冒頭から感じるストーリーがいい意味で後半には涙を誘う人間味溢れる展開になるところが、本当に奥が深いと思いました」

・「キャストの皆さんの再現度が高いこともそうですが、みんな振り切った演技でとても面白かったです」

7位:「母性」

(左から)廣木隆一、永野芽郁、戸田恵梨香、湊かなえ(C)モデルプレス
(左から)廣木隆一、永野芽郁、戸田恵梨香、湊かなえ(C)モデルプレス
<あらすじ>

ある日、女子高校生の遺体が自宅の庭で発見される。そして、真相がわからぬまま、世間は事故か自殺かと騒ぎだす。そんな中、愛することのできない母親の手記と、愛されたかった娘の回想が展開される。それらは、同じ出来事を見ているはずだが度々食い違い…。

永野芽郁、戸田恵梨香(C)モデルプレス
永野芽郁、戸田恵梨香(C)モデルプレス
<読者コメント>

・「内容はすんなり理解できるストーリーではなくて色々考えさせられるストーリーだけれど、逆に観る度に気づきがあって何度観ても飽きない映画。2回目に観た時は全てを知った上で、また、キャストの方々のインタビューなども聞いた上で観たので、『ここはこうだったんだ!』など違う楽しみ方もできた」

・「『ハコヅメ』の最強ペアから母娘で帰ってきて、2人の演技力に圧倒されました!母の真実、娘の真実と2人それぞれから見た目線が違う映画はあまりないので、今までにない素晴らしい映画だと思います!」

・「母性が親子を狂わす展開が壮大で衝撃的だったから」

・「お2人のお芝居が本当に凄くて、終始引き込まれたから!また、大好きなとだめいペアがまた見れて嬉しかったから!!」

・「自分だったら、理不尽な世の中や辛い状況に置かれた時にどういう対応をするか、母性というテーマがありながらも、人と人が接する関わっていく上で正義をどのようにして守るのか、色々なことを考えさせられました。原作をはじめ、キャストの皆さんの演技がとても素晴らしくて、もう一度観たいと強く感じました」

8位:「窓辺にて」

中村ゆり、稲垣吾郎 (C)モデルプレス
中村ゆり、稲垣吾郎 (C)モデルプレス
<あらすじ>

フリーライターをしている市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集者の妻・紗衣(中村ゆり)と売れっ子の作家との浮気を知っていたが、言えずにいる。その上、浮気を知った時に芽生えた感情に悩んでいた。ある日、茂巳は文学賞受賞式で高校生作家の久保(玉城ティナ)に出会い作品のモデルが気になってしまい…。

今泉力哉監督、中村ゆり、稲垣吾郎、玉城ティナ (C)モデルプレス
今泉力哉監督、中村ゆり、稲垣吾郎、玉城ティナ (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「登場人物たちが繰り広げる会話がとても心地よく、観た後なぜか心が浄化されたような気持ちになる。140分があっという間に感じて、何度も観たくなった」

・「キャスト全てがバシッとハマっていて素晴らしい。稲垣吾郎の存在感。11月に3回観に行ったが、大きな事件は起きないのに、まだ観たかった。まだ忘れられない不思議な感覚が残り続けている、初めての体験だった」

・「映像が綺麗でセリフのやり取りもテンポが良くて飽きなかった。稲垣吾郎さんと玉城ティナさんの組み合わせが新鮮だった。おじさんと高校生作家のちょっとバディっぽい感じが面白かった。稲垣吾郎さんと中村ゆりさんの大人の夫婦関係も重過ぎなくて、でもちゃんとシリアスで見応えがあった」

・「今泉力哉監督の真骨頂。稲垣吾郎しかできない役」

・「メインキャストから1場面しか出ない人まで、全員のことが愛おしくなる脚本と役者さんたちの演技が最高でした」

9位:「左様なら今晩は」

萩原利久、久保史緒里 (C)モデルプレス
萩原利久、久保史緒里 (C)モデルプレス
<あらすじ>

同棲していた恋人に振られた陽平(萩原利久)の前に、ある日突然、女性の幽霊が現われる。“愛助”と名乗る幽霊(久保史緒里)は、部屋で陽平を観察しており、彼が面倒ごとから逃げていたから振られたのだと指摘する。しかし生前に恋愛をしなかった愛助は、男女の付き合いに興味を示し…。

萩原利久、久保史緒里、高橋名月監督 (C)モデルプレス
萩原利久、久保史緒里、高橋名月監督 (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「非現実な物語なのに演じてる俳優さんの本当にリアルに動いていく感情表現が甘酸っぱくも切なくて、何度も映画館に足を運びました!」

・「幽霊と人間が一緒に生活するという現実ではありえない設定で、怖いはずの幽霊が愛おしく思える映画でした。幽霊と人間の時点でハッピーエンドで終わることは無いと知っていながらも、2人には幸せになって欲しいと願ってしまう素敵な映画だったからです」

・「儚いのに純粋で可愛い不思議な感覚の映画でした。萩原さんの場面ごとに少しずつ変化を持たせる演技と、久保さんの半透明感のある美白さと可愛さ。この2人じゃないと成立しないのではないかと思わされました」

・「派手な事柄が起こるわけじゃないけど、日常に起こった1つの非日常によって、少しずつ変化してゆく様子が絶妙でした」

・「久保史緒里さんの透明感と、萩原利久さんの吸い込まれるような眼力、そしてロケ地である尾道が持つ温かさが合わさった、心揺さぶられる魅力的な映画でした」

10位:「ある男」

窪田正孝、妻夫木聡 (C)モデルプレス
窪田正孝、妻夫木聡 (C)モデルプレス
<あらすじ>

弁護士の城戸(妻夫木聡)は、以前依頼者だった里枝(安藤サクラ)に、事故で亡くなった夫の“大祐”(窪田正孝)の身元調査を相談される。里枝によれば、疎遠だった大祐の兄が、法要で遺影を見て別人だと告げたという。“ある男”の正体を追う城戸の胸には、真実に近づくにつれ複雑な思いが芽生える。

平野啓一郎氏、柄本明、窪田正孝、妻夫木聡、安藤サクラ、眞島秀和、石川慶監督 (C)モデルプレス
平野啓一郎氏、柄本明、窪田正孝、妻夫木聡、安藤サクラ、眞島秀和、石川慶監督 (C)モデルプレス
<読者コメント>

・「これは傑作である。余白のある映画。役者も絶品」

・「丁寧な心理描写と息を飲むストーリー展開に心奪われました」

・「キャスト、脚本、演出、全てが素晴らしい傑作です!特に窪田正孝さんの息を呑む演技に惹き込まれました…!」

・「出演している俳優さん全員の演技が素晴らしく、質の良いヒューマンミステリーを見せていただいたからです」

・「観終わった後の余韻がこんなに残る作品も珍しいと思います。脚本、演出、キャスト…どれを取っても素晴らしかった」

(modelpress編集部)
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