磯村勇斗、役作りのこだわり明かす「現場で生まれるものが多かった」共演者に感じた凄みとは?<PLAN 75>
2022.07.07 15:27
views
俳優の磯村勇斗が7日、都内で行われた映画「PLAN75」大ヒット記念舞台挨拶にメガホンを撮った早川千絵監督と共に登壇。役作りのこだわりを明かした。
「PLAN 75」
女優の倍賞千恵子が主演を務め、第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部門に正式出品され、早川監督が「カメラドール特別表彰」を授与された同作。超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自らの生死を選択できる制度「プラン75」が施行される近未来を舞台に、その制度に大きく翻弄される人々の姿を描く。磯村勇斗、役作りのこだわり明かす
磯村は「プラン75」申請窓口で働き、日々、高齢者たちに優しく丁寧に「死を選ぶ制度」を推奨している市役所職員・岡部ヒロムを熱演。「台本を読んでいる時は『どういう風にヒロムを構成していこう』と考えていました」と役作りについて切り出した。「機械的な部分と、人間的な部分の気持ちなど感情の変化を一気に見せるのではなく自然に細かく表現できるように…」とそのこだわりを告白。「現場で監督と細かく話し合いながら、台本を読んでいる以上に現場で生まれるものが多かった」と語った。
ヒロムに変化を与える叔父・岡部幸夫役のたかお鷹との共演について、磯村は「クランクインの日だったかな…俺たちあんまり話さないようにしよう」と話したという。「ヒロムと叔父との関係として久々に再会したという感覚にしたかった。変な、気持ち悪い2人の時間が現場でもオフでも流れていて、先輩としての凄みを感じた」と話した。
最後に「公開して本当にたくさんの人に観ていただき嬉しい気持ちです。大ヒット舞台挨拶もなかなかできないことだと思うので」と噛みしめるように話した磯村。「まだまだ、自分たちと同じ若い人たちにたくさん観ていただきたいですし、社会への関心を持っていただきたい。若い人たちがぜひ(作品を)広めていって欲しいです」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
戸塚有輝、お気に入りは「鍋のシーン。優しい視線に温かくなると思います、鍋だけに(笑)」<ウルトラマンアーク THE MOVIE>WEBザテレビジョン
-
八木勇征、最近した初めての経験を明かす「勝手に涙が」<映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」>WEBザテレビジョン
-
FANTASTICS八木勇征「勝手に涙が出てくる」初体験告白【僕らは人生で一回だけ魔法が使える】モデルプレス
-
宮本信子、映画『お葬式』撮影当時の伊丹十三監督を回顧「一番この作品の伊丹さんの顔はすごかったです。ニコニコで」WEBザテレビジョン
-
木戸大聖「むちゃくちゃ怒られた」相手に謝罪【ゆきてかへらぬ】モデルプレス
-
岡田将生、高校時代の「すごく悲しくなった」思い出を明かす<映画「ゆきてかへらぬ」>WEBザテレビジョン
-
広瀬すず、ウエスト穴開き×スリットドレス姿で登場 16歳当時の「大喧嘩」エピソード明かす【ゆきてかへらぬ】モデルプレス
-
広瀬すず「大けんかした」夢中になりすぎて感情的になった過去のエピソード明かす<映画「ゆきてかへらぬ」>WEBザテレビジョン
-
中島健人、ソロ活動を振り返りしみじみ「一人になって一人じゃないことに気付いた」<ボクらの時代>WEBザテレビジョン